Whiteのふりーとーく

1998.6月・参照リンク先:9806.html#月.日

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6.4
進級は、したらしい。

とにもかくにもめでたいことだが、それにつけても忙しい。
それも、学業以外が。

下の方にリニューアル云々が書いてあるが、忘れてくれ。
(いや、大元にこのページを移したけど)
どうもそんな時間が生まれる気配がない。
友人に挿絵を頼んでしまったオリジナルの小説本とか、
あっちこっちで出すモノの原稿とか、
あるいは所属サークルでやろうとしてるイベントの企画進行とか。

いずれからも体半分逃げてるという話はあるが、
いずれからも逃げられないわけだ。
こんな生活してると、また単位落しまくるぞ、おい。

6.5

時代はPDF


ということで、PDFである。
ここのところ、某サークルの怪しい企画のために、 PDFファイルの作成実験を繰り返している。
と言っても、学生にはチト手の出ないお値段の Adobe Acrobatを使っているわけではない。UNIX互換な世界では、ほぼ標準とも言えるPost Script Raster Image Prosseserである、GhostScriptを使っての作成である。 これで貧乏人でもポストスクリプトさえ吐ければPDFが作れる。 素晴らしいことである。

しかし、である。 PDFのもうひとつの目玉と言うべき、 「HTMLファイルとのシームレスなリンク」って 奴に対応させることが出来ないのだろう、と思う。
かくなる上はPDF-TeXを日本語化!するような腕は私にはない。
ま、それはともかく、今年の夏は電子出版でGO!といきたいもんである。


6.9
へろへろとTeXをいじって、MtGの代理カード作成用のスタイルファイルを作成。気が付くとほとんどplain-TeXのコマンドで出来ている。TeXのマクロ作り始めたのはここ一月ぐらいなのだが、ほとんどplain-TeXで実現できることがよくわかった。改めてTeXの強力さを痛感。
ということで、ここを読んでる暇&TeXを使える方、テスト版でよければお送りします。

なんでそんな暇なものを作ってるかというと、某「超人ロック」のボードゲームがあって、それの代用品というか、遊技用版を作りたいからだ。実は、所属サークルに置いてある本物は、とうの昔に代用品に取って代わられているのだが。
ただ、前のバージョンは製作者本人が 「ソースコードが美しくない」と断言している代物である。 また、製作者は今年度限りで所属サークルから消えるであろうから、 引き継ぎの意味も込めて(私が引き継いでどうするんだという気もするが)、 再度ソースを書くことになった。
で、良くない凝り性が出てくるわけだ。 「どうせTeXで書くんなら、マクロ組んじゃる」 ということで、しこしことmakecard.styなるマクロ集の作成に入る。 MtGの代理カードはそのための実験である。 そうそう、あとトランプも作ってみようか。
いっそのこと量産モノポリーとかはどうだ。
市販はまずいが、個人で作ってみるぶんにはきっと問題あるまい。

ということで、各種ゲームのTeX化の夢は膨らむわけである。

6.15
これからの一月が勝負だ。レポート、小説、テストに編集。仕事はごまんとたまっている。
というところで、風邪を引いた。
喉が痛い。熱は引いたが、ちょいとふらつく。闘病モードに入ってみるが、今学期は既に一度風邪を引いたため、あっちこっちの出席が危ない。
いや、力の限り遊んだのが悪いという説もあるが、むしろうつされたというのが真相だろう。うつしたと思しき本人は、今日会ったらけろっとしていた。おのれ、許すまじ。
とりあえず、腹を立てていてもしょうがないので帰って寝ることにする。
時間の経過が恐ろしいところだが、ええい、どれもこれも想定よりも簡単な仕事なんだと信じることにした。まぁ、いざとなればレポートだけやれば生きていける。7月に入ってから馬車馬のように働くのさえ覚悟すれば。

