Whiteのふりーとーく

2002年10月前半

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_ 掲示板:YaPW 旧掲示板 SMIL Boston日本語訳(頓座)


10.1

@

ところで"Love Letters"はそれなりにフィクションです。だからこそ真実が立ち現れていることは、否定しませんけれども。

_結局のところ、恋文書いてるのが大好きなんですよ。たぶんね。

_書くことで見定めているのか、それとも書いてしまったよう定まっていくのか。そのへんの倒錯も楽しいですが。

@

あなたには、そんなふうに誤魔化す有り様を見て、笑う権利があるでしょう。笑われもしないほうが、実のところよっぽど辛いことなのですが。

@

「ふりーとーくのTips:Kanon[(c)Key]編」最初の方ざっと拝見しました。自分が感じながら言葉にできなかったことが明快に書かれているのがいくつもあり、続きを読んでリンクも貼りたいのですが、ページ中にS-JISとEUCのテキストが混在していたりして途中から表示が変になってます。表示されてない部分もあります。お手数だとは思いますが、HTMLを直していただけないでしょうか。

というツッコミ到来につき処置。なんかのフィルタ処理かけたときに失敗したのかなぁ。各ファイルが混ざったぐちゃぐちゃなファイルが鎮座ましましておりました。各ファイルの内容を抜き出した上で現状に合わせて適切に修正しました。

ご報告、ありがとうございました。


10.3

@memo.

@購入

昼休みの購入物。

@本日。

なにかに取り憑かれたようにひたすらプログラミング。あまりよい仕事の仕方ではない。


10.4

@

てけとーにごりごりとコーディングの結果、djbの設定ツリー的に、「ディレクトリ=オブジェクト」「ファイル=プロパティ」と見立ててデータ操作するPerlのモジュールとか書いてみた。コンテキスト評価して配列コンテキストだったらchompした行毎の配列返したり、undef突っ込んだら勝手にファイル消したりとか、気持ち微妙に親切設計。

さしあたりyapwの再構築に使用中。とか思ってasukaで動かそうとしてみたらperlのバージョン違いで見事にハマりましたよ。しょんぼり。

@RePure

先日のシスタープリンセスRePure第一話。砂糖入りすぎでジャリジャリするケーキ。意図は見事に再現されているが、ここまで来ると逆に怪物化し始める。富野監督はまおちゃんに憤慨したそうだが、RePureを見せたら血管炸裂させて死にそうだ。

_無印が、「原作意図」と「料理人の意地」が正面衝突した結果の事故だったとすれば、RePureは原作意図の全面肯定、だろう。

凄いとは思うし(とりあえず第一話に限っては)見ておけとも言いたいが、まったくポジティブに勧められるものでもない。むしろネガティブを含むからこそ、見ておけと言いたい。

なんというか、あかほりさとるはまだ良心的だとか、砂糖の塊は料理じゃないだろうとか、一時期の松田聖子ってこんな感じだったんだろうかとか、あれこれ考えるわけである。威力抜群なだけになおさら。

_ところで某所で「なんで航が出てるん?」という発言に対して「ハリボテの代わり」とか「書き割りの記号」とか「お兄ちゃん(他の呼称は略)」とか答えたのは至って真面目だ。この同一のデザインを持ったキャラクターが、どう扱われるかこそが、無印とRePureとの差に他ならないであろうから、である。無印のそれは「航」という人格を与えられたキャラクターだったが、RePureのそれは匿名の誰かで十分だ。たまたま「航」のデザインが流用されているだけで、それは実のところまったく「航」ではない。

あるいは無印で発生した齟齬というのも、「航」という名を持ったキャラクターを兄にあててしまったことに集約されるのかもしれないが、私はそのへん語れるほどシスプリを追っているわけではないのでこのへんでやめておく。

_行き過ぎた純化はむしろ不純になる、ということかもしれない。

@

/.-jより国会図書館が明治期の図書約16万冊を電子公開。素晴らしい。

@編集権。

前項からの連想で著作財産権なんてクソだと思うのは強引か。

しかし常日頃思っていることでもある。世の中編集権だけでも多分回る。二次情報しか持たないはずのニュースサイトに価値があるという事実。書籍という形態でまとまっていることにも価値がある。「情報の在処を知っている」ことは財産だ。

勝手に切って勝手に貼って、あんまり儲かったら仁義として上納金でも払えばええんだっつの。もちろんそれには仁義を通さないという風評が痛手になる環境が必要なのだが。

@

yapwディレクトリツリーデータ構造操作モジュール(仮称TreeStore)化版の修正作業。$source = $root->$filename->SOURCEという、えらくいい加減なアクセスメソッド呼び出しが良くなかった模様。asukaに入っているperl 5.0では、$source = $root->$filename()->SOURCE()のように()をつけてやらないとメソッドとして認識されないようだ。Perlのsyntax sugar的進歩を実感。


