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前々から組みたいと思っていたAthlon 64 X2機を組むぞ!と決意したのが先々週。
そんなわけで先週土曜日にパーツをあれこれ買ってきたところから話が始まったのだが無計画ぶりゆえに様々な迷走があった。ということで簡単な顛末記を。
_土曜日(12/10):基礎パーツ購入
Athlon 64なマザーで圧倒的シェアを誇るのはnForceシリーズだというのはわかっているがあれこれ相性で怪しい話が飛び交っているのでチップセットとしては比較的鉄板だと思われるVIA、SiS、ULiに基準を絞って選定。で、価格とオンボードEtherチップを見てA8S-Xに決定。
グラフィックカードはファンレスでてきとーなのを、と思って「ファンレス」表示があるやつを買って帰ったら見事にファンがついてやがるの。めどいからまあいいか、で諦めたけど。
で、帰宅してから現用PCをバラした上でこいつらをサクッと組み込んでハードディスクもそのままに起動してみる。…起動しない。セーフモードでなら動くので、なんかのドライバが悪さをしてるのだろうか。これはめどいけどOS再インストールかなあ、と思ったらプロダクトキーが書いてあるシールを貼ったOEM版XP Proのファーストステップガイドの冊子が行方を不明していますよ? ということで作業を断念。旧構成に入れ換え直して環境を復旧させてみる。
_日曜日(12/11):基礎動作試験
ドライバが悪いだけなのよね、ということを確認すべく新部品ども+適当に余っている電源+適当なCD-ROMドライブという最小構成でKnoppixで起動。まったく無事起動する。ついでなんでハードディスクをつないだりして現用PCの方に入っているXPのプロダクトキーについてXPInfo、ならびにscankeylxなるソフトを使って調査に成功。あとはここ最近のハードディスクの頻繁な入れ換えの結果中身がよくわからなくなっていたHDD三本について中身の調査。80GB x 2が生存しているが残容量が厳しいVine Linuxのシステムとバックアップ(pdumpfs先)、120GB x 1が破損の疑いの高いVine Linuxのシステムと判明。
_月曜日(12/12):カッとなってケースその他購入
出がけに120GB x 1のKnoppixで起動した新部品どもによるPCのなりそこない、を用いて破損チェックを仕掛けて出社。
で、帰りにカッとなって以下のもの購入
要はハードだけの移行を諦めてクリーンな新システムを!と覚悟を決めたということで。OSについては折角だから64bit Editionを、とも思ったがドライバ回りにあまりに不安があるのでやめてみた。ScanSnapのおまけでついてきたAcrobatも満足に動かないらしいってのは流石にねえ。
で、帰ってみるとディスクチェックがまだ終わってない……という事実を受けておおむねこれはダメだろう、と判断しチェック中断、なりそこないどもをバラして新ケースに組み付け始める。で、新ケース。狭い筐体のくせにエアフロー確保に躍起になってる設計で、冷却の心配はほとんどいらないなー、とは思うのだが、狭い中にファンとかベイとかギリギリまで詰め込んでるために組み付け作業がやりにくい。
それでもなんとか組み付けてOSインストール開始。無事終わって無事起動、ほらやっぱり旧システムのHDDから起動しなかったのはドライバかなにかのせいなのよ〜、と思いながらAMDのCPUドライバをインストールしたときに問題に気付いた。
インストーラーが「C:BOOT.INIがみつかりません」みたいなメッセージを吐きながらなにげなくインストール完了、ってそれ明らかになんか失敗してるでしょ! ということでディスク構成を調べてみると驚愕の事実に気がついた。
というナニコレ?な構成。…えーと、ひょっとしてWin XPのインストーラーがUSB接続のカードリーダーどもをHDDより先に認識しやがりましたか?