6.16
風邪引きは続く。
症状はもうほとんど喉だけに絞られてきたが、これが痛い。風邪を引くたびにこうなるから慣れていると言えば慣れているが、それだって食欲がちょっぴり減衰するぐらいには痛い。あるいは、やる気がなくなって自炊しなくなるぐらいには痛い。
ということで、栄養状態を維持するためには金がはける。夏には金がかかることが多いのに、その前に財布がダウンしそうである。
ということで、昨晩は部屋でゆっくり寝ながら読書&MtGのカード分析。バックグラウンドでワールドカップの試合を流していたら、急に「サカつく」がしたくなる。もう午前四時で眠かったのでやらなかったけど。そんな時間まで起きていたのは、数日前に現実逃避とばかり1830その他をやっていたから。つくづく無節操な趣味の広さである。
ついでに、顔を突っ込む数も多いから仕事が減らないんだな、きっと。近頃ではこんぴゅうたぁに仕事を指せるということも憶えたが、そうなるとインテリジェンスな仕事が増え出す。結局仕事の量は減らない。
まぁ、昨日は突貫で一つ仕事を終わらせたし、レポートの方も意外に簡単だったのでメドが立った。そういえば昨日届いた封筒は、宛名シールが白だったから見事に仕事が減った。

と、自分を騙して安心したところで、帰って寝よう。丁度頭が痛くなってきたことでもあるし。

6.18
レポート地獄の前の静けさ、とでも言おうか。なんか暇だ。 本当はレポートを進めるべきなのだろう。ちっとも手をつけていない。 もっとも、プログラミングの課題なんて、気分の乗ってるときか切羽詰まったときか でないと進まないものなのだが。
ということを言い訳にして、ひがな一日ゴロゴロしてみる。もー本当に暇な気分になってくる。
いかん!と気付く。
ここでダラダラやっていると、そのうち地獄がやってくるのだ。 本当はやることいろいろあるくせに、首突っ込みすぎて回らないくせに。
しかしだ、そうこうしていると夏の暑さに気付くわけだ。をを、夏だなぁ。ということでなんとなく夏な空気にのんべんだらりとひたってみたりする。
どんどん時間が過ぎる。
ああ、夏がくるんだなぁ。
ということで一日が終わる。世はなべてこともなし。

6.22
某所に掲載するための記事を書くことにする。しかし、なかなか進まない。 何が悪いのか。と考えてみると、書きたいことがすごく難しいことであることに気付く。なんか頭の中を論理的思考がぐるぐる回っても追い付かない。流石にギブアップかも。
というのは無責任なので、げしげし書こうとする。進まない。気が付くと日が変わっている。むぅ、今晩中に書き上げないと、以降のスケジュールに響くのだが。
スケジュールと言えば、私は各種臨界を突破しないと動けない人らしい。良くいるタイプだが、締め切り間際、ぎりぎりでないとパフォーマンスを発揮しないアレだ。短時間で高速にそれなりの仕事をやっつけるが、それなり以上の仕事にはたっぷりの時間がいる。
ただ、たっぷりの時間をかけさえすれば、いい仕事が出来る自信がある。実際、去年の夏に作ったMtGの本の原稿は、書いた自分でも凄いと思うクオリティだった。難解で読みにくいのが最大の欠点であったが。
書いている記事は進まない。仕方ないので、時間を書けて書くことにする。学期末の寸前というのは、毎年こんなふうにのんびりとしてくる。本当は切羽詰まってなければいけないのだけれど。

6.24
実験レポート進行中。というか、実験期間終わってから実験始めた(^^; とはいえ、予想以上にサクサク進む。この調子なら間に合わないということはあるまい。一安心。
そんなわけで、予想してなかった暇が発生。小説なページへの、PDFファイル導入計画のため、こちゃこちゃと実験を始める。でも、やっぱりイマイチフォントが美しくない。dvipsで作ったPSファイルが原因なのはわかっている。ひょっとすると、ghostscriptの方の問題なのかもしれないが。ま、多分悪いのはdvipsだ。 ところが、学類の計算機に入っているAcrobat Readerは、日本語対応していない。そのため、フォントが完全にインクルードされているdvipsの出力形式の方が都合が良いのだ。美しくないという欠点を抱えるが。困ったものだ。
それはさておき、実験、実験。

6.27
実験レポートのためのプログラムは順調に進行中……と思っていたのだが、半分以上を達成したところで意外な事態が発覚した。なんと、問題の一部について本来課されていた課題より、難しいことをやっていたのだ。
普通こういうことは発覚しないものである。なぜなら、極力手抜きをしようとするからだ(←ヲイ)。しかし、今回の場合、レポート課題の終り近くに到達して、その事態が判明した。実は、難しいままでやっていて、「おや、この2つの課題って、同じことじゃないか?」と気付いた。慌てて前に戻って課題を見直す。「おお、良く見るとこの課題にこんな条件はついていないぞ」 その実験課題というのが、どう見ても、少しずつ難しいことをやっていって、最後に一番難しいところにたどり着く、という形式だったので、途中で条件が落ちていたことに気付かなかったのだ。ということで、むずかしいままやっていたらしい。私の貴重な時間はどこへ。
まぁ、難しくやったものを簡単にするのはさほど難しくない……はずなのだが、意外に手間取る。おそるべしSPARCエミュレータ。

