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MCMMの原稿は、予想通り終わらない。そんな自分にちょっとした敗北を感じつつ、「確率計算が面倒なの」と言い訳してみる。
舞踏会〜Dance Party〜の誤植チェックが一応終わる。でも突貫仕事だから、完璧って保証は出来ない。それでもそろそろパッチ公開しなきゃ行けないと思うから、今日明日あたり作業しよう。
肌寒くなってきたと感じたらもう10月。あと一月もすれば11月、今度は冬が近づいてくる。それにしても根性のない夏、夏らしくない夏。
月末から月始めは金が飛ぶ。我慢していた本屋に行くからだけど、あの散財する感覚が楽しいってのは否定しない。
何事にしても、浪費は楽しい。時間を、金を浪費、思考を浪費。浪費するものの密度が濃ければ濃いほど楽しい。だから、やくたいもないことを延々議論し合うのは楽しい。
僕が小説を書くのも、やくたいのないことなのかもしれない。そんな自己否定を思ってみたりするけど、不思議とそれを受け入れる。否定する気力もないのか、罵られてでもやくたいのないことに身を投じる覚悟が出来ているのか。よくわからない。
そういえば、Q完の某関西方面な人(子煩悩な人に言わせればケツ絵描きらしい)が、10/1の日記で「エヴァ小説MLでハイパーリンク小説みたいなのやってくれんかの」とか言っていた。ということでちょっと考えてみたけど、やっぱりハイパーリンク小説(要は99人の最終電車みたいなの)ってば、一人が管理しないとほとんど書ききれないと思うわけだ。キャラクターがどこでつながっているかの管理を、管理人を立ててやるなら不可能ではないが、やっぱり一人でやった方が圧倒的に管理が楽である。第一、二番煎じは気に入らない、と言うことでやるんだったらもうちょっといろいろやりたいんだけど、忙しいわけで、やっぱり。
むーん、ハイパーリンクなリレー小説かのう、とか思うけど、高校時代の友人のやってる企画とそう変らないなぁ。もうちょっとリンクした先からの広がりをつければいろいろ出来そうだけど。
などと考えたところでチャイム。次の体育に間に合わないこと決定となったのでこのへんで打ち切り
寝坊したフリをして、授業に遅れていく。かなりダメダメな感じ。
ここ数日はWin95入りなPC9801BX3の設定をどうこう&LUNAR2 Eternal Blueで潰している。どちらも面白いからいいんだけど。
< 私信 to="T柿氏">
大丈夫だ、Windows95/98なんて揮発性OSだから、勝手に壊れるのが当然。
< /私信>
LUNAR2 Eternal Blueはいい感じである。"Traditional"な、というと語弊があるだろうか、ちょっと昔風のRPGを遊んでいる感覚。キャラクターの積み重ねとか、パターンな演出とかが基本をきっちり押えていて、しかも奇をてらっていない。挑戦的なところは少ないけど、元がメガCDのRPGだからそんなもんかもしれない。まぁ、確かに噂通り「完成された」シナリオだと思う。買って良かったかも……って、結局Dreamcastのせいで売れてないんだよな、このソフト。毎度毎度そんな感じなんだし、SEGAなんか見限ったらどうかなぁ>GAME ARTS
しかしもっとイイのが「ああ、ボス戦してるんだなぁ」という実感の湧くボス戦。もう命懸けサァ。ホントに魂削って戦ってるって感じがステキ。
そういうことをしている間にもProgressive3の初稿締め切りは近づいてくる。ひそかにあと17日強、412時間あまりで初稿締め切りである。尺は原稿用紙で20枚強、1時間に1枚書ける(今回は文体にすごく悩みそうなのでそれすら怪しい)として、なぁんだ、412枚も書けるではないか。
というアホな妄想はどうでもいいから、仕事である。ああ、しかし進級がかかった実験レポートが2本あったりして、それぞれの予想所用時間が3日と1週間……ってことは6日と2週間かかるから、をを、どう考えても時間が足りないではないか。
まぁ、こういうときには凄い勢いで仕事すればいいんだ、と結論しておこう。
むぅ、いつのまにか結構な量書いとりゃせんか? 時間の経過は離散的であるなぁ。
流石に仕事に復帰せねば……と思うのだが、一応ツッコミへの返事だけは。
「SEGAなんか見限ったら」との点、確かGAME ARTSはユーザーをクリエイターに育てることができるマシンを応援していたのではないかと。サターンもBASIC出たんでしたっけ?そこがポイントなのでは。そー言えばそんなお題目もあったような気が。んでもドリームキャストまで技術が進むと、一般とメーカーの間が開きすぎちゃって、クリエイターを育てるも何もないような気がするんです。それに、現実にFFなんかに憧れてゲーム作りたいって人間の方が多いような気がしますし(統計取ったわけじゃないんですが)。要するに、いいモノ作ってるのに評価されないのが悔しいだけなんですけどね。
