Whiteのふりーとーく

2002年3月前半

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_ 掲示板:YaPW 旧掲示板 SMIL Boston日本語訳(頓座)



3.2

@今週のNumber

特殊は無論ソルトレーク五輪。「世界は4年分進んでいた」が面白かったか。日本ジャンプの不振を軸に、競技の進歩というものをわかりやすく見せてくれる。極めて整然とした記事。

一方で、個人的白眉はMy Shining Athlete・小笠原道大。対照的に、まったくもって感性に起因する記事。なぜ我々がスポーツを見るのかというそのことを、短い中に良く描きこんでいる。文章に、芸が芽生え始めているのがわかる。乙武洋匡という才能に嫉妬しながらも、スポーツを観るという魅力を再確認するために、つい読み、惚れてしまうのだ。


3.4

@

土曜日。自転車で世田谷まで→発足した会社サッカー部での初試合でフットサル→適当に時間潰し→自転車で後楽園まで→会社バスケ部でバスケ→自転車で家、という予定であったものを、出掛けのメンテでチューブに空気詰めてるときにヘンな力がかかったかでバルブをブチ壊す。予備のチューブなし。ちうかついでにスポーク折れなど発見したのでいずれにせよダメダメ。

ということでフットサルクラブ東京まで電車&徒歩にて。ずぶの素人の私でございましたが、なんかGKにさせられてしまいそうな勢いです。やってみたら面白かったのは事実なのだけど。帰りがけの道すがらにみつけた雑誌専門図書館「大宅壮一文庫」がちょっと気になってみたり。

で、一旦帰って自転車を修理にー、とか思っていたらいつの間にか寝てたり。見事頓挫。筋肉痛も発症でバスケはサボり。

日曜日は筋肉痛と戦いつつ自転車を修理に持っていく。店の都合でしばらく手がつけられんから、修理は当分かかるとか言われつつも、そもそも走れない状態のものを余所の店に運ぶ気力は湧かず、そのまま依頼。おかげで2台目欲求がぐぐんとアップ。今週いっぱい情報集めして、次の週末に決断かのう。


3.5

@帰ってきたcvsup作戦

_社内サーバ群の再構築に伴って、cvsレポジトリの移動とかを迫られたので作業。

レポジトリ自体は、使っている人数が少ないこともあって単純にtar + gz で固めて移動、で問題ない。やはり問題は、cvsupによるレポジトリバックアップの再構成の方だ。

_前述のように、現backup機は微妙に挙動が怪しい。ということで、手頃なbackup機を探すも、適当なFreeBSD機はみつからない。

_ということで一計。cvsupによるレポジトリコピー自体はmaster内で(ローカルで)行なうこととし、それで作ったバクアップレポジトリをrsyncでbackup機に同期させることにする。backup機には半休眠状態(*1)のSolaris機を調達。で、あれこれと制約を考える。

_トランザクション
cvsupとrsyncのタイミングの問題。要するに「cvsupをやってからrsync」という順番を厳密に守らせたい。一つのスクリプトを書いて、それをmaster機なり、backup機なり、あるいはどこかよそのcontroler機なりに実行させることにする。リモートからの操作にはもちろんsshを使う。
_NAT回避
外注さんもレポジトリを使ったりするため、master機はどうしても外側のネットワークに繋がなければならない。ということで、Kickを行なう(=cronを仕掛ける)のは必然的に内側のbackup機ということになる。

_上記の条件以外は、基本的には以前とまったく同じ作業……のはずなのだが、うまくいかない。何故かと思ってあれこれ試すも、ダメ。仕方なく大変読み辛いman cvsupd、のAUTHENTICATIONの項、The first record of the file is special. It specifies the identity of the server itself.という記述を見つける。あー、そういえばそんなものもあったなぁ。すっかり忘れて削ってたよ。

_ということでmaster機ローカルでのcvsupは成功。backup機で動かす同期用のスクリプトを書く。ということで試しにrsyncを叩くとどっちにも入ってない。標準じゃないんで当然っちゃ当然だけど。Solarisではソース取ってきててけとーにmake、FreeBSDではもっといいかげんにportsでmake install、で準備完了。

