Whiteのふりーとーく

1998.12月・参照リンク先:9812.html#月.日_時:分

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at Comic Market 55...
[ Progressive ]
オリジナル小説同人誌
Progressive3
chronicle
インターネットエヴァ小説初期傑作選
Chronicle

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12.1 09:45 ノウハウの有無

水面下で進行中の企画で、PDF作成の話がことごとく私に流れ込んでくる。最初は自前でやると言っていた方々が挫折したのが原因。確かに、私も最初にきちんとPDF作れるようになるまでには結構苦労した記憶がある。そりゃあずぶの素人がいきなり作ろうったってPDFは気軽に扱うにはまだまだ問題の多いフォーマットである。失敗も当然か。
そんなわけでザクザクと原稿をPDF化。サクッと済むのは私がPageMakerの操作に慣れてるから。去年の夏は手探りだったのに、進歩したものよのう。
進歩と言えば、Progressiveの編集の方はもっとラクチンである。原稿集めて割り付け決めて、ルビやら特殊な文字やらの処理だけを(手動で)行なって、後はざくっとPerlスクリプトに流し込んでLaTeXソースに変換。これでほぼおしまい。後は挿絵の割り込み位置を決めて、そのぶんのページを空けるぐらいである。これもLaTeXの(正確にはpLaTeX2eの)機能を使えば簡単な作業。ものの2時間もあれば編集終了。トンボも付くから、印刷して印刷所に持ち込めば終り。むしろ校正とかの方が手間。
まぁ、ワープロとそうそう変わらないと言えば変わらないけど、やっぱり版面設計できるって点でDTPソフトは強い。――なんて知識も、数年前は持ち合わせていなかったわけだ。たとえ同人誌とは言え、この数年で培ったDTPについてのノウハウは結構重い。少なくとも、非プロレベルでの仕事には差し支えない量の知識がある。
実際、ちょっとした印刷物なら、(絵をのぞいて)一通り自分だけで作成してしまえるというのは、結構な強みではないかな、なんて思うこともある。こういうあたり、積んだ経験は無駄にならない。なんにせよノウハウは貴重である。
問題は、業界標準ソフト(QuarkExpress)の使い方知らないことと、デザイン能力が弱いこと。やっぱそのへん我流の弱みか。ま、ソフトの使い方なんざみりゃわかるって話もあるけど。


12.2 15:50 少しだけ単純でない、美しさ

夕方→夜にかけて寝るのが体に定着中。直さねばと思いつつそのサイクルにハマり、明け方から朝にかけて本を読んで過ごす。
あんまり壊れるべき時期でもないので絶対負けなさそうなもの――「LUNAR2 青き星のルーシア(角川スニーカー文庫、細江ひろみ著)」を読む。というか、既に1、2巻目は読了していて、最終の3巻を残すのみだったのだけど。
負けないと思う理由は、要するに上手でないから。下手と笑えるほどではないけど、上手だとうちひしがれなければならないほどでもない。昔より経験値はたまってるし、スニーカーではわりと負けない。それに、1、2巻を読んでいた感覚からして、「負けない」という手応えはあった。衝動で買ってしまったものだし読むだけ読んどくかと暇潰しに適当に読む。原作(ゲーム)のファンなら楽しめるかもねという内容、非常に角川メディアミックス的。心のどこかがそんなもの買う奴はアホだと叫んでいたりもするが、自分もその一員だから笑わない。
とにもかくにも読み進め――「まずい」――私はあることに気が付いた。船戸明里のイラストが、まずい。
念のため言っておくが「不味い」のではない。「まずい」のだ。危険な香りなのである。むぅん、これはひょっとして敗北の予感? いやしかし、これは基本的に小説であって俺様ってば絵には疎いから挿絵単体に負けるなんてことはありえねぇ、ということにしておこう、よしよし。
駄菓子菓子だがしかし小説の最後のページをめくったとき、私は衝撃的な現実を目の当たりにし、たった1枚の挿絵に大敗北を喫したのであった。