あまりにがっかりな展開に愕然としつつも今度はカードリーダーを接続せずに再インストール実行、無事ハードディスクをC:として認識させることに成功する。
_火曜日(12/13):DVIがひどいことに
さあOSも入ったし今度こそビデオカードやらチューナーカードやらDVD+-RWドライブやらを組み込んで!と作業を進めさあドライバのインストールだ!とばかりに電源を入れたら画面がひどいことに。ディスプレイへの接続をアナログRGBからDVIにしたのが悪いらしい。同居人様共々実は最近一番楽しんでみているガラスの仮面の時間が迫って来たので作業断念。慌てて旧PCにカードだけを組み戻し(しないとプロジェクターで堪能できないので)。
で、そのDVIがひどいことにね、という話を某所IRCで言ってみたら「DVIにノイズってのはRadeonならCatalystのオプションで高解像度ディスプレイで〜のチェックを入れたりするといいのでは」という情報が。で、それでさっくり解決。
_水曜日(12/14):ちまちまとインストール開始
なんにしてもいきなり乗り換えができるような状況ではないので、現用PCで通常のあれこれ(IRCとかゲームとかプロジェクター使用時の音出しとか)をしつつ、新PCでは最低限必要なアプリケーション類のインストールを始める。具体的にはFireFoxとかputtyとかそんな感じで。こんなとき、ターミナルサービスはまったくもって偉大ナリ。
_木曜日(12/14):カード類移行完了
最低限のソフトは昨日で入った…と思うので、現用PCから以下のカードを遂に移植。
ちなみにAudigyはFPS 2000 Digitalにデジタル接続している。で、ドライバーをインストール。どっちも無事動作。
_残作業はUSB接続のあれやこれやとプリンタドライバのインストール、かな? 結構機器数があるのでめどいけど、まあ必要なときに入れていけばいいか…という感じで。
Mozilla Firefox - ライブブックマークを参考にへろっとRSS Auto-Discoveryな記述を追加。かくて全面書き直しは見送られたままBlogっぽさだけを向上させていってしまうのでありますね。
とりあえずは順調に稼働中…と言いたいが、OSの電源管理任せでCnQを動かしているとmabinogiプレイ中にしばしばフリーズするという現象が。それ以外は至って順調。ということでCrystalCPUIDに乗り換えてしばらく様子を見てみることに。これで収束するならそれでよし、でなければmabinogi起動時にはCnQを切るような仕掛けをせんとなあ、というフェーズ。
あと、CPU-Zで調べてみたらメモリ差す場所間違えててシングルチャンネル動作になっていたので差し替えてデュアルチャンネル動作にする。
ちなみにメモリ構成変更前後でFINAL FANTASY XI Vana'diel Bench3とか動かしてみたり。だいたい3%ぐらいの性能向上、ってことになるのだろうか。
GameDeepの原稿は連休中にガッと書き上げ。夏の時点から構想だけはしていただけあっていざ書きはじめたら早かった。今日明日かけてリファインをかけるつもり。
GD#の方は会社に来る途中でGPL話でも書くかー、と気分で決定いたしました。構想もクソもないのでこれから凄い勢いででっち上げの予定。
まーとりあえず下調べぐらいはちゃんと、ということでOpenDivXのライセンスがどうなってたか調べたわけですが、一番役に立ちそうなのはDebianの連中があーだこーだ議論しているMLのログでありました。読もうとするがどうにも読めません。そりゃそうだよなあ。(俺にとって母国語の)日本語で議論してても混乱するのに、それが英語なんだもん。ということで、ネイティブでもないのにライセンス議論してるのを読めるかーっ! という結論に俺の中で到達。…頓挫、というほどの影響はないと思うけど。
という去年と大して変わりのない日程を過ごす。今回のトピックスとしては1日目のGameDeepにて「おいてあるの全部くれ」という豪快な注文を出された方が3名もいらしたことでありましょうか。品数多くとも単価安いから大した金額にはならんけど。
_詳細について追加したものをまた後日書く予定。いまはとにかくばたんきゅ〜。