で、以下のようなスクリプトを書いててけとーにcronで回すように設定、で作業完了。

#!/bin/sh
echo '---' Backup start at `/usr/bin/date`
echo '- Exec cvsup on master -'
/usr/local/bin/ssh master '/usr/local/bin/cvsup -Z -g -L 2 /usr/home/cvsbackup/supfile'
echo " - Exec rsync from master's backup repository to local. -" 
/export/home/cvsbackup/rsync -auvzb -e /usr/local/bin/ssh --delete master:/home/cvsbackup/cvsroot/ /export/home/cvsbackup/cvsroot/
echo Backup finished at `/usr/bin/date` '---'

(*1)正しくは、なんかのときの動作検証用に生かしてあるもの。

@

某ムービーは確かによくできているのですが、スクロールなシーンの重ね文字、後ろに行けば行くほど蛇足風味が強まるような。特に最後のは不要。あそこだけエロゲMAD風味が妙に強くて嫌。


3.6

@

同僚に、AM(*1)買わんの?と勧められてそんな収入あるかぁと返してみる。しかしながら「博士が存命のうちに買わんと」という非常に縁起の悪い煽りには思わずぐぐっと反応。


(*1)Alex Moulton製の自転車のこと。APBシリーズというライセンス量産品と、AMシリーズというハンドメイドな品があり、この場合はハンドメイドの方を指している。お値段だいたい50万円〜。APBだと20万円〜。

@

一人仕事ぶり全開の現お仕事を他人に渡してみるテスト。触ってもらって、質問されると、やはりいろいろ頭の中にしかないノウハウが出てくる出てくる。こっちがドキュメントをしこしこ書く間に、作業の方を進めてもらう、という感じで今週は終わろうであろうか。

@私信

貸し出しの件は了解。攻略本は持ってないし万一持ってたとしても貸しません。自力でやれと言わせていただく。一応マニュアル捜索しますが見つからなかったときはすまん。


3.7

@情報操作

同居人様の日記の駄文話。ライトノベルにはまだ編集がいるが、多くのえろげにはそんな人いないという罠、というのを指摘してみる。

_同じくノベルゲーム型マルチレイヤ表現の文章作法について。多くのそれらは実際のところマルチレイヤ表現でもなんでもない。書かなくたってわかる動きをいちいち絵で見せる上に文章でまで書くようなことが横行しているので。ちなみにこのへんの話の副読本としてはベストセラー小説の書き方(D.R.クーンツ、朝日文庫)をオススメしておく。

_もちろん、逆に大量の情報を配置して情報のインフレーションを起こす、それにより読者の眩暈を引き起こす、というやりかたもある。とはいえ、基本は緩急の使い分けにあるだろう。インフレーション一辺倒では読者もそのうち飽きる。正直、ノベルゲーム型マルチレイヤ表現の力では、インフレーションを起こし続けることはできまい。


3.8

@別方私信

とりあえずは、おめでとう。でもって、お久しぶり。

カプコン版カタンのデザインは、元版のインダストリアル的な優秀さをまったく無視した実にまったくもってアート的デザイナー風なシロモノになってると思います。つーか、あんなコンポーネントじゃ遊びにくくてしょうがなかろうと、私思うのですが。

感想戦の話は了解。個人的には某巨大掲示板とかでやってたりもしますが、やっぱり誰かとライブでやりあいたいあたりなので。結局同居人は観てないし、どこか適当に予定合わせて会いたいと所望。とは言いつつ、近頃は会社サッカー部がなにげにやる気満々で、明日の土曜日も朝から試合(ってもフットサルのだけど)だったりする模様ですが。またも筋肉痛か。


3.9

@目標相違

同居人様とわざわざ日記で対話、の続き

校正は機械的作業。編集の仕事は――場合によるけど、広いときには「監督 兼 プロデューサー 兼 マネージャー 兼 共同原作 兼 演出」ぐらいの役目は負うこともありそう。

