Whiteのふりーとーく

2003年4月前半

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_ 掲示板:YaPW 旧掲示板 SMIL Boston日本語訳(頓座)


4.3

@再びあつらえる(1)

四月から会社のオフィスが一フロア増え、所属部署が増えたところに引っ越した。

ということで、机やら椅子やら電源やらネットワーク配線やらが新しくなった。のだが、以前やったような素敵なあつらえ品が用意されているはずもなく、16ポートハブがごごんと机の上に乗っている状態だったりする。とりあえず一つだけは以前の板を回収して吊しているが、あちらこちらの机の上にハブが鎮座ましまして空間を圧迫しているこの状況はよくない。

以前はアルミ板一枚まるまるを中抜きして利用したが、これは豪華過ぎる試作品であった。量産型となる今回はもっといいかげんに、適当な板二枚を机の間にブリッジさせてそこに吊す予定。

ということで昼休みに新宿のハンズに行って品の見立て。木材は却下。必要な強度を出そうとするとこれがかさばる。で、密かにアクリル板を狙っていたのだが、アルミ板との比較に敗れた。アルミ板と同程度の強度がありそうなアクリル板はアルミ板より厚く、しかも値段も高い。加工費入れると費用が逆転する可能性こそあるものの、厚さは敵との判断が優先され、材料は以前と同じくアルミに決定。

ついでに新フロア用に工具セットとか調達して帰還。


4.8

@帰る。

週末から、ANAの超割適用期間を利用しつつ、法事で福岡に行っておりました。

従兄姉の子らに少々ばかり振り回されたり、強くもない酒を呑まされて潰されたり、俺は憶えてないのに向こうは俺を憶えている御老体の方々に思い出話を聞かされたり、とこの手のイベントぽい通り一遍のことを過ごしつつ。

最終日だけは休日らしい休日を取り、吉野ヶ里〜太宰府天満宮などと観光。吉野ヶ里はなるほど、専門の人が見たらよだれをだらだら垂らしそうな素晴らしい遺跡っぷり。俺様は地図を見ながら「この道路を作ろうとしたら見つけてしまったちっく?」とか微妙に違う楽しみ方をしたりもしてましたが。

で、日も変わろうかというころにようやく帰還。

_出がけにバタバタしたせいであれこれ忘れ物があったり、結局使わないものも持っていったり、旅慣れなさも露呈しましたですか。もっと日常的携帯が可能なデジカメが欲しいです。すなわちExlim祭とかの予感?

@

ツッコミビリティ重要。


4.9

@向かい風の日

向かい風にやられてスピードが上がらない通勤路。

急ごうとしてもちっとも速度が上がらない。しばらく頑張っていたのだけれど、そのうちになんだかあきらめがついて、「速く」とか考えるのをやめてみた。姿勢を正し、うららかな春の空気に身体をひたして、ただペダルを踏み込むと、面白いようにすうっと自転車が進む。スピードメーターはみないけれど、きっと苦労してたよりずっと進んでいる。

流れが激しいときは、流れに逆らわないこと。力を入れて立ち向かうのではなく、ときには流されてみること。そういうシンプルな答えを、実感してみた。

@運用開始?

長らくこっそりミラーだけは行っていたwhite.niu.ne.jpを、それなりに使えるようにしてみる。実は日記システム的には既にniu側の方がプライマリだったりもするのだけど。

そんなわけで、半年ぐらいかけてぼちぼち移動していく予定です。よろしく。

@システムのためのシステム

free cultureの日本語字幕付きFlash。たいへんシンプルに、Lessig氏の抱える問題意識を表明している講演である。同時に、「hackerなんて所詮マイノリティだ」という指摘でもあるのだが。

若干、煽導的な色が強いようにも思えるのだが、向こうではDMCAとかが存在していたりするので、日本より事態がなおさら深刻なのだろう。

日本で、と言えば「プログラム/データのメモリへのロード」は日本においては「コピー」と見倣されない(参考:ソフトウェア・ライセンスの法的根拠に関する考察)ことには注意。

_なんにせよ、リアルに見えて行えることが法などの概念的によって禁止される、というのはよろしくない状態である。わかりにくいし、面倒くさい。おまけに従来利権者の都合で技術革新を制限されるような羽目になったのでは本末転倒だ(少なくとも、著作権にとっては)。コピーとアンチコピーのいたちごっこをするぐらいなら、もう少し生産的なことに時間費せ、と言いたくなるのは俺だけか。

_マクロな視点で見るならば、この著作権を巡る戦いはプラス・サム・ゲームをゼロ・サム・ゲームに叩き落すという不毛な変更によって始まっていると考えることもできる。これまで人類が上積みしてきた文化についての所有権の争い、あるいは上積みできる権利の争い――というのがいかに馬鹿げていることか。「これ以上積み上げるなら有料だ」というわけだ。そんなにも、次代が根を張るべき大地を腐らせたものにしたいのか?

_とまあ、いつものような話になってきたあたりで与汰話に持ち込んで終らせることにしよう:完全記憶を有する人がいるとする。彼は記憶から一字一句間違えることなく本の内容を取り出せる。それでは、彼が本を読むのはコピーに相当するのか?


4.11

@通勤

九段の坂は見事なまでの桜吹雪でした。52:22。


4.15

@記録。

ここしばらくの思考やら会話やらのメモ


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