Whiteのふりーとーく

2007年12月チーネセ

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12.4

@TRPGの了解点

たぶん直接にはVidさんの「〈ゲーム開発キット〉としてのTRPG」に対する疑問を読んでの反応なのだけれど、わざわざ一般化させてみたために話としては少しずれているのでまあそんな感じで。あるいは例によって冬のGameDeepの予稿になるような気もする。あと俺はいいかげんSituated Playについてちゃんと論文を読むといいと思います。

ゲームを成立させるには、参加者に「ゲームをする」という意識が必要となる。

具体的には、ゲームルールに従うこと、ルールが示すところの目標へ向かうこと、といったあたりを各プレイヤーが了解していないと、ゲームがゲームとして成立しない。たとえば、単にサイコロ振るのが楽しいからサイコロ振る回数を増やすためだけに行動するプレイヤーがいると、ゲームはそれで壊れてしまう。(壊れた結果のそれもまたゲームなのだが、その話を始めると別の泥沼に突入していくので回避する)。

_ところがTRPGでは、この構図が崩れる。普通のゲームであればルールが目標を明示するが、TRPGでは明示されない。これに対し、「目標はプレイ開始後にGMからシナリオの中で提示されるのだ」などと言ってもいいが、それは正確ではない。

なぜなら、目標は事前に定められているからだ。

TRPGはひとりでする遊びではない。誰かと共に遊ぶものだ。だから、プレイヤーはTRPGを遊ぼうとする時点で既に選択を終えている:「TRPGを遊ぶのだ」という意志を固めている。だから、TRPGを始めようとするその時点で、プレイヤーは「TRPGをする」という目標を――あるいは、「TRPGをする」という了解をもっているはずなのだ。

そんなの普通のゲームも同じじゃないか、という反論が出そうだが、しかし違う。その了解の仕方、あるいは了解の扱われ方が違うからだ。

_普通のゲームであれば了解に基づいてルールを運用していけばそれで十分進行する。了解と局面が矛盾してしまったとき(「もうどうやっても勝てない」ときなど)にどうするか、等の問題がときどき起きるが、普通のゲームにおいてはそこで了解を曲げることもルールを曲げることもあまり許容されない。

始めてみたら実は了解が食い違っていた、なんてこともあるかもしれない。典型的なのは、「楽しみのために遊ぶ」のかはたまた「真剣勝負がしたい」のか、というあたりだろうか。だがこういうときも、最悪粛々とルールにさえ従えばゲームそのものは成立する。

_しかしTRPGには究極的に従うべき絶対的な規範がない。もちろんルールブックには「困ったらGMの判断に従うこと」などと書いてあるのだが、しかしそこでGMに求められるのは「場の空気を読ん」だうえで適切な判断を下すことだ。

TRPGを始めようとするとき、そこで遊ばれようとしているものはまだ不定形だ。事前の了解はまだ固まっておらず、だが「(TRPGで)遊ぼう」という了解だけは明確に存在している。だが、「楽しくやる」か「真剣に謎を解く」か、はたまた「GMの一人芝居を観る」かはまだ決まっていない。それが提案されるのはプレイが始まってGMが最初のシチュエーションを提示してからであり、そこに応じていくことでようやく了解が形成されていく。

やがて了解が形成されれば、それは「ゲーム」と呼んでもいいかもしれないぐらいのものになる、かもしれない。ルール+GMの提案+プレイヤーによる了解、をもってようやくそれはゲームとなる、という意味ではTRPGというのはまさしく「ゲーム作成キット」なのだと言える。

_ところでTRPGの了解はそんなものであるので、当然ながらプレイを通じて変化しうる。あるいは、そこが変化することをいいことにわざわざ合意を裏切るようなシナリオをGMが用意しておくこともできる。しかしあんまりやりすぎると「そういうことしかしないGM」と目されて、せっかくの仕掛けなのにプレイヤーが最初から構えておいて、とかいう事態に陥る。

そういうプレイを見ているうちに「いっそその部分をルール化しちまえばいいんじゃね?」とかいう無茶に踏み出したTRPGなんてのもあるんだがそのへんの話は待て次回(あるのか?)

