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帰ってちょっとPSOをやって一眠り……したら、体調が凄いことに。
なんつーか、酔っ払ったときみたいな。三半規管が狂ってる系、とでもいうのか。世界が回ってる感じ。発熱感とかはないんだが。頓用で飲んだソラナックスが切れたせいか、はたまたアナフラニールの服用量を減らしているのが悪いのか。
_とりあえず寝て、明日の朝の様子を待つか。
本当はもっと早くにやっとけ、という話もあるが、ありえない人にありえない制約を課してみたうちの、おそらく最大の成果をようやく見てみる。問題無茶な提案をした甲斐はあったかなあ、という感じ。
ところで今回の企画における俺的最大の問題は自分に課せられた成果がいちばん緩いというあたりか。ぎぎぎ。
ところで火曜日の午前中に貰ってきたばかりの薬袋が行方不明です。コンビニ袋と間違えて会社のゴミ箱へシュートされた疑惑が濃厚。仕方ないので明朝にもう一度病院行くかー(弱
と言った趣きで病院へ。念のためQoLとか懲罰的とか論理的に喧嘩するためのあれこれは考えて行ったのですがとりあえずは無事に杞憂で終わりました。まあ、イエローカードは頂いてしまったのだろう、ぐらいには思っておくことにするつもりです。
何故こんな詰まらなそうな試合を放送するんだTBSよ。いや、「ベッカム様率いるイングランド代表の試合だから」というのはわかるんだけどさ。くそう。WOWOWに加入するかと本気で考えてしまいそうだ。
_そして試合は実際に詰まらなかった。選手の組み合わせがなんともちぐはぐなイングランド(良いクロッサーがいるのに高さ・強さで勝負するFWがいないとか、スピード勝負するFWがいるのにキラーパサーがいないとか)は、フランス戦よりはましだが相変わらずペナルティエリアにべたっと引いて守る形。攻撃はひたすら個人技頼み。確かに個々のレベルはあるんだろうが正直チームとしては……といったところ。対するスイスはチーム意識こそあれどこちらは個々のレベルが正直どうよ、というわけでなんともダイナミズムがないまま前近代的なゆるいフットボールが展開された。
前半こそ、時折スイスがサイドバックの飛び出しでサイド深くまでの侵入に成功し、何度か形を作ったが、後半になるとその動きも消えた。イングランドの守備は素人目にもサイドから攻めたら破綻しそうに見えるのだが、チームオーダーは出なかっただろうか。おまけに審判の空気を読めないカード出しでよりによってスイスのサイドバックが退場。
こうなると後は延々ゆるいフットボールでイングランドが個人の地力で撲殺勝ち。なんともコンテンツのないゆるい試合だった。
誰もが殴りあいのゲームを期待したカードは、監督の差で決まった試合となった。
_オランダは伝統的な攻撃的4-3-3、対するチェコは普段の4-1-4-1を若干アレンジした4-1-3-2というべきスタイルで開始。そして、お互い攻撃的なゲームを展開する。流れは五分に近かったが、立ち上がりの幸運はオランダに微笑んだ。4分、19分と立て続けにゴールを奪う。しかしチェコの命運は尽きなかった。その直後、23分にパスミスのインターセプトからラッキーなカウンターが決まって2-1。
_そしてそこからが、もう1人のプレイヤー――監督の腕の見せどころとなった。
_ブリュクネル監督は、名監督と呼ぶに相応しい。常に意志を持った戦術的采配を駆使する監督だが、この試合でも全ての采配に明確な理由があったように思う。
1点返したにも関わらず断行された25分のグリゲラ→シュミツェルはオランダのサイド、というかロッベン封じと見てよかろう。
62分のガラセク→ハインツはロッベンがいなくなったことによって減ったプレッシャーを攻撃に回すため。
75分のコラー→ロゼフナルは引き分け狙いというよりは、スコア的に打ち合いになることを予見した上で、ポスト役(=攻撃スペースのコーディネート)のコラーを不要と判断してのシステムチェンジが狙いだったのではないか。
選手の入れ換えに柔軟に対応する選手のクオリティがあって始めて可能になるやり方だが、その上で采配でチームの実力を完全に発揮させる手腕は、ヒディンクあたりと比肩するものだろう。
_対するアドフォカートの采配は、消極的で平凡な狙いしか持たないものだった。
