_ another blog@hatena/Wiki/BBS
起きると時計がずいぶんいい時刻を指していて、ああこりゃ遅刻だなーと思いつつ慌てて出仕度。と、慌てているうちは良かったのだが家を出てすぐ息苦しさを感じはじめた。今日はあんまり良くないかなー、と思いながら頓服の薬を飲む。
しかし遅かったのかはたまた逆に薬を飲みすぎたのか。ただいま会社の自席にて頭痛/呼吸困難感によりへろへろ中。たぶん夕方近くまで自席でくたばってるパターンだな、こりゃ。
買ったマシンがやってきた、ということでセットアップ開始。
_OSにはFreeBSD6.2を選択。とりあえずFTPインストールでベースシステムを入れる。
まずはユーザーを移行、しようと思ったところでちょっとひっかかる。WHEELSUを使っていたのがFreeBSD5移行ではpam化のために出来なくなっていた。あれこれと調べてみるがpamの認証チェイン機構では(ifに相当する構文がないので)「wheelグループのみ、自分のパスワードが入力できたら」という条件を記述できないような気がする。つことでWHEELSUに相当するものの導入は諦める。sudoがあれば代用できるのでそっちに移行することに。
_ホームディレクトリの移行はちょっと面倒。/home以下をまとめて移動させるにはroot権限が必要だが、oldhostがグローバルIPなのにnewhostは(まだ)ローカルIPなので、少し細工が必要になる。
今回は以下の方法でやってみた。
まずoldhost上にfifoを作る。
oldhost# mkfifo /tmp/fifo
次にnewhostでそのfifoに入ったものを受け取るようにする。
newhost# ssh oldhost 'cat /tmp/fifo' > home.tar.gz
最後にoldhostにてfifoにtarの出力を叩き込む。
oldhost# tar czf /tmp/fifo -C /home *
sshのportforwardを使う(newhost->oldhostにログインして逆方向にトンネルを通す)ほうが一般的な気もする。
master.passwdの移行もまあ同様に。oldhostからnewhostにファイルをコピーして、差分を手パッチで。
_make.confも同様に手パッチして、portsで必要と思われるものをインストールしていく。
依存関係は怪しいけど入れたもの/入ったもののメモ。
security/sudo net/rsync shells/bash -> libiconv -> libtool shells/bash-completion lang/perl5.8 -> p5-gettext net/cvsup-without-gui -> ezm3 -> gmake sysutils/portupgrade -> ruby -> ruby18-bdb -> db41 devel/subversion -> apache2 -> autoconf -> gettext -> m4 -> help2man -> expat -> db4 -> neon security/portaudit
_本日はここまで。明日はcvs及びsubversionのレポジトリの移行準備の予定。
本日はsubversionのデータ移行。
「マシンが変わるときはdumpしてloadしましょう」的な記述もあることだしそのように。データ転送には昨日作ったfifoが残ってるのでそれを流用。
まずnewhost上に新しいsubversionのレポジトリを作る
newhost$ svnadmin create /path/to/repos
oldhostでfifoに向かってdumpをかける
oldhost$ svnadmin dump /path/to/repos > /tmp/fifo
で、ssh経由でfifoからdumpを受け取ってload
newhost$ ssh oldhost 'cat /tmp/fifo' | svnadmin load /path/to/repos
以上でおしまい。しかしこれで取れたのはあくまでdump開始時点でのコピーなので、最終移行時に再度差分dumpを転送する必要がある。これは以下のコマンドで実行する予定。
newhost$ svnlook youngest /path/to/repos
でリビジョンを調べてから、
oldhost$ svnadmin dump /path/to/repos --revision [REV]:HEAD > /tmp/fifo newhost$ ssh oldhost 'cat /tmp/fifo' | svnadmin load /path/to/repos
でOKなはず。
_cvsもやっておこうかと思ったけど本来の業務の方でちょこちょこ割り込みが入ったのもあってそっちまでは手がつかなかった。そっちは最近使用頻度も低そうだしドカンとrsyncでいいかなー、とか思ってたり。
二次創作話。言及先にも書かれてるような受け手の話で考えるなら仰るとおり。しかし描き手を育てることを考えた場合、特に漫画においては入り口としての二次創作の果たす役割は大きいような気が。漫画でなくともまず好きなキャラクターのイラストを描いてみるところとかかから入るわけで、その入り口を過度に塞いじゃったら漫画という土壌そのものが最終的には衰退するはず。
_近頃話題の「おふくろさん」の話とかでも思うのだけど、模倣や改変そのものを禁止できるってのは権利として強すぎると思う。特許権程度の強さ――真似は出来るが金は取られる――ぐらいのが妥当なように思うんだけど。そのへんなあなあにしてうまくやるのは日本人のいい点だと思うのだけれど、最近世の中はだんだん身も蓋もないプロトコルに傾いてきてるようにも思うし、だとするとなあなあを期待せず権利そのものを弱めるべきなんじゃないかなあ、とも思う。