計算されたシンプルというか、表題の如く「少しだけ単純でない美しさ」って奴。それに敗北を喫した私は、煙を吐きながらそのままの勢いでこうしてふりーとーくを綴っていると、そういうわけで。
(09:05にここまで書いて、朝飯&授業(寝ちゃったけど(^^;)に向かう、でもって12:18に冷静になって戻ってきた――つもりなんだけど、某所のF-ZERO Xのコースレコードを数週に渡る苦心の上更新してきたなどあって別の興奮中(^^; その後午後4時近くになってから、いくらなんでも勢いだけ過ぎで一部表現が危険だろうってことで誤字もあったし改稿する)
こういう、ひどくシンプルでありながらちょっとだけひねってあるものに弱い。歌詞なんかにグッと来るときも大抵そうだし、文章もそう。シンプルでわかりやすく、それでいて独創的というか、その少しのひねりが単純な美しさに彩りを加える。
無論、素材に良さがないと美しくならないし、素材を壊さないように丁寧にひねる技術というのも重要だ。けど、両方が噛み合えばすばらしく美しいものになる。少しだけ単純でない部分が、単純な部分を引き立てて調和する。
絶妙なバランスが見せる「少しだけ単純でない美しさ」。計算して引き出せるようになれば、嬉しいのだけど。


12.3 17:40 ケアレスミスをしてみる

ホントは「してみる」などという能動ではないのだが、ミスを「してしまった」などと認めるのは悔しいので虚勢を張ってみる。

Along with Everythingの第10章が文字化けで読めないよ〜。
5ヶ月ぶりの更新で楽しみにしてたのになぁ。
これって、オイラがマックだから?文字コードの問題のような・・・
なんとかしてちょ〜〜だい。おねがい。

はい、単に文字コードの問題です(^^;
html中で<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-sjis">みたいに文字コードを指定してるんですけど、それが実際の漢字コード(EUC)と食い違ったので化けたんだと思います。つーか、確認しなかった私のミスです。申し訳ない。文字コードの方を直しときました。これで読めるはずです。
ときにAlong with Evarythingの次回更新は今週中の予定です。なんでそんな早い予定かってーと、某所で進む怪しい話(ワシ、ホンマそんなんばっかやな)のために完結させねばならぬのサー。それもあと1週間ほどで。終わるかどうかは謎。つーか、原稿用紙150枚ぐらいの中編ぐらい、もっとサクッと終わらせろっての>俺様。


12.6 22:55 映画とかゲームとかいろいろ

ここは更新されなかったが、そのぶんここ数日は充実。
回想も兼ねてつらつらと綴ってみる。

4日。ゼルダを初めてみる。冒頭のチュートリアルはひどく退屈であったが、いよいよゲームが始まると途端に面白くなる。しかし任天堂文法の極みである。しかも先も長そう。何時間かかるんだ、こりゃあ?
それはそうと、夜7時からの回で、(masamasa・But両氏やらの勧めもあったので)キネカ筑波に"CUBE"を見に行く。カナダの映画らしい。見た感想は、「ああ、バランスいい映画ですなぁ」といった感じ。masamasa氏とBut氏の言っていることが少しづつ違うのが良くわかった。こりゃあ見る人によって感想変わるね。いい映画でした。オススメです。

5日。久しぶりに戦国大名。が、しかし。諸般の事情により睡眠時間少なかったので眠い。マルチゲーム最大の禁忌とも言われる、「ゲーム中睡眠」までやっちまいましたよ。それでも滅びなかったのは他の国の形があんまり良くなかったのと、「いざとなりゃあこのホールドカードでお前も道連れよ」という覚悟が決められたおかげ。まぁ、序盤の展開が良かったのもあるんだけど。

6日。半分ぐらい寝て過ごす。その後、PageMakerの仕様について新たに知識を得る。ええい、融通の効かない奴。しかしPDF作るには必須な環境なんだよなぁ……。
で、某計画のために小説書き中。現実逃避のためにここを書く。そろそろ復帰の予定。

復帰の前に一言。Tよ、ゼルダは冒頭はつまらんぞ。操作説明だけだし。それに、骨の髄まで遊び尽す気持ちでやらんと面白くならんであろうて。プレイが3時間越えたあたりからが始まりだと思うべし。10時間ぐらいやりこんだ後で「肌に合わない」と思うんなら、「つまらん」でも「カス」でも好きに呼べい。でもって、俺にくれ(笑)。


12.13 03:00 修羅場ってみるのこと

10日〜11日にかけてProgressive3の編集をしてみる。徹夜の末に睡眠周期がずれ、金曜日の授業を全休する。
ChronicleのDTPデータが吹き飛んでみる。やべぇと思いながら全力でやり直す。ということで修羅場中。
ゼルダのこととか今更パワプロ4に燃え出すとかホームセンターが出来たとかいろいろ書くことがあるけどとりあえずパス。
次回更新は修羅場の現実逃避が想定される。