59分のロッベン→ボスフェルトは特に酷かった。確かにロッベンのプレーの危うさ(いつレッドカードを貰ってもおかしくない雰囲気はあった)は気にかかったろうし、そこも含めてセーフティを取りたかったのであろう。だが、間違いなくMoM級の働きをしていた選手を交替させるのは解せない判断だった。79分ファンデルメイデ→レイツィハーは、ハイティンハの退場を受けての間に合わせの交替。86分セードルフ→ファンデルファールトの交替も、単にフレッシュな選手を入れようというだけの交替だろう。
_PKを取らないが、危険なプレーには比較的忠実にカードを出す(でも何度か見逃しはあった)審判に助けられた面もあろうが、それでもチェコは強かった。2-0のビハインドにも関わらず、監督から果敢に攻撃を志向したチェコと、監督の見せた守りの姿勢が選手達の足を引っ張ったオランダ。そんな構図が、そのまま結果に反映されたように思えてならない。
_ともかくもチェコはチームとしてのクオリティの高さを見せつけながら勝利して、何処よりも早い決勝トーナメント進出を決めた。このチームは本当に、強い。
GD#で著作権回りの小論文集みたいなのを作りたいなー、と思ってます。
ひとまず火塚氏にはそれっぽい依頼を打ってあるのできっとそんなものが上がってくることでしょう。
あとはまあ、ぐちゃぐちゃな書きなぐりをちょろっと清書したぐらいでもいいからいかが?、なんて声を書けてみるテストとか。
_ついでにIRCNetに#gamedeepでもつくっておくかー、みたいな。
権利消尽について説明するかどうかはともかくとして、権利消尽というシステムそのものを見直す議論をすることに意義はあると思うのですが。
つっても、実際にその議論を立証するためには、以下の手順ぐらいは必要だと思います。
_blog的と言うかQuickHack的、ブレインストーミング的議論法で行くなら、証拠の提出ステージとかは忘れてバンバン仮定で議論してもいいと思いますけどねー。「きっとこんなデータが得られるだろう」という見立てさえあれば、証拠は後付けで探せばいいと思うのですー。
_ただ、前提となってる見立てのすり合わせは議論しながら暗に行うとか、細かいところにはお互い適当に目をつむる、というあたりのメソッドの合意がないと、得てして揚げ足取りまくりの不毛な論戦と化すわけですが。
是非、現実逃避してください。大歓迎いたします(ぉ
_――は、冗談としても。参加して頂けるなら大変ありがたいです。とりあえず〆切を与えてみると面白そうなものが出てきそうだ、という思い付きで声をかけた次第でありますので、乗るか乗らぬかはお任せします。
_そもそも著作権テーマで本を作るという案自体が、一連の議論を見ていての思い付きなわけなのですが。高橋さんとごうさんの間のやりとりとか、突き詰めると面白い結論が出そうな話が埋没してしまっているのが残念なので、そのへんサルベージしつつ再構成してみたい、という発想があったりなかったり。
そんなわけで放って置くと引用しまくった挙げ句なにやらでっち上げてしまいそうなのですが、そんなことを勝手にされるよりは俺がやる理論でなにか書きませんか〜、とは言っておいてみます。言うだけ系。
_他にも書きたい人は随時募集中ですし、勝手にリクルートして執筆者を増やすのも可ですので。
開発期間が短いからこれ使ってください、と言われて客から貰ったライブラリが非常に使えないことが判明してげんなり中。結局自分でデバイスだのシリアルだのを叩かなきゃいけないですか。なんか凄い負け気分。
騙すことに成功(ぉ したようなので必要事項等の連絡をば。
〆切は8/1ぐらい。フォーマットはLaTeXの方が嬉しいです(編集にはpLaTeX2eを使用しているので)。体裁については後程pLaTeXのクラスファイルを公開してしまうのでそれをお待ちください。分量についてはお任せしますが、生テキストで20KB程度までが目安だと思ってください。図表等の使用については、pLaTeXであることを念頭に置いて準備してください。
それから、記事掲載時の基本ライセンスには念のため目を通しておいてください。同意できない場合は別途権利表示の添付をお願いします。
315円。
商品として出る以上これは採算が取れると思って発売されるわけであり、これで採算が取れるということがいったいどのようなことを意味しているかを考えると非常にアレだ。カバヤと問屋と店舗の利益と水野晴郎に払われる印税? というものがかかっていることを考えると笑いだしたくなる勢いだ。この価格はおおむねまともなDVDソフトを(物として)一本生産するのにかかる実費程度の金額と見て間違いなかろう。