「揮発性OS」というフレーズに爆笑してしまったWin95ユーザーです。95も充分怖いのに98なんて使ってられっか、てなものですが。そりゃあもう、言う度にあちらこちらで大ウケする自信作ですから>「揮発性OS」
そんなことも言ってられないので気を取り直して執筆。それなりに調子よく原稿用紙換算で5〜6枚書いたころ。
このままでは尺が足りないではないかと言うことに気付く。
えぇぇ、書いてるのは当然Progressive3の原稿なんだが、サークルProgressiveの出す本は、小説同人誌としては厚い。そりゃあ7人も8人も書いてるんだから厚くなるのは当然だが、それにしたって厚い。
ということで、今回(Progressive3)からは厳密な長さ制限を課すことと相成った。
で、編集長である私の立場としては、制限長よりちょっと短い方がいい。だから、原稿用紙20枚ぐらいに収めたいなぁ、とか思っていたのだが、そんな野望は打ち砕かれたっぽい。
まぁ、プロットの段階で薄々わかってたことである。そこで要素を削るなり別の話考えるなりしなかった私が悪い。
つーことで、構想をそこはかとなく再構成し、話中に練り込む要素の取捨選択中である。もとい、現実逃避中である(^^;
とは言え、連休中に目処をつけておかないと後で酷い目に合うのであんまり悠長とやってられない。今日(というか昨日か)はたっぷり遊んだのだし、その分は書かないとな、と決意してみる。
しかし、一見無駄なこの往復の間に、やることは一通りやってある。
Win32用のMule最新版、Meadow1.00を家に持って帰る。つーか、FDに分割で持って帰ってたら一枚だけ壊れてたのサー。なに、ネットワークで落とせ? 妥当な意見だが、現在私の部屋にはNTTな回線はないのダァー。携帯電話だって旧形だから、繋げたとしても2400bpsしか出せないんだぞ、凄いだろう(;_;)
ということでMO(ドライブ)借りるのでなければCD-Rに焼くかFDで持って帰るかなのだが、せいぜい10MBぐらいのアーカイブなのでFDDで持って帰ったわけだ。
そんなこんなでPCに移送の後、分割されたファイルを合体させ、アーカイブを解答・展開し、インストール……って日本語がちゃんと出ないなぁ。
まぁ、多国語対応だし基本は英語なのであろうて。ということでドキュメントを読んでどうすれば日本語が使えるのかを探る。むぅ、わかりにくい。英語のドキュメントなんだけど、英語ってことは基本的に英語圏な人向けに書いたものであるわけで、当然日本人の都合なんて最優先では理解しちゃあくれない――よって、わかりにくいのも当然。
ということで、頑張ってそれらしい記述を見つけて設定ファイルに書き加えて、うりゃっと起動――無事日本語入力が通るようになる。
こうなったら欲が出る。フォントが少々気に入らないから、設定をいじろう!と思ったのが運の尽きだったらしい。なんとかそれらしき設定が出来そうな方法を見つけ、設定ファイルを変更し、起動させたら――むぅ、なんでまるもじがデフォルトの日本語フォントになる?
emacs系のエディタは、設定ファイルの中身=マクロ記述なので、設定ファイルのフォント設定関係の記述をそのまんま実行させてみる。と、フォントが変る。
ってなんでだおいっ!
設定ファイルで実行させたのと今実行させたのはまったく一緒の記述だぞ、なんでそれで挙動が変る!
その後延々格闘するも事態は進展せず。わかったのは、「どうやら設定ファイルで実行させた場合、日本語フォント指定に失敗し、その結果登録されている日本語フォント中最も名前の若いまるもじフォントが使用される」という点だけ。
まぁ、要は私が何もわかってないってことだろう(^^;
でもま、デフォルトのフォントであきらめるとしても、フォント間隔が、Meadowの方が好み、っつーか学校のMuleのそれに近い。ということで使用3日強でMule2からMeadowに乗り換え決定。
でも、この扱いにくさがやっぱり高い敷居だよな。いいエディタなんだけど、Windowsバリバリな人にはお薦めできませんなぁ>emacs。
なお、結論の一文で笑えない人は、「だからどうした」とでも思って下さるようお願いする。結局こんな話は与太話でしかないのだし。
<私信 to="綾金の責任者の人">
そろそろ舞踏会の誤植修正パッチを公開せねばとか思うのだけれど、そう言えば同時公開したいあっちの方の相談してませんなぁ。そちらは死に体のようですし、ラチ開かないんで、一気にMLに流しちまいましょか? 実はモノのページ&CGIは既に組んであるんで。
</私信>
明日は金曜日。一週間は瞬時に過ぎる。小説は進んでいない。危機的。
昨日は某LMC(MtGのトーナメント)に遊びに行く。行って何をやってたかって、ジャッジなんだけど(^^;
なんつーか、MtGで遊んだのは遥か昔の気がする。分析して記事書くとか、ルールの問題議論するとか、そういう部分でしか遊んでない。それでも結局趣味的に扱っているのは否定しないし、楽しんでるのは事実だからMtGが趣味のひとつであるのだが、どうにも普通じゃないと思う。実際、カードなんぞ買わなくても変らず楽しめそうな気がするし。