ところで、マルチレイヤ表現を創るなら、「企画→シナリオ→コンテ→部材揃え(*1)→作品」という流れがあるべき姿と思う。だけどADV/ノベルゲームの場合、伝え聞くぶんには「企画→シナリオ書きつつ部材発注→作品」という流れっぽい。まあ、「マルチレイヤ表現」なんて怪しいものを作ってるつもりなんてない、と言われればそれまでだけど。

_「マルチレイヤ表現としてのゲーム演出論」ってのは違うかなぁ。「ゲーム媒体におけるマルチレイヤ表現の演出論」のが近い。駄文美文を論じるには、コンテキスト(文脈)のことを避けて通れないし、マルチレイヤ表現での文脈とは複数レイヤの重ね合わせによる表現そのもののことだから。

小説に求められる美文と、脚本に求められる美文は違う。一般に「美文」というと、書きことばを指すのだろうけども。でも、使われ方が変われば求められる文章は変わる。と思うのだけど。

まあ、元の話の問題がそんな次元に行きついてない、ってのはなんとなくわかってるつもり。「文章が書けるか、書けないか」って話で止まっちゃうことが多いからね、実際。――なんて言うと、本当に小説が書ける人に、怒られてしまうだろうけど。


(*1)絵とか音とかテキストとか。

@肉体疲労

会社サッカー部でフットサル。ということで05:30出撃。都営新宿線になにげに修理の上がったBD-1を担いで乗車。笹塚駅で乗り換え待ちがあったので、思いきって下車。BD-1を組みたてて、甲州街道を西へ西へとひた走り、本日の集合場所、調布駅へ。

_が、誰もいない。そこに電話。寝坊したらしい。おまけに私は最終目的地の具体的な場所を知らないというハマりぶり。仕方ないので連絡入れてもらって目的地の住所を聞き出す。ケータイで地図サイトを見て場所を確認し、移動。文明の利器は偉大だ。

_フットサル。完全に正GK扱い。といっても、フットサルのGKはGKというよりかは「手の使えるDF」なのだが。眼鏡が邪魔。コンタクト買うかと思案はする。終了後、ファミレスで飯食いながらミーティング。前回今回で付けられた閻魔帳に基づいたポジション分けなど。私は予想通りGK。

_飯の後、私はBD-1でポタリングに突入。調布市内をだらだらと走る。だらだら走って、京王線と小田急線の間の地域に紛れ込んだのでなんとなく下北沢へ。月イチトリウッド、とか思ったが、着いたのが回が始まったばかりの時刻で、次まで間があったので断念。井の頭通りを原宿方面へと。

_代々木公園、明治神宮をかすめて原宿駅前。人多すぎ。こんなところ御免なのでそのまま北へ転進し、新宿駅前へ。ハンズで自転車用品を物色して買わない。

_新宿通りで四谷へ、四谷駅から市ヶ谷方面へ曲がり、毎度お馴染み靖国通りへ。神保町のヴィクトリアで長ズボンなトレーニングウェアがなかたので、ズボンだけを買う。ここに至って荷物がやたら多いことに気付く。

_同じく神保町L-Breath。つーか、ヴィクトリアの系列店だが。ここの3Fでメッセンジャーバッグを物色。微妙に高いが、物はよさそう。なにより、量が入る。今自転車乗り用に使っているバッグでは、サッカー用具いれるだけでもヒイヒイ言う有り様なのだ。しばし悩んで、買う。サイクルコンピュータも一緒に。合計1.7kぐらい。

_メッセンジャーバッグ強力。元のカバンをパンパンにしてた中身を全部納め、しかも元のカバンまで詰められた。秋葉で買った文庫とか漫画も突っ込めた。そのうえ乗っていて邪魔にならない。この強力さなら安い買い物だ。

_錦糸町でラーメン食って「ウマー!」と叫ぶぐらい満悦。錦糸町駅前を南に下って浜町駅、都営新宿線に乗って篠崎へ、のその車内に、明らかに輪行していると思しき先客がいた。お互い相手が微妙に気になりつつ会話せず私が先に下車。