12.18 07:52 無計画の応報、あるいは修羅場にパニくってみる

ハッハァ! なんつうか、無計画なのは良くないことで、巡り巡って修羅場の出口が見えてこない。むぅん、あと一歩、あと一歩なのにぃ。しかしマスターアップ限界時刻は刻一刻と迫り、猶予は毎秒ごとに減っていく。かくして私は血を吐いてでも小説を上げねばならんのですよ。
と考えながらもTeXソース作りに逃げ込んでみる。ただし、これも仕事(;_;)
とにもかくにも、エヴァな小説の残りは一気に更新予定です。破綻しすぎてて、二章ぶんまとめてつかわんと力技にも持っていけんです。さもないとまんまエヴァ本編の最後みたいなことに(笑) 笑いとしてはそれもアリなのですが、どっかで既に使われたネタという話もあり。
とにもかくにもゼルダ。むしろゼルダ。斬新にゼルダ。
周囲ではラストダンジョンとかいう噂もちらほら。むぅん、みんな速いのねん。


12.20 13:45 業務連絡+α

メールサーバーが落ちているふうなのでほとんど業務連絡化。
Chronicle、あらかた最終版への目処が立ちました。リミットまでにはマスターアップ可能の予定。私の分の作業は、綾金からの荷物待ち&自作分のPDF化を残す程度。
今晩には自作分のPDFも最終版Upの予定。ちなみに、自作の原稿は一応上がり、最後に仕上げをかけるのみです。すべりこみで間に合った模様。
むぅん、前言撤回して掲示板つくろうかしらん。メールサーバー落ち対策に。それとも、ツッコミフォーム改造かなぁ?


12.24 00:20 修羅場の終焉とバカっぷりの拡大

クリスマスイブに突入し、無事ChronicleのPDF作成が完了する。これで私の仕事は当日売りを残すのみ。後は焼き担当の綾金方面総司令におまかせである。8倍速の威力を存分に発揮してくれることを祈る。
さて、そんなこんなで冬コミに向けた長い長い編集作業も終焉した。一月強で総計2000ページぐらい編集作業している計算になるので……って、それは既に本職レベルのページ数なのでわ。無論手抜きしてるのでそこまで仕事量があったわけではないが、そういや本も読まなきゃテレビも見てないなぁと思ったら、そんな事情があったのか。PDF吐きの合間にゼルダだけはきっちり進んでるが。
そんなわけで本日不明の時間から仙台に向けて出撃である。北大に行ってる高校時代の友人が仙台経由で変える&東北大の友人が帰省しない、という感じなので、皆で仙台に集合して遊び倒すというのが計画の骨子である。ちなみに参加を拒否する権利はない。
むしろ何が悲しゅうてクリスマスイブに男だけの車で仙台に向かわねばならんのかなどと疑問に思ったりするが、ええい、俺様はひたすら遊ぶ気でいっぱいダぜぃ! ということで行ってきます。12月30日頃にはバカっぷりを上げた俺様の姿をお見せする予定>関係者。


12.28 15:40 視点

拉致……もとい、仙台遠征からの帰還を果たす。
今年の残す予定はMCMMの原稿書き、コミケ2日目への出陣、コミケ帰りに実家方面に直行し徹麻参加。むむぅ、意外に予定が残っている。と言っても原稿書き以外はどれもこれも時限式の予定なので、別段慌てることもない。
そういえば、仙台遠征はなにかと視点の違いを想う日々であった。

遠征、と言っても、仙台の友人宅にて遊び漬け(TRPG漬け)の生活を送っただけなのだが、プレイスタイルやらなんやらで議論することが数度。考えてることが違うのだなぁと思ったりする。それから、帰りがけの車中の話。歴史学んでる人間と、「時代の区分」の話をしたり。
しかし決定的に視点のことを感じたのは、合流していた友人たちと別れ、筑波への路を辿っているときだった。
横断歩道を渡る子供連れの母親。走って渡る子供の後ろをゆっくりと歩くその姿に、今までにない移入を感じた。
子供の頃は「どうしておとうさんやおかあさんははやくあるかないんだろ」と思っていた。それが、急にわかった。
視界に入っることの安堵。だとすると、子を引き連れて歩く動物に比べ、人間は不信を強めたのかもしれない。ひょっとすると、人間が得たのは、知恵ではなく不信なのではないかなどと、そのようにすら思った。
だから、メールは電話に負けるし、電話は会うのに負ける。情報の流れに近しく生きる人間としては、無視できない、視点の違い。些細かも知れないが、重要なことだと、思えた。


12.29 17:20 メールサーバーが落ちている

表題の如く。
ということで明日は有明方面出撃であるのに、主要事前通信手段が断絶中。ホント、メールサーバーが不安定なことである。
そんなわけで連絡は電話にてヨロシクお願いします>関係者各位。


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