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アメリカ側の態度については、単にアメリカが韓国を信用していないだけだと思います。
_米中間での有事の際に衝突点となるであろう東アジアにおいて近隣国がどんな態度を取るかと想定しますと、
…ってな感じの予測に落ち着くんじゃないかと思います。で、「勝ってる方の味方」をしそうな韓国をアメリカが戦力として計算するか、と言われればもちろんNoでしょう。しかしそれを明言すれば韓国の選択肢は中国の味方一択となり、結果東アジアにおける米中の軍事バランスは中国に傾くことになる。それを避けたい米国としては信用も信頼もなくとも韓国には適度に協力せざるを得ない。
ということで米国としては派手だけど役に立たないオモチャを与えておいて韓国には黙っていていただきたい、ってなところではないでしょうか。
_で、そんな米国の事情はさておいて韓国の事情に目を転じますと、そんな使えないオモチャを貰って喜んでいるわけにはいかず、さりとて米国の味方をすれば中国に、中国の味方をすれば米国に睨まれる。ということで仮想敵国扱いしても文句を言ってこない日本を仮想敵国扱いして国威発揚かつ米中双方の脅威から目を背けてる、ってなところなんじゃないかと思います。
なお、なんの後ろ盾もなしに仮想を実現に移した場合、シマを荒された米親分が比喩抜きで韓国海軍力を消滅させることが至極当然に予想されます、はい。
純粋に機能面から考えるならば、天皇家の継承権問題に日本国は口を出すべきではない。
_現状、天皇家の機能は大きく考えて2つある。ひとつは外交カード。ローマ法王と同程度の権威を持つ外交官、というのは得たいと思って得られるものではない。日本の外務省が正直微妙な仕事しかしていない(ように見える)にも関わらず日本が外交においてそれなりのプレゼンスを発揮できる要因には間違いなく天皇家の権威というものが寄与しているだろう。
そしてもうひとつの機能は国家体制の承認機構だろう。むしろこちらこそが天皇家のもつ本来の機能であるともいえる。すなわち、代々における政体の存在・正当性を内的に承認するためのシステムだ。もっとひらたく言うならば、現日本国政府が崩壊した後に次の政府を承認するためのシステムである。
_もちろん日本国憲法、およびそれに連なる日本の法制度は、天皇にそんな機能があることを認めてはいない。だが、暗に認識されているであろうこの機能のことを考えた場合、天皇家というものは日本国という政体の枠の外側に位置しているという事実が浮かび上がってくる。
日本国憲法は日本国における天皇家というものを再定義し、日本国は皇室典範その他によってその行動等を制御している。しかし、そもそも日本国という枠の外側に位置する天皇家にとって、これらの位置付け・再定義は正当性のあるものではない。ただ天皇家はそれらを容認しているだけであろう。なにしろ皇族というのは、現実問題としてではなく法的にすら基本的人権が認められていない、と日本国を提訴することも可能な立場にあるのだ。
_天皇家を維持する目的は、天皇家という政体承認システムを維持することだろう。その維持が必要なのは、日本国が(暗にであれ)その承認下で存在しているからであろう。そして日本国が(日本国の側における定義はどうあれ)天皇家の政体承認機能の下に存在しているのであるならば、日本国は天皇家それ自体の正当性を揺るがすような変更を行うべきではなかろう。
_以下、補足的に。天皇家が神に相当するような絶対的なシステムである、と主張しているわけではない(神とて絶対的なシステムではないことは近現代史が示している気もするが)。ただ、日本において天皇家というのは法に先行して存在していたものであり、その先行性ゆえに法を承認できる権威をも持つようになったものである。そして、その先行性は安易に捨ててしまうにはあまりにもったいないだろう。
_以上の文章がなにを言いたいかについて超ひらたく言うならば、「先祖伝来の宝なんだから『色が気に入らない』とかで安易に塗り替えるのはどうよ」ということなわけだ。
所定の場所以下にあるファイルを転送し終えたら消す、とかいうものを書いているわけですが。あれこれあってVS2003からVS2005に移行した際にVMware上の問題の「所定の場所」も消してしまっていたのを忘れてへろっと実行させた結果、自分自身のソースコードを(転送したつもりになって)消すというステキな挙動をしてくれやがりました。chdirできなかったときのエラー処理重要。
しかし消えたファイル群は華麗にpdumpfsによるバックアップから復活させたので被害はさほどでもなかったのが無念(ぉ
中国は日本が「靖国潰してやるから代わりに関帝廟ぜんぶ無くせ」と言われたら応じるのであろうか、とふと思ってみる。国策的な経緯でできたものと、多分に民間信仰なものとを同列にしてみるのはやや卑怯かもだが、宗教なんて多かれ少なかれ政治の産物でもあるのだし。