10.6

@被害妄想

それは私にやれという命令かなにかでしょうか(違います)。

@

近頃家でもなんだかんだでVNC経由でLinux触ってる時間の方が長くなってきたので、思い切ってVNCの画面サイズを1600*1200にして、VNCをFull Screenにしてみる。あまりに快適すぎる。思わず速攻でgaleonインストールして常用ブラウザも移行したり。LinuxBox用にCeleron1.4GHz買ってくるかとか、真剣に悩み中。

@

で、結局昨日は丸一日をRO_GPS.pmの全面改造に消費。現在鋭意デバッグ中。

@

LinuxBoxのダウンクロック設定を取りやめ。Celeron1Aを定格通りで動作するように。CPUファン付けてないのが少々恐いところ。ケース内の空間に余裕はあるので、でっかいヒートシンクとか買おうかなぁ。あるいはPentiumIII-Sという単語も微妙に見え隠れ。


10.7

@Am I in control?

本当のフィクションなんて、本当の真実と同じぐらいにありえないものだ。

僕が、もしくは俺が、さもなくば私が、言葉を紡ぐとき。それは僕/俺/私の言葉であることを避けられない。僕/俺/私の意識だかなんだかの影響を、避けられない。

それは僕/俺/私が感じているもの、感じたこと、僕/俺/私にとっての世界の極めて不完全な写し絵になってしまう。

あるいは、私がフィクションを綴ろうとした(そして綴った)その事実が、僕/俺/私の置かれた状況を指し示す一つの情報になったりもする。「情報がある」という事実もまた、情報なのだ。

僕/俺/私は情報を刻みつける。それは本当に僕/俺/私の意志か? 僕/俺/私は衝き動かされているだけではないのか? だがそれも、衝き動かされているというその事実もまた情報であって、そういう諸々の情報(「事実」であるとは言い切れない!)を産み、刻み、残してしまう。

こんなにも私を走らせるものがある。君、世界、私自身。断絶、夢想、責任、言葉。認識、無知、絶望、感覚。そして、君。

私は走っているのか? 走らされているのか? どちらにせよ、私は残してしまうのだ。

何一つ、残したくない。そう願った日々もあった。今もそう思う。ただし、全く逆の切望として。世界が全て私になればと、そのようなどうしようもない絶望という形でもって。

@

起きたら昼でした。そのうえ、駅の階段で転んでみたり、下車駅で降り忘れて戻って来たり。なんか神経が一本外れてるみたいな感じ。なんだかなぁ。

@

あれは反応というよりかはひとりごとなので、まじめに返されて逆に戸惑ってたり。

ただ、話を聞いたら「やるべき度」は上がったかなぁ。実はメイキング本買ってあるんですよね。そのうちやるつもりはわりとあったので、頑張って内圧高め中、なのです。

ちうことで、半分以上「早く入手してプレイしろや」という自戒の意味で書いたもので、驚かせてしまってすみません、といったところなのです、はい。


10.8

@仕事状況。

仕事に一段落をつける。

コードの整理と、cvsレポジトリへの追加。MiniGUI本体をcvs importし、branchを作って、日本語IME関連のコードを新branchにコピー。そこで一度cvs commitしてから、automake & autoconf。ドキュメントをいくらか追加して再cvs commit。

しばらく延々書いていた日本語IMEの単体テストも一緒にした。これまで外に必要なファイルだけコピーして動かしていたものを、統合する作業。プロジェクトツリー内の適切な位置にディレクトリを掘って、テスト関連のファイルを放り込む。既存プロジェクトツリー内のものと重複するファイルは消して、代わりにMakefileを適切に書き換える。makeでテストを走らせて、プロジェクトツリー内で動作することを確認してから、cvs add連発 → cvs commit。

_ところでやっぱりテスト項目書と単体テストプログラムが別々のファイルになっているのが気持悪い。XP的にはテストプログラム=項目書なのだけど、客先は仕様書を要求してくる。となると、文芸的プログラミングか。検討課題にはしておこう。


10.9

@

ちょっと前にC.Fさんと話したことの備忘録も兼ねて、REVさんの盗作に反応。

_コンピュータ、もといデジタル化のもたらす複製容易性を考えれば、転載・コピー・パロディ等が増えるのは当然でしょう。そういったことが楽になることこそが、「デジタル化」なんだから。

境界は「ヒネリ」があるかどうかってとこなんだと思います。ただ便器を飾るのではなく、大仰なタイトルを着ければ(おそらくはその名付けの行為が)なんらかの価値を持つ、というように。まあ、作者の名前を差し替えただけってのはあまりに芸がないってことで。ついでにタイトルを「盗作による倒錯」とかに変えるなら、「芸術」と主張できなくもないかも。

_転載等については、そこ「にも」あることによる付加価値を忘れずに。ラジオの音楽番組は転載の親玉みたいなもんですが、流れてきた曲が気になってCD買っちゃったよ、とかいうことってあるでしょ?

watch系サイトやweblog(日本の用語では「ニュースサイト」?)はただのポインタの集まりですが、ポインタが集まっていることにも意味があります。雑誌の書評コーナーとか考えれば、わかりやすいかも。

@

なんとなく深夜アニメの梯子。

_ウィッチハンター・ロビン。これがTVで成立するとは素晴らしい世の中だ。サンライズの懐の深さよ。

_ヒートガイ・ジェイの冒頭からしばらく。というかOPだけでシビれました。結城信輝ハラショー。

_キディ・グレイド。後藤圭二は駄目監督だ。かと言って「絵は任せた」ができるほど強くもないし。むしろシスプリRePureみたいなことをさせるべき?


