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_ 掲示板:YaPW 旧掲示板 SMIL Boston日本語訳(頓座)
_ 友人が購入したドラクエVIIをプレイしているのを見ていると、突如なにかに取り憑かれ、気付くとグランディアIIを購入。で、3日の間職業をダメ学生からグランディアIIに変更し、クリア。総プレイ時間35時間。たぶん標準的なプレイ時間ぐらい。
前作の「どこを切っても遊びになる」という雰囲気そのままに、シナリオをダレない程度に短くした良いバランス。前作で培った基礎技術の応用編、といったところ。
購入時には期待薄だったんだけど、非常に満足。不満点は改良し、よい点は発展させて。前作最大の欠点だった「長さ」がすっきりと解消されていて、個人的には評価高いです。お薦め。
そうそう、横でこちらより先にドラクエVII始めた友人より先に、こちらのグランディアIIが終わっていたのがなんとも。個人的には、シナリオ主導のコンピュータRPGは20〜30時間がほどよい長さだと思います。これより以上だとやっててダレるし、シナリオ制作側の負担も大きくなるので。
_ 先週の土曜日のこと。へれへれ〜、とお買い物に出かけていると、帰り道に看板を見かけました。筑波宇宙センターの一般公開のお知らせ。NASDAのページを覗いたところによると、宇宙の日にあわせて、あれこれの施設を一般公開するようです。
そんなわけで今週の土曜日は、筑波宇宙センターへおでかけの予定と相成りました。同行者募集中。グランディアII、発売時期をミスったのが少々残念ですな。
本当は狙い通りだったんだと思うんですよ。みんながFF IXが終わらせた後ぐらいに発売、ってことで。問題はドラクエVIIがずるずると遅れたこと。ま、結果として買い控えの影響をモロに受けているんじゃないかとは思いますが(--;
_ アタリの見つけ方、知り合いが初期に知ってて荒稼ぎしてたとかしてないとか。先月頭の時点で、「ちょっとずつ付く値段が落ちてる」なんてのたもうてました。
_ DQ VIIでダメ人間。今週はDQとジャンボ鶴田のビデオ以外の記憶がありません。あ、サッカーのオリンピック壮行試合もあるか。
_ サッカーオリンピック代表。
先週2日のクウェート戦、今週5日のモロッコ戦ともに、後半のフォーメーション変更で流れを一気に引き寄せる、という展開。ホームの試合で基本的に有利なのをさっぴいても、出来は良かったんじゃないかと思う。
クウェート戦は、明らかな気候勝ち(笑) 疲れてるのに暑くて蒸してやってらんねぇぜチクショー、ってなところに後半のゴールラッシュでは、仕方ないか。
モロッコ戦は、比較すると随分タフな試合。とはいえ、基本的にはホームで楽な試合。DFの組織崩壊が目につかなかったのが好材料。
トルシエがおそらく目指している超攻撃的チームの、基本的な図面は描けているのだろうと思う。不安なのは、本気な相手に押し込まれる展開の対処。そんときゃ思いきって7人とか8人とかで守ればいいとは思うけど。
_ ジャンボ鶴田。3巻立てのビデオの第1巻。若かりし頃を中心に鶴田のレスラー人生を総観、って感じの構成。鶴田の凄さがビンビン伝わってくるビデオであったが、見所はもうひとつ。馬場だ。当然鶴田の若い頃には馬場は全盛。で、鶴田引退のころには馬場はもはや伝統芸能。その衰えの克明さが泣ける。英雄はかくて老いる。
_ ドラクエ。VII。50時間、まだ1枚目です。そろそろ2枚目に行けるだろうかと淡い希望を抱きつつも、なんかそんな様子がちっともありません。
面白いし楽しいしシナリオ的にもゾクゾク来るし、非常によい出来なのですが、反面3Dでトチ狂ったノスタルジーの亡霊という感も。音楽の(音源の)(狙ってるのであろう)へなちょこさ加減とか特に。
あと、長ぇ。この長さ遊ばせてくれるのは凄い。でも長いこと大きいことに価値があってそりゃあグインが完結した日にゃ栗本薫はある意味大作家なのだろうなとは認めるのだけど・でも長ぇ。やたらと長ぇ。この規模の作品をコントロールする作業の偉大さは認めるけれど、半分のモノを2つ作る方がコストパフォーマンスはずっといい。
けどそれでも、これだけの素直な大作主義を貫けるのは、ドラクエならではだよな、とも思う。
_ ドラクエVII。結局80時間ぐらいでクリア。なんちゅうか正しく大作でした。迷ってた時間、レベル稼がないで幾度も挑戦して無駄にした時間、カジノのつぎ込んだ時間、とかが計10時間。
んだけど、音がCD-DAなわけでもないし、2枚組みの意味はほとんどないような感じだなぁ、と思いながらエンディング。――あれ? このちらちら出てるノイズはひょっとしてムービーですか? リアルタイムレンダリングじゃないんですか? 明らかに通常フィールド画面に毛の生えたようなビジュアルに、スタッフロールが重なってるだけなんですが、それでもムービーなんですか? もしかしてこのために2枚組ですか? だとしたら怒りますよ。
