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12/31夕方〜1/2昼過ぎと、相も変わらず短い滞在。「近いんだからもう少し帰ってこい」とか言われてしまいました。
コミケ前後の合宿とかで見せられて、羨ましくなったのでSL-C860を購入。
で、とりあえず以下のソフトを突っこむ。
無線LANカードはJornada720用に使っていたものを流用。実家には余剰の無線LANアクセスポイントを置いてきて、帰省中はほくほくしておりました。bitwarpPDAもとりあえず申し込み。
小学校算数に台形面積の公式などが「復活」へ[slashdot.jp]を読んで、「だから文部省にだけ天下りを認めるように法律の整備を!」という、5年ぐらい前からある友人たちとの酒の席で必ず出てくるネタを思い出す。
予定と予想は違う。
void GraphicWizardsLair( void ); //から、qwikWeb。
QuickML + WikiというシステムはWiki作ってる人ならわりと妄想しそうなラインだと思う(自分も考えた時期はあった)のだが、現実に出てきたらしい。ちょっと試してみようかなあ。
NECの地上デジタル録画対応PC[AV watch]。かなりムリヤリこしらえた複雑仕様マンセーな一品のような。とはいえ、価格的にも「そこまでやるか」って感じのマニア様用なのでこんなもんでもOKなのかもしれないけど。
いずれこなれた機械が出てくるんだろうけど、本当に出てくるんだろうか。コンテンツセキュリティ絡みで仕様が複雑怪奇なことになっていつまで経っても本当に便利な機械が出ないまま仕様自体がなかったことになったりせんだろうかと、そんなふうに心配してしまうのだよな。
ソニー、MDの録音時間30倍に――年内に新規格製品発売[nikkei.net]。良くも悪くもMDってのは規格としてのいいかげんさがヒットの要因だと思うのだけどなあ。「(CDと比べて)音質劣化するからデジタルでもいいじゃん」みたいなところが。あれこれ機能を増やしつつ、メーカーのための機構を追加していくことが、本当にユーザーニーズに合致しているのかしらん。シリコンオーディオ/HDDオーディオってのは、徹底的に「プレイヤー」であることが価値なわけで。一度より楽な方に流れた客が戻ってくるかというと疑問。
被害を拡大、深刻化させる方向に運用されはじめた「不正アクセス禁止法」[Net Security]。ユーザーによるWebサービスの脆弱性チェックを「不正アクセス禁止法」で規制する最近の動きへの警鐘記事。「社会の窓が開いてますよ」「なに見てるんだこの野郎!(逆ギレ)」という会話に通じるものを感じますよ。
あるいはハックとクラックの差、という話に通じる話ですか。裏口が存在するという事実を重視するか、裏口から入ってきたことに目鯨立てて裏口の存在はなかったことにするか――とりあえず、失敗は失敗と認めて学ぶ方が賢いように思いますよ。
誰がどう見ても悪法まっしぐらのアメリカ/DMCA的な利権者最優先利用者軽視モデルへ突っ走りたがっている今の日本の政府の知財戦略に対して、物の道理をわきまえた偉い先生が、ついに辣言を口にしたが福田官房長官(=政府)には無視された、という話。
「重大な決意」という言葉が実に重い。もはや「直訴」と呼ぶべき決死の行動だろう。
_道路公団民営化推進委員会もそうだけど、どうしてこの手の政府諮問機関はまともな議論ができないのか。あるいは最初からまともな議論ができない機関を作っているということか。ならばなぜそれをマスコミは報道できないのか。
――などと、責任転嫁をしても仕方がないので、せめてささやかに行動しておく。
帰り道に自転車が壊れました。乗っててなんかよれるなあ、と思ってたら、神保町駅のあたりで切ない破壊音を聞く羽目に。丁度ソフトテール構造で一番負荷がかかりそうなあたりで溶接が(?)バッキリといってました。そりゃあ確かに保管の環境がいまいちだったり俺の体重がなんとなく重めだったりしたりもしますが、それにしたってフレームが壊れるのはどうでしょう。
_帰って保証書を確認すると「フレーム5年」とか書いてあるので、きっと保証が利くだろうし、最悪それなりに安価に修理ってことになると思うのですけど。
とりあえず、もう少し痩せようと思ったのでありました。
bitwarpPDA用の通信カードを受け取る。
これでいちおーssh経由で家につなげば何でもできる環境になったのだけど、それだとさすがに辛いのでメール関連の設定。各所のメールは家のサーバで動かしてるfetchmailで一元化しているので、これをAPOPで取りに行くようにした。送信は、NIUのサーバを使うことにする。それぞれpopauthとsaslpasswdでパスワードを設定。送信も受信も無事成功。
SL-C860にperlとcvsを入れて日記更新環境をつくってみるテスト。あるいは実際に更新してみるテスト。
マトリックス レボリューションズをようやく見に行く。
個人的にマトリックスシリーズってのは一作目のパンフレットの押井守のコメント(「堪能した」で始まるがちっとも褒めてない文章)に尽きると思っているのだが、やはりそんな感じであった。とりあえず、リローデッドよりはマシだった。しかし同時に、格闘による殺陣が銃による同様のシーンに比して難しいこととか、ドラゴンボール(アニメ)の偉大さとか、そういうものが露呈するような作品でもあった。
というか、おそらく大金突っ込んで構築したDB的シーンよりも逆光の中での普通の格闘シーンの方が絵的に格好よかったのはどうだろうか。やはりブルース・リーには永遠に勝てないのか。
ストーリー? そんなもん気にしてマトリックスシリーズを見てはいけません。まあ、SFだと思わずファンタジーだと思って見ればそれなりだったか。
_結局、どんな画面を見せられるかの見本市であって、そうするとやっぱり「堪能した」で結論は出てしまっているのだろう。そういうものを堪能しようと思う酔狂さがあるなら、ってとこか。
マンガ本レンタルにも著作権料 文科省が法改正案提出へ[asahi.com]。書籍レンタルの使用料は妥当な方向でしょう。あと、デジタルメディアの普及とリサイクルが推進されていく状況を考えれば、ファースト・セル・ドクトリンにもある程度メスを入れるべきかな、って気もします。現実的には、ファースト・セル・ドクトリン自体は維持したまま補償費制度を設ける、ってあたりが落としどころでしょうけど。
問題は、罰則のあたりかなあ。これから10年ぐらいかけて「公正な使用」の範囲を、もう少しきちんと決めていければいいのですけど。