Whiteのふりーとーく

2009年2月チーネセ

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2.4

@ドミニオン

ようやくドミニオンを開封。てらしまさんにスチール柵を譲った代価として2つ注文してしまったうち1つをいただいたもの。

で、とりあえずソロで何度か回してみて思う:勝ちかたがわからない人は、とりあえず(買って)ソロで回してみるといいと思った。ドミニオンは、そういうゲーム外での検証とか習練とかが、如実に出るゲームだと思う。

_これはゲーマーには断然お勧めしたい。Magic: the Gatheringでメタゲームとか含めてガチで戦うことで味わったあの快感を、2時間ぐらいに濃縮して味わえるのは凄すぎる。

一方で社交のツールとしてのゲームとしては、まったく向いていない。なにしろ腕の差、習練の差が如実に出てしまう構造をしている。囲碁とか将棋が向いてないのと同様の意味合いで。

_そういう意味でガチで戦えてなおかつ社交的にすら動かせるコロレットはものすごくよくできてるよなあ、と思うわけだけど。でもそのぶんコロレットは「深さ」とでもいうべきものをざっくり捨てているわけで。

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2.12

@2010 FIFA World Cup アジア最終予選 日本-オーストラリア

フットボールネイション対フットボールのできない国、という感じの戦いだなあ、と思った。

日本のメンバーはスピード重視でラインの裏を狙うような展開を指向。実際狙いはそれなりに機能していたが、しかし得点にはつながらない。これだけ見事に前半に狙いが決まっちゃうと、ハーフタイムの監督の指示が「この調子で後半も行こう」対「守備戦術を修正だ!」になっちゃって見事に修正がかみあいまくってへろっと負けるんじゃないかなー、などと思ったりもした。

しかし交替で大久保投入とか、どこまでスピード重視を貫く気なのか。チームの熟成を狙ってあえてやってるんだとすれば、監督はよほどの強心臓だよなあ。それとも本当にスピードと心中するつもりなのか(その可能性は否定できない。例:1998の岡野)

_だが勝つための試合の進め方としてはあと一歩足りないとも思う。後半になって日本はようやくミドルシュートを打ったりしたが、それって「裏を狙う→相手守備が引く→中盤が空いてくる→ミドルを打てる」という流れでのこと。そうではなくて、前半から意識的にミドルシュートを打っておくような布石が必要だろうと思うのだ。相手守備を引くに引けなく、ベタ引きという戦術を許さないようにすれば、スピードを活かし続けることができるだろうに。スーパーサブが有効なのは、そこで突然やり方を変えるからこそなのだ。

_試合結果は引き分け。まあお互いに最低限のミッションは果たしたような感じか。

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@初心者向けボードゲーム考

結婚して引っ越してから奥様の友人が何度か遊びに来ることがあって、するってえと幸か不幸か初心者にボードゲームを教える機会が増えている。

もちろん好きなゲームとかやりたいゲームとかはあるのだが、しかしそれと初心者向きのゲームとは違う。今のところ、カルカソンヌ、ブラフ、トランスアメリカ、コロレット→ズーロレット、というチョイスをしていてそれなりに好評な感じなのが幸いか。

_今後もこういう機会はあるだろうから、この際どういうゲームが初心者に向いているのか考えてみた。私思うに、以下の要件が重要ではあるまいか。

1つめはおそらく最重要。ゲームの終わりが見えない初心者が、それでもゲームを終わらせるには「行動すればゲームが進む」構造が不可欠だ。最近だとストーンエイジとか誰にもオススメなどと思っていたが、あれは「得点を取りに行こう」「ゲームを終わらせよう」という意志がないとゲームがそもそも終了しないのでこの点で不向きであると考えを改めた。2つめ。せっかくマルチプレイヤーズゲームするんだから、インタラクションはそれなりに強くないといけない。ソロプレイするならビデオゲームの方が面白いのだから、ボードゲームの面白さを教えるためにはやはり他人と絡まないと。「みんなで遊んでる」気分になるのはとても大事だしな。

3つめと4つめは同じ話の表裏か。ゲーム中に出てくる決断の局面は、単純でありながら、それなりに重要度が高くあるべきだと思う。細かい選択肢を幾重にも積み重ねて行くようなゲームだと、そもそも選択の意味が理解できないまま終わってしまう。そんなタイプのゲームだとプエルトリコとかサンファンとかが好きなんだが、どちらも初心者向きではない。

_という基準をもって眺めると、かつてボードゲームを教え込むときの王道的地位にあったカタンは意外に初心者向きでないのだとも気付く。終わらせ方は微妙にわからないし、インタラクションをガン無視してもゲームは進めてしまえるし、細かい選択肢の積み重ねを競う構造だし。そのあたりの、最初の壁を抜けた後の展望の広がりは圧倒的で、ボードゲームに必要ななにもかもが詰まってるとも思うのだが、やはり初心者を中級者に育てるためのゲームではあっても初心者向けのゲームではない。

カルカソンヌは比較的よいチョイスだ。ブラフもまあ悪くない。トランスアメリカはいまいちな気もするが、鉄道系ゲームへの布石としてはアリだろう。コロレットはおよそ完璧なチョイスで、しかも中級者への入口となるであろうズーロレット/アクアレットの導入がしやすくなるというおまけまでついてくる。

そして最近だともっとホイップを!が圧倒的に初心者向けであろう。おまけにこのデザインは数学的にも美しい。これは久々にコロレット並みに完璧なデザインのゲーム。入手できるようになったら是非買いたいところ。

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2.13

@旅程

というのは確定。あと13日の長崎泊、14日の宿泊地も確定。とりあえず目先で最大の難関は朝の飛行機に間に合うように起きられるかどうかだな。がんばらねば。

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