_ another blog@hatena/Wiki/BBS
日曜日は薬抑え目で過ごしてみる日、ということでやや頭痛を感じながら家でごろごろと「雲のむこう、約束の場所」「∀ガンダム I 地球光」「∀ガンダム II 地球光」となんとなく流す。
_雲のむこう、約束の場所は映画館で観たときにこれは映画じゃあないというひどい感想を書いたのだけど、やっぱり映画じゃあないという思いを強くした。3DCGで作ったオブジェクトの中で気持ちいい画面を作るために極端なカメラ位置を意識しているな、というのが今回見てのの発見。そうやって作ったエキゾチックな映像が、ひたすら並んでいる。映像快楽のキメラ、という印象。
で、スタッフロールを改めて見ると撮影(キャラ絵と背景の合成、という工程なんだろうけど)と音響監督も新海氏の名前になっているのね。トップダウンで指示(=コンテ)を下ろした後、工程の最後でも再び画面の見え方の最終調整を行ってるって事だろう。監督が作画監督兼ねるよりももっと強く映像の仕上がりに監督が関与できるという点で、アニメーション映画の作り方にはマッチしたやりかたなのかもしれない。
押井守がイノセンスでやっていた、上がってきたアニメ映像を最後にデジタル加工で自分の映画のための部品にしてしまう、というのと似ているような気もする。
_∀ガンダムはまあ、頭おかしいよ! としか。なんでこの密度で話が成立すんのかなあ。すげいよ、ほんと。
昨日は人身事故の影響で都営新宿線のダイヤが乱れていた。
という内容の放送が、車掌の肉声による放送ではなく、車輌備え付けの自動放送装置の録音済音声によって流れていた。録音済、ってことは「人身事故でダイヤが乱れる」ことが既に想定に入っているということだ。
その事実が意味することになんとなく嫌な気分になりながら、嫌な気分ついでに微妙な計算をしてみた。
_日本の年間自殺者が3万人、この数の裏にはその予備群が存在し、その背景には更にその予備群が存在する。
下層の予備群からより深刻な群に進んでしまう割合を適当に1%ということにしてみる。3万人の自殺者の裏には300万人の自殺予備群、そのうらに3億人の精神疾患群。……日本の人口って1億2000万とかだったよな?
きっと1%という仮定が悪いのだ。これを10%にしてみる。3万人の裏に30万人の自殺予備群、300万の精神疾患群、3000万の精神疾患予備群。これだとうつ病の生涯罹患率とか考えても悪くない数字だ。数字そのものが示すなにかは、結構悪いような気がするけど。