10.10

@仕事状況

諸般の事情で本来の仕事の停滞も著しいので、ということで急拠社内でプチ身売り。

とりあえずRedHat7.1Jの入ったマシン借りてきてOracle8iのインストール作業とからしい。

_なにはさておきネットワーク設定。最終的に元の場所に戻して運用するマシンなので、元ネットワークの設定を上書きしてしまうと後で面倒。従ってIP aliasでとりあえず解決する。

# ifconfig eth0:0 192.168.215.207
# route del default gw 192.168.73.1
# route add default gw 192.168.215.1

以上のように人力でコマンドを突っ込んだ(*1)上で、ローカルのネットワークセグメントに接続。それから作業用にadduserして、自分のマシンから.screenrcをscpして、とりあえず本日ここまで。

本当はGNOMEとか使いたくないのだけど、そこまで手をかけるのはなし。


(*1)ちなみにIPの下16bitは適当な値に書き換えてます。あしからず。


10.11

@

朝日の社説。ただもう呆れる。

@愛車復帰

ところで月曜日に自転車が帰ってきたので自転車通勤が再開している。後輪のホイールが36H化、ついでにハブも交換、グリップシフターも新品に、といったところ、しめて17,000円也。

ちなみに休止中にきっちり体重は増加した。とりあえず戻すの目標。昨日の朝はやけに向かい風が強かった。タイムもそのような感じ。

@本日の通勤

57分。確実に体力落ちてるなぁ。頑張って取り戻さないと。

@本日の仕事。

日がな一日Oracleのインストールで格闘。進展を感じないまま疲弊して終了。


10.12

@

自然保護の話には、わりと同意。というか、実際には自然環境も含めた系で経済が回ってるのに、そこを魔法の箱――プラス・サムの発生源と見倣してるだけだろー、という気もする。

人間が無茶苦茶やること含めて環境、と見てもいいかもしれないけど、あまり系を人間に依存させると、多様性の保持が難しくなる。多様性は冗長性につながるから、系全体が弱まってしまう恐れがある。

それでもなるようにはなるだろうけど、あんまり無茶するのも知恵ある身としてはどうかと思うわけで。せいぜい後の世界で増えすぎたイナゴ扱いされんようには注意せんとね、ぐらいには思う。

ま、ほどほどに、バランス良く、なんだろな。こういうのって。

@捕捉確認

名称未定なくびわ.おーぐのアンテナさん、略してくびわアンテナと、はてなアンテナ利用の果テノアンテナに捕捉されちうなのを確認。

@

誰も気にしちゃいないだろうが、俺的にはそれなりに重要なMISX話。

_ぼちぼち実装せんとなー、とは何ヶ月前から言っているか。とりあえず作るべきは更新情報 & メタ情報かき集めの新版huginnと蓄積/管理のmunnin(仮称)の2つ。それからMIS形式データハンドリング用のライブラリってとこか。いつものように言語はPerlで。muninnの方は将来的にCやらRDBMSやら使うべきかもしれないが、とりあえずは考えないことにする。

_一応MISX自体は分散型データストアに通じるような設計になってると思うのだが、基本コンセプトが富豪的なせいで、大規模化すると途端に破綻するものと思われる。のんびり実装していれば、そのうち計算機は追い越していってくれるだろうが、そんな心配をするほど見向きはされないだろう、という話もある。

最近はLindaとか部分的にせよ参考になるか、とか思い始めている。

_ところで、MISXに関する諸記述と、ここ最近展開したりした一見不毛な議論(と銘打った私の思想的ビーンボール乱れ投げ)と合わせてみると、私の世界認識が実に良く見えてきて面白い。なんて思うのは私だけか。それでも「私の思うことの表明をあなたが信じるかはあなたの勝手だ」という思想がきっちり共通であったりして、私にとっては笑えるのだ。たぶん。

@計画。

家→江戸川沿い→(北上)→新葛飾橋→(R6/水戸街道)→牛久→(R408)→つくば、という感じで大学の学園祭へ向かう予定。70Km弱、といったところらしい。5〜6時間、か。様子と体調次第では一部区間輪行に切り替え。

@

出発前に若干の誤字修正。もうちょっと早く出るつもりだったのだけど。まあともかく、行ってきます。


10.15

@本日の仕事。

なんとかOracleのインストールに成功、かな?

@週末記録。

週末遊び回った記録をあれこれ。


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