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_ 掲示板:YaPW 旧掲示板 SMIL Boston日本語訳(頓座)
_ Progressiveの編集に一段落をつける。ページ数はほぼ確定。誤字とかの確認をして、まだ埋め込んでない(届いてない)コメントを入れて、原稿完成の予定。
_ と思ったら、印刷所変えた都合で原稿サイズ変更だとか。ぐへ。変更自体はいいんですけど、印刷する用紙がないんですけど。文房具屋は日曜休みなんだよなぁ(~~;
でも、慌ててもしょうがないんですな。素直に作業は月曜に回すことに。
_ あ、でもイラストのサイズ変更だけは今のうちにできるな――ってことで、学校のWindowsNT(PhotoShop入り)を拝借して編集〜。
ということで、なんとか入稿には間に合う予定です>関係者の方々。
_ Progressiveの版下をpLaTeX全開で作り上げ、おうちプリンタで印刷→発送。
綾金方面の責任者の人の手元に届いてから、そっちで手配して入稿となる手筈。ちうことで、今夏の私のProgressive関連の編集活動は収束、のはずだったのだが。
_ さぁいいかげん卒研下調べだ、という前に、どうしても一点、クラスファイルをいじりたい箇所が出てきた。
イメージ回りの取り扱いの話である。
実は、graphicsパッケージは、pLaTeXの縦書きモードにきちんと対応していない。
TeXでは、単純な画像の取り込みには、\special命令というものを用いる。これは、「TeXは関知しないがdviドライバに指示がある」という命令だ。
だが、\special命令で絵を取り込んでも、TeXはなにも関知しない。そんな命令ないみたいに振る舞うから、絵のためのスペースなんて確保してくれない。場所の調整もしてくれないから、ヘンな位置に表示される。
ということで、graphicsパッケージの登場となる。これは、絵の大きさのぶんのスペース確保と位置の調整をやってくれるスグレものだ。
\special命令で絵を取り込むと、文字組み開始地点(下の図中の、丸で囲んだところ)が絵の左下隅にくる。これを、絵の高さの分だけV方向にずらしてやるのが、graphicsパッケージの仕事である。
ところが縦書きではそうもいかない。pTeXの縦書きモードでは、H(横)とV(縦)の方向が、入れ換わっている。あまつさえ、V方向は逆向きになっている。\special命令でうまくいかないのは当然としても、graphicsパッケージでもダメだ。
graphicsパッケージの仕事は、絵の出力位置(=文字組み開始地点)を、絵の高さの分だけV方向にずらしてやることである。当然縦組モードでも同じように動く。結果、絵は高さのぶんだけ横にずれる。よく考えれば当たり前の話だ。縦書きモードなんざ日本(pTeX)オリジナルの実装で、そんなもんケアしているはずもない。手元のクラスファイルその他が最新版でないせいかもしれないが、本家のgraphicsパッケージで対応されている見込みは、ない。
これまでのProgressiveの編集では、イラストはPhotoShop(学校持ち)でトンボつけて印刷・版下段階で差し換え、という手順だったので問題なかった。だが今回(血迷って)全部pLaTeXから刷り出すことにしてみたところ、わしゃわしゃと問題が噴出した。
今回の版下作成では、\special命令と適切な大きさのボックス直接指定、という力技そのもので対応した。が、これだと編集者にTeXについての知識を強要する。しかも、まがりなりにも公開しようとしているシロモノなのだ。それはいかんだろう、ということでそのへんの対応作業である。ちなみに、本音は趣味だろうというツッコミは却下だ。
_ 今回考えるのは、基本的に小説本用のスタイルである。イラストが入るときには1ページまるまるイラスト、と考えていいだろう。マクロもこれを前提として、
_ あとは使い方書いて正式公開、だけどドキュメント書くのが面倒だったりする。目標今月中。
2001.02.03追記:ちなみに、上記の例はdvioutの場合の仕様。他のdviドライバの場合は\specialでの絵の取り込み時の動作は異なる。ただし、縦書き時に起きる問題はほぼ同一の原因によるものと思われる。 対策としてはEvangelion Genesis y:x 更新日誌2001年1月23日付にあるように、「絵を取り込むところだけ横組にする」が一番無難だと思われる。
_ Number501号の新連載、乙武洋匡のフィールド・インタビューを読んで激怒。基本的にはガンバの稲本の記事で、彼のスタイルについて語るのにボランチ、という言葉を持ってきて、『でも稲本は攻撃的。ボランチ=守備的MFなのに攻撃的とはこれいかに』って話を展開してるのだが、この部分よんでキレる。
まずボランチという言葉に対する杓子定規的解釈がダメ。他にも、守備的MFはDFではないのだとか、DFでも現代サッカーでは攻撃参加するだろうとか、そりゃもういろんな点がわかってないんじゃないか、と思えてしまうのがなんとも。
いや、俺がボランチって言葉嫌いなのは認めるけどさ。んでも、MFと聞いて「攻撃的=ゲームメーカ」「守備的=ボランチ」と、杓子定規にわけるのだけはどうかと思うわけで。
_ 今週の残り期間の予定。書きかけの小説(ネタはProgressive5のお題にわざと重ねてる)を書き上げる。卒研(SunRPCのセキュリティ強化)の下調べ続行。progressive.cls、およびpLaTeXでの小説同人誌の作り方についてのドキュメンテーション。GameDeep vol.2の原稿にかかる――って間に合うんかいな。体がいくつ必要なんだ?
_ 指導教官と研究の進め方など話し、当面やることが決まってみる。
とりあえずはTCP/IPのパケットの中身を覗いてなにやら判定をするぞ、ということになったので、さしあたりSolarisのパケット覗き見用のツール、snoop(1)のマニュアルを……
って、この-aオプションってなんですか? "Listen to packets on /dev/audio (warning: can be noisy)" ──「パケットの内容を/dev/audio を使って聞きます(注意:たぶんうるさいです)」
一応肝心の「パケットの中身をダンプ出力」なオプションは-xらしい。でも、気になるなぁ、-aオプション(笑)
_ 夏コミに出そうかと思う個人コピー本、体裁を考える。超短編集とか考えてたけど、今書いてる中編書き上げて、みたいな形になるかも8月になったら考えます。
_ そういえば、GameDeepなんてものもありました。原稿締切今月中、と一方的に宣言してみようかな。つーか、そのぐらいじゃないと間に合わないでしょ?
_ FF9で数日廃人モード。おかげでGameDeepの記事は書けそうです。とりあえず、いくつか感想など。
7はほぼやってないんですが、4以降では最高の出来だったんじゃないかと思います。いろいろ試行錯誤して、なんとかようやく形になってきたかな、という感じ。
_ ネットワークゲームに移っていくための、チュートリアル的な部分も散見できました。ただ、「究極の見るゲーム」であるFFが、「究極のRPG」たるネットワークゲームに移行するってのは、あんまり相応しくないんじゃないかと思います。GameDeepの記事は、そういう話になる予定。