まぁ、終了後楽しく飲めたしジャッジとしての経験も詰めたしLMCの雰囲気も掴めたし、多分またジャッジしに行きたいとか思うんだろうな。ちょっとは出ようかなという気もするけど、現環境における主カード資産であったMirageのカードが落ちると、基本セット+4Box分ぐらいのカードしかない。それではちょっと辛いかなぁと思うわけで。そんなわけで、MtGイベンターな方向への進行は着々と進む。
今日はbut氏と互いをそそのかし合った挙げ句、アキバへと(車で)出撃。散々道に迷いながら電子な買い物より本な(マンガな)買い物の方が多いというていたらく。なにしに行ったんだか、ホント。
というのは建前で、実のところは車中でのbut氏の会話が私にとっての大本命。現視研の1年がどうこうとか、そういう話を聞く。大学のクリエイティブなサークルに属してないせいで、直接的にクリエイティブな会話が少ないこの頃、非常に刺激になる。
よくよく考えると、そういう会話って高校の頃の方が多かったかも? けど、今の方が現実的な話をするし密度も濃い。
なんというか、自分が多趣味なことを改めて感じた二日間。
そう言えば一昨日はスターリングラード(ボードでやるシミュレーションゲーム)をやったし、三日続けて考えると私の趣味をほとんど網羅してる。ここ一年で一番ぐらいに密度の濃い日々なのかも。楽しい時間は速く過ぎるというし、実際そうだった。
そんなこんなで疲れたからそろそろ眠ろう。その前に、少しだけ小説を進めようか。
それはそうと、ティンパニやらスティール・ドラムやらでメロディライン書きたい。RPGのボス戦みたいな音楽。あと、RPGの戦闘音楽にエフェクトのタイミング合わせられないかなとか、アホなことをつらつらと考える。むぅん、ゲームも作りたいなぁ。プログラムじゃなくて、アイデアとかシナリオとかで。
つーか年内にエヴァな小説は終わらせて、他のパロディ小説なヤツらの進退を決定せねばならんのう。NGDは舞台設定フリーにしてもうちょっと自由に取り扱える形で共同企画にできんかのうとか思案中。PBMって形じゃなくて、シェアードワールドって形かな? その方が私の負担減るし。ってあたりを考えてるんですがいかがでしょう>関係者。
なんつーか、負担はそろそろ極大。仕事ほいほいと引き受けすぎなくせに、怠惰なのが悪いんだけど。人生のこの先に不安を感じる今日このごろ。
Progressive3に掲載予定な小説は、綾金方面の某氏とのネタのバッティングが危険な感じ。不安。今晩中に書き上げたいけど、そうすると明日の講義(1限から)に差し支える。午後は空きだし適当なところで寝たほうが吉か。まぁ、調子の如何で考えましょう。
ここ2週間で馬車道2回、秋葉2回。お出掛けしたのは計5回。多すぎ。今日も「秋葉行きませんか」とか言われたし。流石に断ったあたりが理性の最後の一葉って感じ。
今日小説書き上げて、明日MCMMの原稿終わらせて、明後日ftpサーバーを組み上げれば、をを、10月中予定の仕事が終わって1日余るではないか。しかしこれを机上の計算と呼ぶ。
何事にせよ特権とか利権ってのは存在すると思う。「これをするんだからこのぐらい利益があっても」とかそういうの。もちろん、正規の報酬がきちんとあって、それ以外にもらうのはちとあれだけど、正規の報酬がないんなら少しぐらいおこぼれに預かってもそんなにバチは当たらないんじゃないかと思う。
果たして「同人誌で儲ける」ってのがそこに入るのかというと疑問だけど、少し儲かった分を一晩で呑み尽すとかだったらアリじゃないかな。生活できるほど儲けるのは間違ってると思うけど。
政治家なんかも同様。私としては、きちんと政治をしてくれるんなら少々の汚職があってもいいじゃないかとか思う。ろくなことせず甘い汁だけってのは却下だけどね。
世の中そんなに画一的に進むかって言うとNoだと思う。やっぱり必要悪ってのは存在するし、単純に善なだけよりかは必要悪を認めた方ができることの幅も増える。もちろん、必要悪だという認識が必要だし、自制心も持っておくべきだけど。
さて、そんなこんなでマージも終わり、一服ついているところである。
あとはMCMMの原稿だけかな? ほぼ白紙なので連載記事は落とすかのう、などと思ってみる。しかしその割にはProgressive3の上がってるぶんの初稿を読む時間はあったりする。なんだかなぁ。
とりあえずTipsの追加とか、そういう作業を。
そうそう、今日座談会の修正作業やってて思ったんですが、htmlの修正かけるんなら、修正パターンをいくつか定義してmetaタグで記述するのがよろしいのではないかと。せっかくのSGML派生言語ですし、手間はかかるけど後に仕事を残しやすいし。わりと研究対象にならんかな、とか思うのですが、って多分誰かがもうやってるな(^^:、でも賛同者募集。