Whiteのふりーとーく

1998.8月・参照リンク先:9808.html#月.日_時:分

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8.7 05:00
修羅場が無事終焉した……と思う。
長かった編集作業も一応終わり、次は……既に二週間近く遅れている MCMMの原稿か?

その前に、舞踏会〜Dance Party〜のCD-R焼きがあるか。実は容量小さいので(50MBぐらいしかない)、2倍速で焼けば15分もあれば1枚焼ける。 幸い時間潰しに64+F-ZERO Xが丁度いい(Expertあたりのグランプリ1回か、タイムアタック10本ぐらい)。 ということで、今日あたりCD-Rの買い出しに秋葉に出るんだけど……実はつくばで買うのと経費がそう変らない。
というのも、車で東京に行けばの話なんだけれど。高速バスで東京に出るならちょっとだけ秋葉に出た方が安い。ただし、買い込んでくるCD-R100枚を、自力で持って帰る必要がある。運動不足だから丁度いいという話もあるが、今後各種イベントなどで、体力がガンガン削られることを考えると、ここで体力を消費するのは馬鹿のやることである。
私は無謀な人間ではあるが、無謀なりに考えているのだ。

で、車で行くと何故金がかかるか。実は、ガス代+(場合によっては)高速道路通行料は、高速バスの場合とそう変らない。行きか帰りか、どちらかだけ高速道路を使えばトントンってところだろうか。しかしだ、東京は駐車料金が馬鹿にならない。
ただ、荷物が重いことを考えると、車で行くのが賢明である。しかし、どうせ車で行くんならつくばで買った方がいい。その方が時間も節約できるし。
と言いたいところだが、やっぱりつくばはちと高い。東京に攻めれば、少しだけ安くなる可能性はある。

それにしたって、駐車料金だ。他の2つはドライブに行ったと思えばまだ割り切れるけど、駐車料金ばっかりはなぁ。そりゃあ、地価が高いから駐車料金も高いってのはわかるけど。だからといってあきらめがつくほど、私はものわかりが良くはない。
まぁいいか。気晴らしも兼ねて、東京行こうっと。

そう言えば、WORD部屋に放置しておいたら消滅していた 季節を抱きしめてはどうしよう。 っつーか、プレイ回数0回のままどこかに消え失せるってのはないだろう。 犯人を見つけたら 「誕生日にCOCOS引き回しの上アンミラの刑」決定である。
それはさておき、消えたものを悔やんでもしょうがない。もう一度買うか。今度は絶対に中古で。幸い、中古を買うことの呵責はないぞ。なんせ俺ァ著作物に対しての金は(新品を買った際に)払ってるんだからァな。単にモノがなくなったから、再入手するだけだ。
# ああ、 ダブルキャストも新品買うべきだろうか。 実は借りてやってたから、著作物に対しての金を払ってない。 こういうときに、「著作物に対しての金だけを払えるシステム」があれば、 何も悩まずに払うのに。 ソフト1本1000〜2000円ぐらいで、入金だけできるシステム。 利用者の善意にかかってるけど、簡単に払えるなら払う人間はいると思う。 シェアウェアだって、商売として成立しているモノはあるんだからさ。 アプリケーションソフトでできて、ゲームソフトでできない道理はない。と思う。

著作物に対しての金だけ払うと言えば、最近夢見てるのがシェアテキストへの野望だ。
Web上にコンテンツを置いといて、利用者の善意に任せてお金を払ってもらう。 もちろん、そういうことをやるには強力な集客力が必要だが、 逆に言えば強力な集客力があれば、そのぐらいのことが出来るわけだ。
そういう形でモノを配って、それで利用者が 「著作物に金を出す」という概念を理解してくれれば、 更にそういう文化は加速する。
どこか、集客力の大きい人がそういうことをしてくれれば、 ここみたいな末端でもそういうことができるようになるわけだ。
逆に、末端が結束してそういうことを初めて、 ボトムアップ式で上に広めていくって方法もあるけど。