ということで、改めてドラクエのスタッフの技術力の偏りぶりを痛感したのでした。まる。
で、これからやる人への早く解くためのアドバイスをいくつか、コメントアウトしときます。
_ クリア後、実家から召喚を受けていたのを思い出して帰省。ISDN導入奮戦記の延長戦。なにやらうまく繋がらないご様子。で、帰って5分で直りました。具体的な原因は不明ですが、電波状態の問題のような感じだったので、TA親機の設置場所を変更してごまかしてみたり。
_ で、実家で夕飯など食べておるとケータイが鳴ったり。高校の友人から「今水戸で○○と呑んでるんだけど」 はい、私ただいま実家で、水戸はどうせつくばに戻る帰り道でございます(--;
ちうことで即召喚され、友人の無職祝。今年の三月に入っていきなり就職決めたと思ったら、辞めるときも唐突でした。なにかこういろいろあって会社の将来性のなさにほだされたそうな。どこまでホントか知らんけど。_ あ、そういやNASDAには行きませんでした。ドラクエ疲れ(--;
_ Ornithopterは、「鳥型機械」とでもいう意味じゃないかと思います。つーか、某MtGに(以下略)
_ 「文章・画像・音を組み合わせることによる効果を活用したStory Telling」――私はマルチレイヤー表現と呼んでますが、こいつってば確かに大変だと思います。プロジェクトチーム全体にシナリオライターの思い描くコンセプトを浸透させられないと、まず話にならない。よっぽど煮詰めた上でプロジェクトをスタートしないとかなり瓦解する率が高そうにも思います。
_ けど、エロゲーのマーケットってば近頃特にネットワーク依存が強そうですからこんな戦略もアリかもしれません――まず一本目を宣伝のつもりで出し、ばんばんコピーされることを願う。で、二本目のセールスに期待する、と。
つってもこのやりかた、会社に待ってられるだけの体力がないと無理です。
_ マルチレイヤー表現的なエロゲーの多くは、決してポルノではないですよね。映画や小説なら認められる性描写を含む非ポルノであっても、ゲームだとポルノ扱いせざるを得ない。
ただ、PCのエロゲーの流通って、やっぱり入手可能性の点で市場規模が制限されてしまうように思います。ネット通販には、課金とかの問題があるし。再販制度がネックだけど、書籍流通とか面白いかもしれません。あとはコンビニ流通とかかな。
_ ところでクロノア2が出るらしいですよ。むむむ、期待したいような、したくないような。
_ ノートだとCD-ROMの音飛びがひどくって(9/13付)――なんてときは仮想CDソフトを使えば、とか私は思うんですけど>KISAさん
_ 「マルチレイヤー表現」という言葉について。
より実際に即した、かつ広く理解(誤解?)してもらえそうな言葉として、「マルチメディア表現」なんて言い方もあります(笑) しかし、今更「マルチメディア」なんて恥ずかしい言葉を誰が使うか、ちうことで頭を捻って考えてみた言葉だったり。
_ で、マルチレイヤー表現を作るためのシステム云々の話に反応……と思ったんだけど、なんかまとまらないんでまとまらないまま書き殴り。
_ マルチレイヤー表現を作る上で一番大事なのって、「マルチレイヤー表現を作れる」人じゃないかと思います。いい絵、いい音、いい文章があったって、バラバラじゃしょうがない。全体としてまとまった一つの表現にするためには、「まとめたもの」を作ろうって意識を持った人が必要。映画でいうと、映画監督。
兼業自体は問題ないでしょう。自分の役目が究極的には監督だということさえ忘れなければですけど。
_ VisualArtsにおいて、フェアザンメルンが独立チームなのは、重要なポイントなのかも。「できるか、できないか」の判断に責任持ってくれる部署が明確存在するわけですから。
「マニュアル丸投げ」という状態に比べれば、何十倍もマシですよね。
_ スクリプティングが難しいのは、「考えてること」と「コンピュータへの命令文」との間にギャップがあるからだと思います。シナリオで「泣き出す」の一言で書かれていることが、コンピュータ用のスクリプトでは……と考えればわかりますよね。
コンピュータはシナリオを直接どうにかしてくれるわけじゃない。もっと詳細な、コンピュータ用のスクリプトを書いてあげないとどうにもしてくれない。
人間からすれば、シナリオ書いたらゲームが動けば理想なわけです。いや、脳にコネクタ繋いでそっから動けばそっちの方が楽ですけど(^^;
ま、現実にはどっちも無理なんで変換する手順が必要になります。で、多くのノベルゲーム汎用エンジンではそこを「シナリオからスクリプトへの手変換」でやってる。というか、変換もなにもなくていきなり命令文を書こうとしてるようなケースも、多々ありそうですね。
_ ふと思い付いてみた妄想。
「この翼は失くならないわ。私は汚れたりしないもの。あなたに抱かれるために、生まれてきたんだから」――少女であることを失おうとする、翼持つ少女の言葉――