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そういえば先日Wiiのセンサーバー部品を買いに行ったときにSL-C1000も買っていたのであった。中古で、箱/一部マニュアル類/スタイラス欠品で25,800円。購入動機はキーボードの使い勝手向上を目ざして(単に適度な散在をしたい気分だったのは否定しない)。で、SL-C860からの移行もおおむね済んだので主に自分用として移行作業のメモ。
_まずは赤外線通信を使ってデータ転送。標準の使いかたをしてるぶんにはこれで移行終了だろうが、なにしろメインの使いかたがテキストエディタ/ssh端末という感じなので当然ここから先が本番。
_次にC860に入っていたソフトの一覧を書き出し。そこから使用頻度を鑑みて入れるものを選定。で、各種パッケージを探して落としてくる。パッケージがなくなっていたりするものも多々あれど、まあ代わりを見つけてなんとかする。
結局以下のものを入れた:
なお、poboxserverについてはQPOBoxをinit配下にで書いた手順にてpbserverをinit配下で動かすように修正した。SL-C860のときは本体ストレージ領域の限界近くまでモノが入っていたのが、半分以上空き領域になる。#で、最後にSL-C860の/home/zaurus以下に置いてあったデータ/設定ファイル等もろもろの移動。rsyncをかければ万事解決、といきたいが生憎CF無線LANカードは一枚しか持っていない。ということで踏み台としていったんSL-C860 -> Linux PCでrsync後、Linux PC -> SL-C1000でrsyncして移行完了。
_ちなみにSL-C860時代から普段のファイルのsyncはzaurus標準の手段ではなく、以下のようなスクリプトで行っていた。もう本当に携帯ssh端末としか思ってないだろ、というのがよくわかる。
#!/bin/bash UPLOAD="yes" for o in $@; do if [ "$o" == "--noup" ]; then UPLOAD="" fi done if [ "$UPLOAD" == "yes" ]; then rsync -e ssh -auv --exclude '*~' ./Texts/ white@hostname.of.linuxbox:work/Texts/ fi rsync -e ssh -auv --exclude '*~' --delete white@hostname.of.linuxbox:work/Texts/ ./Texts/
先週早々にWii版トワイライトプリンセス(以下Wii-TP)をクリア。で、当座遊ぶものがなくなってしまったのでバーチャルコンソール版SFCゼルダ(神々のトライフォース)を購入。こっちも一週間ちょっとでクリアした。時代も違えば手法(2Dと3D)も違うので比べても仕方がないのだけれど、それでも両方やって思ってしまったのは「Wii-TPは楽」ってこと。
_インターフェースを変えた――変えようとしたハードの初回タイトルらしく、Wii-TPはとにかくインターフェースに対するこだわりが徹底している。ここでは「モード」という観点で見てみよう。Wii-TPの操作系統は、明らかに「操作モード」が意識されたデザインになっている。普段はヌンチャクで移動、リモコンでポイントしてボタンを押す。それが戦闘になるとまずリモコンを振って剣を抜き、あとはヌンチャクなりリモコンなりを振りまくる。あとはBボタンを押すとアイテム使用モードになる、というのもあるか。とにかく明確なアクションに従って明確に操作モードが変わる。ゲームもそういうふうにデザインされている。だから自然とプレイヤーの側でもはっきりとモードが切り替わることになる。
_対してSFC版。こちらは操作上では戦闘と謎解きしてるときの差があまりない。操作はボタンを押すことに集約され、「戦闘」と「謎解き」というコンテキストの区別はほとんどない。実際、戦闘っぽい回避行動をしながら、同時に謎解き――先に進む道を開くための操作を求められる場面が多々ある。そういう作りそのものは「アクションRPG」としては実に「らしい」つくりだとも思うけれど。でもそれをWii-TPの後に体験するとなんだか煩雑に思えてしまった。
_とはいえ「モード」の存在は決して新しいわけではない。ゼルダシリーズに話を区切っても、64版ゼルダ「時のオカリナ」では導入されていた。そう、「Z注目」だ。しかし残念ながら注目トリガーはやっぱりボタン操作で、コントローラーのボタンを押してもコントローラーの形状が変わるなんてことはなく、だから操作モードが変わってもプレイヤーは相変わらずボタン操作をするしかなかった。
だがWiiではそれが変えられる。ポインタ操作をするとき、剣になぞらえてリモコンを振っているとき、それからボタンとレバー主体の操作をしているとき。そんなふうに、モード(コンテキスト)に合わせてコントローラーを変えてしまえる。これまでの操作デザインが、「どうボタンに割り当て、押し込むか」だったとすると「どう操作体系を組み上げるか」へと大きな転換が行われている。そのことを改めて実感。
電池のもちの悪さに辟易していたDMC-FX1をリプレースするぞ!と出社した瞬間に思い立った。仕事の合間に候補をKodak EashShare V705かRicho Caplio R5かに絞る。基準は「コンパクト機」「広角」。DMC-FX1のリプレース、などという制約がなければGR DIGITALという選択もあったかもだけれど、今回は断念。
で、帰りに店頭でちょっとだけ見てのほぼ即決でCaplio R5を購入。週末は試用も兼ねてどこか出掛けますかね。
部内用ソースコードレポジトリサーバーがFreeBSD4.11でサポートが切れているのでアップデートかけなきゃなあ、と思っていたらデータバックアップ用のHDDがbad sectorを吐いていた。ある意味タイミングがいいと言うべきか。
4.11からじゃあOSアップデートも面倒そうだし、この際リプレースしてしまうべ、ということで新機材を導入することに。HP directplusがPCサーバの半額キャンペーンとかやってたので安さを武器に稟議を通した。
バックアップ用にHDDを1本加えた以外は極力最低限の構成にて。RAIDも無視。dailyでバックアップが取れていればRAIDを使ってまでサービス生存性を確保することはないだろう、との判断による(RAIDで確保できるのは「ハードウェア故障時にサービスを維持できること」であってデータの保全は期待すべきでない、と思う)。
到着はたぶん来週になるので、来週後半はOSインストール&設定で潰れる見込み。必要なインストール物の洗い出しをちゃんとしておくこと。