8.7 23:00
凡ミス連発で修羅場復活。流石は俺様、メチャメチャ弱いぞ。

更に最悪なことに、メールサーバが止まっているらしい。
ということで、メール送れないし読めもしないようです>名古屋の責任者の人。
一応、 www.ipe.tsukuba.ac.jp/~s951372/ と www.jks.is.tsukuba.ac.jp/~white/ の、いろいろファイルを置くときのディレクトリ名以下に、 一通りファイルを置きました。 あ、Acrobat Readerのインストーラだけは、Adobeから取ってきてください。

挙げ句の果てに、今日は実家に帰らねばならぬのですよ。
ということで、しばしネットワークから切断されます。連絡はどうぞよしなに。
仮につながってたとしても、数日間メール環境が落ちてることが予想されるので、ほとんどムダですが(^^;

以上、ふりーとーくというか完全に業務連絡でした(^^;


8.15 01:30
修羅場終了寸前。あと5枚CD-Rを焼けば仕事完了……なんだけど、そこでCD-Rメディアが尽きた。
信頼性&ケースの色を考えて、 秋葉原で買ってきたリコー製のメディアを使っていたのだけれど、 一部焼くのをミスったため不足(と言っても、バグ取れきってない段階で何枚か焼いたのであって、焼き成功率は100%であった)。 ということで、仕方なく筑波で購入して焼いてるわけだけど、うん、ハズレ。 明日失敗した枚数だけ買い足して、それでもって再生産だな。 今夜中に終わらせたかったけど、仕方ない。

とかなんとか、余裕ありげな話し方だけど、実は売りに行くのって明日である。 実際はメチャメチャ切羽詰まってるんだろうなぁ、こういうのって。 しかし、残り作業時間が短いためか、変に余裕を感じる。 幻想の余裕な気もするけど、気のせいってことで。

そんなことをしているうちに、夏休みが残り四分の一。早いなぁ。 もっと他にもいろいろやりたいことがあったのに。 毎年そんな感じ。来年に来年にと残しておくから、もっと思う。 ひょっとしたら、休みだからこそ出来ないのかも。 日常に組み込む努力が必要。その前に授業に出なきゃ行けないんだけど。


8.17 18:20
ぼくの中の激情が、騒いでいる。

ちょっとした欝(ウツ)状態なのかもしれない。ひどく全てがいやになる。僕の中から、それまでの気力が全て失せる。

かわりに芽生えるのが、激情だ。
激情は何も語らない。ただ、ぼくを駆り立てる。ただ、ぼくに唄えと命じる。
ぼくの唄いたいあの歌。遥か彼方、ぼくの心の奥に存在する、あの素晴らしい歌を。
その歌を唄えるならば、ぼくは死んでも構わない。

初めてのことじゃない。ぼくの心は、ときどきこうして騒ぐ。
たとえばあのとき、きみにあんなことを言ったのは、たぶんこの激情のせい。
あのころのぼくはまだ、激情に押し流され惑う身だった。だからぼくは激情に惑い、狂いをはらんだ心で言葉を紡いだ。きっと、きみにはわからないことばを。
今のぼくは、激情のことを知っている。 それは確かにぼくの中にあって、ぼくのことを駆り立てる。 ぼくにあの歌を唄えという。
誰も、ぼくのことを止められない。誰も、ぼくが唄うのを止められない。

ぼくは、まだあの歌を唄えない。ぼくはまだ未熟すぎて、あの歌を唄えない。
だから、激情はぼくに教えてくれる。あの歌を唄うための、いろいろなことを。
激情がぼくに教えてくれる。この世界の、不愉快なまでの美しさを。
ぼくは美しさに心打たれる。あまりの美しさに、世界を憎む。憎む?――違うかもしれない。それは、むしろ妬みと呼ばれるべきかもしれない。
ぼくは世界を妬む。ぼくの唄い方では唄いきれない世界を妬む。
ぼくは唱いたい。ぼくの中のあの歌、世界の全てをあらわす歌を。ただありのままをありのままで唄う歌を。 だからぼくは唄い続ける。誰にも止められない。誰が止めても、止まりはしない。ぼくは唄う、ぼくの中の激情に促されるままに。