_で、帰宅。現在洗濯&風呂準備の最中ナリ。流石に疲れた。今夜はよく眠れそう。


3.10

@

ニトロプラスに関する雪駄さんの言及――資本はないがセンスと情熱のあるスクウェアメタルギアソリッドに辿り着くまでの小島監督――に大同意。優れたマルチレイヤ表現を指向するメーカーとして、非常に期待したいメーカーだ。

未だにやっていないBITTERSWEET FOOLSについて(IRCで)あれこれ言ったりしたのも、「優れたマルチレイヤ表現を作ろう」という匂いを宣伝素材から感じたからであって、そういう意味ではminoriにも期待しているか。

_ということでなにか承けて書こうかと思ったが、まったくそんな必要が無いことに気付く。それでもこんなことをだらだら書いているのに、確認以上の意味はない。

_"Hello, world."について。このタイトルで、近未来で、サイバー(或いはユビキタス・コンピューティング)な設定で、SFマインドが溢れてこないはずはない、のである。もちろんハードSFを期待すれば間違いなく裏切られるが、ともかくSFではあろう。とは言えそれ以上に、人と人の物語になってくれると、期待しているのだが。


3.13

@

昨夜の駅からの帰り道に、またもBD-1のチェーンガイドがタイヤに巻きこまれて死亡。

ということで、今日は自転車通勤な予定を取り消してそのへんの修復。チェーンガイドを外して、ディレイラ―ワイヤーのテンションだけ少々いじる。これで調子がいまいちだったら、本格的にディレイラ―調整か。

チェーンガイドがないと、折りたたんだ時のチェーンの収まりが少々悪くなる。なくてもさほど困らないのだが、輪行に利用する身としては少々不便。とはいえ、これで3回目である。いいかげん諦め気分になってくる。こうも何度も同じ事をやらかすと、もう外してしまおうかという気にもなる。まあ、ひょっとするとディレイラ―回りが微妙に歪んでたりするのかもしれない。


3.13

@スタイル変更

なんとなくスタイル変更。基本コンセプトは"lynxに優しく"。

_で、当然のようにツッコミが。

Netscape4ですさまじい画面になります…

あんなものはブラウザだと認めないので気にしません。というのも無体なので一応対応しました。殺風景をお楽しみ下さい。

@

新スタイルの晒しage、もとい公開デバッグ中。ということで新スタイルへのツッコミが。

Netscape6.2でも、横スクロールバーが発生して、ちょっと嫌な感じになります…原因は…どうやらhr.divnoteがデフォルトからwidth:100%を継承してるからみたい? 左右マージンを引いて、width:85%とか指定して下さると、Netscape6.2ユーザが幸せになれそうです。

#preのmax-width:100%が効力を成していないのか、こいつのせいでも横スクロールバーが表示されてますけど、これはさすがにプラウザが悪い感じでしょうか…

##あと、preの中にpって、入れて良かったでしたっけ? これはちょっと、未確認ですが…

hr.divnoteはとり急ぎ修正。確認はしてないのでNetscape6.2で直ったかは不明ですが。

preのmax-width云々は、「改行文字で改行・ボックス端で折り返し」がCSS2でできないかとあれこれ工夫たなれの果てです。結局、結論はCSS2のwhite-spaceプロパティの機能が足りないなのかなあ、と思ってるのですが。識者のツッコミ希望。

preの中のpは、こっちのフィルタのコードに起因する問題なんじゃないかと。規約外になってしまってるなら、手元の処理が悪いだけのこってす。

@

先ほどNetscape6.2でスクロールバーがどうこうとか突っ込んじゃった人です。

preの横幅問題ですけど、overflow:scrollとか指定していただけると、スクロールバーの位置が変わって、少しだけ幸せになれそうなことが分かりました。

…もっとも、Netscape6.2とIE6でしか試してませんけれど。

\#突っ込むのってちょっとどきどきです。

とのことなので、早速そのように。ついでにpreのスタイルもいじってみましたです。


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