Whiteのふりーとーく

2000年12月後半

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_ 掲示板:YaPW 旧掲示板 SMIL Boston日本語訳(頓座)



@風邪でごろごろ。

……のはずが、暇にまかせてProgressiveの原稿書いたりとか、ベアルファレスをやってたりとか。

あー、GameDeep用にpLaTeX回りの設定もやってましたねぇ。

@フォント追加 to pLaTeX & GhostScript

おうちのWindows機のpLaTeXとGhostScriptに、にフォント追加してdvipskで変換もできるようにしました。ろくなドキュメントもみずにやったので、時間かかりまくり。素直にTeX で多書体をあたりから文書あさればいいのに、あれこれ試行錯誤してました。

pLaTeX用には追加フォント用スタイルファイル・fd(font description?)・tfm (tex font metric)を追加。dvipsk用にはvf (virtual font)の追加とTeX -> PSフォント置き換えテーブルの追記。でもって、GhostScript用にはvflib用のTrueTypeフォント追加設定を行ないましたです。その後、psbookとかps2pdfとかを駆使して、望みの形で印刷できるようになってることを確認。

@ベアルファレス

2000/09/28発売、SCEI / zealsoft。

ミッションクリア型のアクションRPG。13人の戦友たちそれぞれのキャラ固有のトラップを駆使する、アクションパズル的な要素も持つ。

イラストと世界観には強烈なミスマッチがある。わりと骨太な世界観、意外にヘヴィな物語。しかし全体としては、イラスト通りなノリの作品なのかも。

戦略性もあり、キャラゲーとしても十分遊べる。いろいろと小盛りな印象もあるけれど、よくできた佳作だと思う。

_それから、このゲームをやりながら、「なんで『○○と仲良く』とか提案できないんだ」とか口走るのは毒されている証拠です、たぶん。


@卒業研究。

これまで予備実験として、テスト環境で作ってたブツを、カーネルに組み込んでみる。

ドキュメンテーションされてない手順を確認し、あれこれ詰まりながらカーネルソースツリーにブツを突っ込んで必要な変更を加えて、コンパイル。

十数分間の暇をもてあましてから、vmware上のテスト環境を、件のカーネルから起動させる。ログを見た感じでは、モジュールそのものの組み込みはうまくいった模様。

@GameDeep

原稿を書いたり、座談会の記録を編集したり。

あとは座談会のまとめをやって、執筆陣からの原稿を待って、組版、印刷、製本と。

組版〜の作業は、1日あればできそうなことがわかってるので、ま、あとは原稿さえ揃えば。


@困ってみる。

ときに、日本時間2:00AMごろ……だから、20分ほど前ですか、そのぐらいにツッコミ下さった方、質問の意味を掴みかねてるんですが(^^; 文中の「ルート」が、「経路」のことなのか「根っこ」のことなのかとか、つーか行きたいんならURLそのまま叩けばOKですとか、いろいろアドバイスはできそうなんですけど。

あー、ちなみに話はつい先日の「構想の崩壊」のコメントアウトの中身で挙げた文書の話です。

@Netscape6

そそ、Netscape6を試しに使ってるのですが、そしたらコメントアウトの閲覧が上手く辿れなかったので、そのへんhtmlを修正してみましたです、はい。


@WEB for Web?

某企画絡みで、ちょっとしたアンケートフォームの実装過程などを傍観。企画グループ内で、およそPerlの技術が一番あると思われるのは私なのだが、私が伏せっていた間に話が進んでいたため、傍観モードなのである。

で、html + CGI という実装の都合上、どうしてもUIと処理部を別個にかかなきゃいかん。いかんわけだが、傍観していて思うのだ。効率悪いな、と。

というか、それこそWEBみたいに、単一ソースにhtmlとCGIのスクリプトを一緒に書いておいて、フィルタで2つにバラす、とかやれれば便利だろう。ちなみにWEBというのはWorld Wide Webではなく、Knuthの作ったアレである。一般人はおよそ知らない。

無論、汎用のCGI to CSVとかCGI to XMLとかのスクリプトを作ってもいいわけだが。

@VMwareで快適カーネルリモートデバッグ

研究室でふにふにしてたら、ふらりと登場した先生に捕まってvmwareでカーネルデバッグな講習会。ホスト側がLinux、VM側もLinuxで、VM側のカーネルをリモートデバッグする場合のお話。

まずは環境設定から。

_ホスト側
VM側のLinuxが未起動の状態で、VMwareのSettings->Configuration EditorのSerial Portsで、適当なポートを、Type: TTY、Path: /dev/ptyz0 とかに設定。その後おもむろにVM側のLinuxを起動。
_VM側
/dev/ttyS0とかのパーミッションは666が望ましいようなのでそうする。
gdbstubというコマンドが必要なので用意する。カーネルソースのどこかにある(今回の場合、arch/i386/kernel にあった)。これを/usr/local/bin とかにコピーするのが吉。

環境設定ができたら、いざカーネルデバッグ。

_ホスト側
(VM側で使っている)カーネルソースのルートで gdb vmlinux
_VM側
gdbstub を実行→wait状態に入る。
_ホスト側
gdb上でリモートデバッグの実行開始(補足で説明してる、rmt というコマンド(マクロ)を実行するとよろし)

ってな手順でカーネルのリモートデバッグが可能になる。リモートつっても、全部同じ実機上で動いてるわけだが。

やめる時はちょっと注意。gdb上で全ブレークポイントを解除し、c(continue)でカーネルを動作状態に。その後、vm側のgdbstubをおもむろにCtrl-Cで止め、ホスト側でgdbのプロセスをkillすること。


@VMwareで快適カーネルリモートデバッグ、の補足

書き忘れた点の補足。ホスト側のgdbを起動するディレクトリ(この場合はカーネルソースのルートですな)の.gdbinitに、

define rmt
set remotebaud 38400
target remote /dev/ttyz0
end

こんな感じの記述を書いておくこと。要するに、"rmt"というリモートデバッグ用のマクロ定義である。別段コマンドを手入力してもいいだけど、ね。


@GameDeep

出ます。第3号です。いつものように全力で味気ない本です。基本的にAirとガンパレの考察本です。でも、シナリオとかの評価はぜんぜんやってなくって、ゲームとして、ゲームを使った表現としての考察ばっかりやってます。あ、行程の都合で目次に書き忘れたりもしてるけど、EAT-MAN RPGのルールの抜粋を掲載してます。

値段は相変わらず100円です。Comic Market 59の12/30(2日目)の西2 く29aeworksさんに委託させてもらってます。

にも関わらず、当日の私はジャンク・ヤードで売人、もとい売り子やってます。場所は西せ07aです。ですのでそっちでもこっそり売られているかも知れません。むしろProgressiveの新刊を買って読んでやってください。

そうそう、服装はいつものむやみな蛍光オレンジだと思います。見ても笑わないでやってください。あれ着てないと、個体識別されないケースがマジであったので、もうあそこには一生アレを着ていかないとダメなようです。くそう。


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