_ほぼ市場価値の消滅した旧作だからできる芸当だろうが、コンテンツの値段の内訳を如実に晒してしまうというあたりで画期的すぎる。あまりに画期的すぎてどう反応していいものかわからないぐらい画期的すぎる。
どうにかこうにかグループリーグは突破したものの、ジダンもアンリも今ひとつなフランス。対するは、開幕戦のパフォーマンスが決してフロックではないことをグループリーグを通して証明してきたギリシア。
_ポルトガルに対してもそうしたように、相手にボールを持たせた上で中盤からの積極的な守備とカウンターで戦うギリシャ。勿論フランスは、タレントを活かしたポゼッション・フットボールで挑む。
フランスが攻め、ギリシアが素早いカウンターで反撃する。ポルトガル戦とまったく同様の展開に、常に匂いは漂っていた。ギリシアは決して引いて守るチームではない。ボール支配こそ相手に与えるが、中盤から積極的に守備を展開し、相手のボール支配を攻撃機会に転じさせない。
対するフランスは、やはりチームとしてのバランスを欠いていた。アンリは前線から守備を展開し、中盤〜サイドでの突破をベースとするゲームメイカー的FWだ。むしろギリシアのようなチームでこそ力を発揮する選手だろう。だがアンリは、得意な役割を与えられずに漂泊していた。あるいはジダンも、本来求められる機能を果たしていなかった。ボールは持っていられる。だから、攻めて行くことはできる。だが、決して圧倒的ではない。それでもチーム然として見えるのは、やはり個々の能力の高さだろう。だが、決して組織的なチームではなかった。
_やるべきことをやっているのは、明らかにギリシアだった。フランスは悪くはないが、良くもなかった。だが、ギリシアは良いチームだった。
果たして。65分、ギリシアがゴールに一撃を突き刺した。
その数分後に、サンティニ監督がようやく動いた。サア、ヴィルトールを投入し、その数分後にはロタンを投入した。特にサアの傲然と形容したくなるセンターフォワード然とした攻撃と、執拗なロタンのサイドアタックは、ずっとフランスに欠落していた得点の匂いをようやくもたらした。だが、遅かったのだろう。フランスは試合のペースを遂に掴むことはできず、ゲームは終わった。
_大金星――この勝利はそう評されるだろう。だがそう呼ぶには、あまりにフランスは不甲斐なかった。もちろん、最上の仕事をしたギリシア代表、あるいはギリシア代表に統率をもたらしたレーハーゲル監督は賞讃されるべきだろう。
しかしフランス代表は、事実上ジダンを欠いていた。そして、ジダンを欠いたときのビジョンを見出せないままで、終わったのだ。サンティニ監督の仕事はフランスというチームのポテンシャルを信じることだったのだろう。だが信じて継続するという選択は、もっとも大事な大会で裏切られるという結果をもたらした。ジダンのフランス代表の最後ということを考えるなら、これはあまりに不甲斐なく、悲しい試合だった。
こういう大会だと、グループリーグの後の数試合には、必ず付きまとうジレンマがある。必ずと言っていいほど、何試合かはこういう試合が生まれる。どちらも勝利するべき試合、そして運命が正規の時間の間に決着をもたらさなかった試合である。
これは、そんな試合だった。
_グループリーグのオランダは、甦っていく過程そのものだった。不甲斐ないドイツ戦があり、至上に近いパフォーマンスを見せながら相手にそれ以上の力で叩き伏せられたチェコ戦があり、その敗戦から好パフォーマンスだけを受け継いだようなラトヴィア戦でチームはチームとしての姿を獲得した。
対して、スウェーデンは大会が始まった瞬間からほぼベストなパフォーマンスを発揮し続けている。やや守備的ながらもメリハリの効いた好試合を展開し、ここまでを順当に(と言うべきであろう)戦ってきた。
_素晴らしい試合だった。
ドラマは120分に渡り繰り返された。サイド、中央、ロングボール、ショートパス――あらゆる手段を使って攻撃を仕掛けていくオランダと、それを受け止めた上で極めて組織的なカウンターを幾度も繰り出すスウェーデン。互いになすべきことをなし、けれど結果は生まれなかった。こういう試合を決める天佑は、いずれにも微笑まなかった。
_だが大会は結果を求める。人は天に逆らってでも、どちらかに天佑を傾けねばならない。PK戦、そしてオランダが勝利。いずれもが勝つべき試合であったが、サイコロはそのような目を出した。