8.18 20:30
そんなわけで、ちょっとイカれた頭のままで、不愉快なほど美しい世界を堪能していると、名古屋方面から電波が飛んでくる。「男たちの挽歌」を見なければいけないらしい。
むぅ、もうちょっと状態がどうにかなったら見よう。今は精神が散漫でよろしくないから。

そうそう、実家に帰らなきゃとか思ってたんだ。気が狂うのを阻止するべく、十二時間ぐらいSaGa Frontierをやり続けてたんだけど。何かやっていないとすぐ意識があっちの世界へ飛んでいく。それはそれで心地が良いのだけれど、それで幾度失敗してきたことか。ということで、こうして気を紛らせる。
本当は、こういうときにものを書くと凄いものが書けそうな気がする。だけど、もう一回留年するのはねぇ(^^; 凄いっていう保証があるわけじゃないし。


8.21 01:30
いろいろと不具合も見つかっているが、 とりあえず「舞踏会〜Dance Party〜」は無事発行された。 通販なり、それに代る何かをやるなりのときには、当然不具合を直さなきゃいけないんだけど。
編集人の私としては、今回のCD-Rによる提供を 「ネット上であの画質だと重いからCD-R」というふうに認識している。 JPEGでメガバイト単位を越えるような画像ファイルは、 いくらPDFでもオンラインでは読めまい。
だがしかし、無謀にも「舞踏会〜Dance Party〜」オンラインバージョンを作ろうかという思案は私の中で動いている。画像を72dpi(CD-Rに収録したものは300dpi)まで落とせば、単純計算で画像のデータは1/16になる。今回のPDFファイルの大半はおそらく画像で占められているから、なんとかダウンロードできるサイズまで落とせるかもしれない。
解像度を落とすってのは、絵描きの方々にしてみればひどい話だとはわかっているけど。けど、本当にオンラインに乗せるとなれば最低限この線は譲れない。
まぁ、売り物として売った以上、発売直後に公開ってのは人を馬鹿にしているので、オンライン版の公開があるとしても冬コミ過ぎになるだろう。通販をやらないでオンライン版を待ってください、とか言い出す可能性もある。どうなるかはあくまで未定。なんちゅうか、未定ばっかりだけど、エヴァ小説ML出版部というのはそういう組織である――というのは、「輪舞曲〜Ronde〜」の通販が何故かnaryさんのところで行なわれたあたりからも容易に見抜かれる事項であるのだが。
ということで、「舞踏会〜Dance Party〜」はおそらくエヴァ小説ML出版部の最後の活動である。もしも今後「エヴァ小説ML出版部」の名前で新企画が立ったとしても、私が実務に関わることは絶対にあるまい。
なんてことを、それ系の人間が読んでる率が激低いと想定されるここでぶちぶち言っても仕方ないんだけど、大丈夫、肝心な人間には多分伝わる。