それはそうと、一部(こことかこことか)で流行っているらしい注釈をつけてみる。なかなかいい感じ。っていうか、htmlって本来こういう使い方のためのものだと思う。なかなか有効に使えるものじゃないけど。

気が付くと、神戸大にあったTeXを使ったカッコいい話(TeXで古典の稀本を製版するって話)のページが消えている。残念。素晴らしかったのに。でも、ひょっとするとサーバ移動しただけかもしれん、と期待を抱いて、後日サーチエンジンで調べることを決意する。そういえば、リンクページもそろそろ改訂しよう。もう長いことほっぽってあるから。
筑波大の夏休みは近いので、こんな感じに妄想が膨らむ。実際のところ、ここの新刊とかこれの続きだとか、いろいろ仕事があるのだけれど。
今日は1830で遊ぶことを所望する。昼間はCivilizationという手筈になっているけど。

6.28
世間は暑い、はずなのだが、私は朝から冷房の効いた計算機室に入りっぱなしである。ということで、本当に世間が暑いのかどうかよくわからない。いや、計算機室に篭る前、午前八時の段階での暑さを考えると、出る気になれないぐらい暑そうなのだが。
といっても、デバッグなんかでてこずっていると、腹が減ってくる。昨日の夕食が食べ放題攻撃だったおかげで、腹がたっぷり以上に満ちたとしても、だ。
というわけで外に出なければならない。しかし、出たくない。出たくないから、理由をつけて中に篭る。で、レポートをやらねばならぬはずだから、レポートが進行するはずだ。素晴らしい。
だが、世の中そんなに甘くない。現実逃避というものが存在していて、レポートを遂行するはずの時間を奪うのだ。かくて、ホームページのやくたいのない部分の更新が進む。いや、レポート終了の次の仕事を先取りしてるわけで、後での負担が減るから利はあるのだが。

後の負担と言えば、酷い目にあった。SPARCエミュレータの話である。というか、フローチャートもデータ構造のマップも書かずに、ぺしぺしコーディングしてたのが悪いのだが、途中でソフトウェアの実装が右往左往したおかげで、一応書き上がったところからデバッグの完了までにめちゃめちゃ時間がかかる。素直にメモぐらい書いておけばいいものだが、残念ながらこちとらそういうふうには作業できないようになっている。私の頭は基本的に行き当たりばったりなのだ。
一応、「エミュレータが低級なせいで、デバッグ効率が悪いんだ」とか主張してみるが、普段からデバッガを使わない(使えない?)私にとってみれば、エミュレータで一命令ずつ実行を見るというのは非常に高度なことである。ということで、いいわけ禁止。

仕方がないので、Age of Empireをやることにする。


6.30
と言いつつ、書いているのは7月1日になってからだけど(^^;
下館に、Concordant Crossroadのイベントのポスターを張りに行く。毎回お願いしているホビーショップさんにだ。だがしかし。「6月30日はお休みです」という紙が張ってある。……私の片道30kmは一体。

SCEIから鳴り物入りで出た、「やるドラ」の第1弾、 「ダブルキャスト」をやっている。 かったるい。 もーまったく、どうしてディスク2枚組なのさお前はっ! って感じだ。 ディスク入れ替えが15分に1回というのは、絶対何か間違ってるぞコラ。 あと、システムとシナリオの親和性の低さというか、 どうして達成率がセーブデータ毎に分れてるわけ?  あれじゃ、「ここでセーブしておいてまずはこうして、次にこうして」という、 ビジュアルノベルでの基本技が通用しないではないか。 確かにいい仕事なんだけど、なんか練り込み足りない。 テストプレイが少なかったんじゃないかな、と思う出来映え。 それさえ面倒でなければ掛け値なしにいいソフトだと言えるのだけれど。 まぁ、ライトユーザーがときどき思い出したようにやるにはいいのかもしれない。 シナリオについては、「何のヒネリもなく最近の流行ですね!」な感じだけど、 キャラデザが後藤圭二だし、許可しておこう。


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