おそらくこれに補論として「TRPGシステム開発の系譜を一行メモ形式で超大雑把に語る」みたいなのを付ければわかる人にはわかるものになるだろう、ということで続く(かもしれない)

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@物欲思案中

こうしてボーナス時期ごとに物欲が高まるからいつまでたっても宵越しの銭が身に付かんのだ、とは知りつつやっぱり物欲高まり中。当初の予定はそろそろ老朽化してきた自宅ゲートウェイサーバーをPhenomなLinuxBoxにリプレース、だったのだが肝心のPhenomがなんだか微妙にしょんぼりなのでもう半年ぐらい待ちたい気分になってきた。

そんなわけで検討中の項目:

FORISは本当はTVな気もするがモノの系統的に敢えてディスプレイに分類。ちなみにTVのところがSHARPばっかりなのはDVI入るのがSHARPぐらいだから。#このうちどれかひとつ、と思っているのだが気付くとBE+FORISとかに落ち着いている可能性が怖い。

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12.7

@深夜の事件

空き巣に入られてみた。

_帰って家の戸を開けようとしたらやられていた。荒らされていたのは同居人の部屋の小物入れぐらい、会社に泊まりの予定だった同居人に連絡入れてから警察に連絡。先に鑑識の人が来て後から交番の人が来た。痕跡探したり被害届作ったりして、同居人が帰るのを待つ。同居人が帰ってきたので被害状況確認。特に盗られているものはない、らしい。0100ごろ一同撤収。

_被害はないとは言えなんとなくがっかりしながら部屋でごろごろしていると同居人様がCLANNADを観るぜと俺の部屋にやってきた。そうだ観ようぜと応じてプロジェクターの電源を入れようとしたらプロジェクターがなくなっていた。どうやら盗られたらしい。同居人様は「プロジェクターのないお前の部屋に価値はない!」と言い放って自室へと去った。

しかし1時間後には次のプロジェクターを注文している俺がいた。BENQ MP721cを、amazon様にて。

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12.10

@週末の戦い

土曜日夜は友人同士の結婚の前祝、というわけでもないのだけれどまあそんな感じの客が来るので来いと呼ばれてゲーム会。なんか超人ロックのカードゲームがやりたいとかいうので著作権だの版権だの的に微妙だが数年ぶりにLaTeXで作ったソースを引っ張り出して生産してみた。ついでに夫婦(予定者)が欲しがったら差し上げるべく我が家に転がっていた桐箱に納めたり、のし紙付けたり。目論見通り受け取ってもらえたので(今回のゲーム会の会場の)家主様には次回もう一丁生産して持っていく約束を。次はキャラクター一覧とチャート類が一体になったものを付録としたい所存。

その持っていった超人ロックを3回、ほかにはエルグランデ、マメじゃないよ、ヘックメック、コロレット、ゲシェンク、シャドウハンターズといった比較的軽めなあたりで延々遊んで解散は翌朝11時とか。ロックはいいゲームなんだがやっぱり終盤ダレる。粘れるキャラの実現方法に難があるのだとは思っているのだが。タイブレーク的なゲーム加速手段があれば少しはマシになるのか?

_しかし真の戦いはそこから先に待っていた。帰ってクラブワールドカップの試合をTV観戦しながらまどろんだりしていると、会社の人から電話があってお客様が緊急に対応しろと言ってきたと。そんなわけで仕事開始。……だが眠い。それでも簡単な方は大して悩まずに解決できたのだが一件ややこしいのが私にはなんともならなかった。結局私が追跡の糸口を掴んだあたりで、その周辺の実装には精通している同僚様が先に原因を掴んで修正。めでたしめでたし、と行くかと思ったがその後23時ごろにまた電話が来て更に緊急にとかなんとか。既に眠気は臨界を突破して「眠い」から「重い」になっていたが修正したら客は既に(会社から)帰っていた。……そらまあこっちは自宅対応してるのに対して向こうは休日出勤で終電の時刻も過ぎていたわけだから理解はできるが。それでも連絡ぐらい寄越せばいいものを。

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12.11

@SoftBank 705PのPNG対応ががっかりな件

S!アプリで705Pで画像がまともに出ない件について調査。画像データはgimpで保存したもの。以下のような現象が発生:

ちなみにWebブラウザでも同様の問題が発生する。おそらくPNG画像のハンドリングに起因する問題だろう。他の環境で製作した画像では試してないので確実にこの動作をするのかは断言できないが、しかしどうしたらこんなバグを仕込めるのか。#ところで実機を貸してくれた人の前で「この屑め!」とか叫んでいたのでさぞや心証が悪かったことだろう。

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