そうそう、昨日(20日)の昼過ぎごろ、自転車で遠出する前ふりとして、各種サイクリング用品を買いに行った。で、当然寄り道をする。某ゲームショップなんだけど、「をを、コナミのソフトの新品が安い」と思う。
要するに、「Playstation the Best」とか「サタコレ」とかみたいなベスト版なんだけどさ。コナミは自社製品の流通を自社で仕切ってるから、当然そういうベスト版とは別の扱いになる。ただ、それだけじゃなくて新品をちょっと安く出したりもしてたような記憶がある。
結局、そういうふうにメーカーからもユーザーに歩み寄りをしなければ、ゲームソフトの著作権問題なんて結局解決しないんじゃないか、と思う。無理に裁判始めてるようだけど、あれでは「中古市場は既存の市場である」というふうに判断されて、古本と同様に認められた市場となってしまうと思うぞ。
そうそう、中古市場を潰すなんて、新品のゲームソフトを今より2000円安く売れば楽勝だと思う。そこまで下がると、魅力的な買い取り価格(新しいソフトで、購入価格の4割程度か?)を維持したままで、魅力的な販売価格(新品より最低1割、できれば2割以上安い)を確保できるかどうか、怪しくなるからだ。しかも、旧作になれば買い取り価格は話にならない値段になる。それでもマーケットとしては残るだろうが、今ほど甘い蜜は吸えない、小さな市場になることだろう。
そんなわけで、無理に裁判始めるぐらいなら実力行使(新品の値段を下げてみる)に出るか、うまく示談に持っていくかの方が得策だったと、私は思う。
というか、ソフトの中身にだけ金払う制度、どこか作ってくれ。そしたら良心の呵責なしに借りて遊べるから。

と、一見無関係なふたつの話だが、布石ということにしておこう。もっとも、私が何やりたいかなんて最近のここを読んでる人にはバレバレな気もするけど。


8.21 22:45
masamasaが某WORD部屋で映画を見ていたので一緒に見る。『フェイスオフ』の方だけ。エヴァ小説MLの連中がお勧めしていたので、どんなもんかと。をを、面白い。演出過剰なあたりとか、そういうもんだと割り切ってみれば気持ちいい。
何にせよ思うことだが、そういう「文法」みたいなものは厳然として存在していると思う。物書きの端くれとしては非常に悔しいことだが、やっぱり我々はそういう文法に則ってモノを書き、そういう文法に則って見てくれる人間に向けて発信しているわけだ。
そう言う意味では、詩というものがうらやましい。あれは、言語であることだけをルールに、まさしくその詩独自の文法を形成できる形式だから。もちろん、詩自身も「詩である」という文法に縛られているのだが、それを逸脱できるのも詩の魅力だ。
やっぱり文章というのは受けにくいんだろうなと思う。映画とか音楽とかにくらべると、受け手に突きつける要求が大きい。だから知的に高度とかそう言うことを言うつもりはない。文章には、言いたいことが素直に伝わるってメリットがあるからだ。
けれど、それも結局は受け手次第、なんだよな。
ちょっと落ち込みつつ、眠くなった。今日はたっぷり寝よう。

8.25 10:30
早めに寝て早起きして、日立市の実家に帰りつつ途中の水戸で映画館ハシゴ、という計画はもろくも崩れさる。というのも、生活時間が狂っているのが悪い。それもこれも全ては一昨晩の1830が悪い。
まぁ、大学生かつ(電源不要)ゲーマーなんぞやっている以上、生活時間が狂うぐらい当然と言えば当然だろう。1ゲーム8時間ぐらいのゲームはザラにあり、そんなのをやろうと思ったら一日がかりか徹夜になるか、のどちらかだからだ。
ということで、寝てない。起きたのは昨日の午後3時だから、現在起床から18時間。爆発的に眠くなってくる頃だ。こんな状態で実家に帰ろうとすると、間違いなく睡魔との戦いになる。勝つ自信はあんまりないが、自動車で帰る以上、勝たないと命がなくなる。撤退して、今から睡眠を取るべきかどうか悩む。

ふと思い立って、SFオンラインを見に行く。時間があっというまに過ぎる。ただし、おかげで眠くなくなる。ということで、実家方面へ出撃決定。そんなわけで、しばらくネットワークから切断。バージョンアップ版の送付やら、経費の報告やらは週末になるかと。>名古屋方面の責任者の人。もしもお急ぎなら、電話一本下さい。実家ったって、どーせ二時間で戻れる距離だし。


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