_ another blog@hatena/Wiki/BBS
_金曜日夜はDiGRA JAPAN公開講座 同人ゲームの潮流(2)〜「ひぐらし/うみねこのなく頃に」に見るコンテンツとコミュニティ〜へ。竜騎士07氏の知見の深さと頭の良さが際だっていて、望外に面白い会でありました。あとでメモを整理して載せたい。
_土日は嫁(予定)と箱根行き。朝方に向こうの実家に出向いて車で出発。御殿場ICから乙女峠を抜けてガラスの森美術館、ラリック美術館、宿で温泉、大湧谷、恩賜箱根公園に行こうとしたが渋滞と駐車場満車に阻まれて道の駅で我慢、芦ノ湖スカイライン〜箱根スカイライン、と回って御殿場ICから帰路。ラリック博物館の吹き抜け部の空間構成がやけに印象に残っていたり。天気も良くてよい週末。
帰りは嫁(予定)の家までいったん直帰して荷物を置いて一休み。
_月曜日の未明に叩きおこして、我が家に寄って荷物置いてから実家まで車を回送。嫁(予定)が運転する手筈だったものを、なにやら眠そうだし俺が運転。久々の首都高楽しかった。朝になったらTDR行く嫁(予定)&妹君といっしょに出ることになったので、なしくずし的に(ろくなご挨拶もせぬまま)一家団欒に混ざってきた。
_夜はイクスピアリでの夕食に呼ばれてたので、一之江駅まで自転車、環七シャトルでTDL、徒歩でイクスピアリと移動。レインフォレストカフェではゴリラ(の人形)の自己主張が激しくてウザかった。ゴリラ自重しろ。ゾウのおとなしさを見習え。帰りはまるっと逆ルートで。
春に運行継続が決定&増便以降ではじめての乗車。乗ると改めてメトロセブンとか言い出す気持ちがよくわかる。
しかし同時に地下鉄も新交通もLRTも作れないよなあ、とも思う。交通量対策としての立体交差・陸橋が多すぎるのだ。高速道路との交差もあるし、これは上物作るのも下を掘りかえすのも影響が大きすぎる。
twitterでこのへんのことをつぶやいていたら名古屋のガイドウェイバスの例を指摘されたのだが、基本平面構造のところに新交通的に整備できた名古屋とは既に事情が違ってしまっていると思う。
_ということで金をかけた解決ができない以上、金をかけずにできることをやるべきだろう。バス停移設・改良を中心とした半BRT化が目指すべき方向ではないだろうか。既存バス停設備を使っているため、バスターミナルが整備された駅だと一回の停車にどうしても時間がかかる。ここを環七に直接面した専用のバス停に揃えられれば、少しは速達性を確保できる。バス専用レーンが整備できればなお良いが、交通量を考えると難しい。
_正直、定時性の確保という方向にはあまり手を出すべきではない(立体交差化が進んでいることもあり渋滞はさほどでもない)。だが頻度を中心とした利便性には向上の余地があると思う。運行間隔の統一、毎時ダイヤの整備、平行する緩行線やフィーダー線への乗換えの促進、などなど。
休日のTDRへの需要などは有利な点だ。それを活かして延命しながら、南北移動需要を育て、公共交通を使う発想を植え付けられれば勝ちだろう。
日曜日のこと。GameDeepは落選したのでジャンク・ヤードで売り子として参加。
しかし今回は人が多かった。ゼロアカで散々呷ってた影響だろう。しかしイベント内での位置づけではかなり安全策を取ってたこともあり、会場内の一角に別のイベントが間借りしているという空気。
ちなみにthen-dさんに頼まれて、という形でゼロアカものは全部買いという最悪のチョイスをやってきた。大勢に影響の出ない結果が出て良かったと少し思う。
そして人は多いが自分のところの本はいまいち売れない。けっきょくのところ、文学フリマは文学・文芸のイベントというよりは評論のイベントだよなあ、という感覚を強くする。実際GameDeepにとっては規模のわりに良く売れるいいイベントだという実感はある。
_さて、今回も14時過ぎあたりからの2Fの人たまり過ぎ状態は今回も健在で、それが1Fやらロビーやらに波及していたようにも思う。会場のキャパシティは明らかに越えているのだろう。そういう意味では次回(2009年5月)から蒲田のPiOに移るのは致し方ないところなのだろう。しかしやっぱりこのハコの「都心部」「駅近く」「劇場的空気感」という諸要素が文学フリマという場の空気を醸成するのに大いに寄与していた可能性は否定できない。
文学フリマの客層が同人誌即売会と違うのは、たとえば客の側の慣れてなさに顕著だ。列が作れないとか、なんとなくその場にたまってしまて動かないとか、そういう。特に顕著なのは数百円の買い物に10000円とか5000円とかをさっくり出してくることがあるところで、それも朝方一発目でやられたりすることもある。その筋の方ならこの異様ぶりがわかるかもしれない(そしてそうでない人にはわかるまいとも思う)。
文学フリマはそういう場所だ。同人誌即売会的には未訓練の素人が、書店流通している本との普通に比較することを念頭に置きながら、価値を認めた同人誌を買っていく。そういうヤバさが文学フリマにはある。そしてそれには「素人」が訪れやすい雰囲気や場所が必要で、山手線でも主要な結節点となる駅から徒歩1〜2分、というあの立地だからこそ、そんなフラットな土俵が形成されるのだと思う。
PiOにはそれはない。JR駅からだと延々歩かされることになり、京急蒲田駅からこそ近くはあるが幹線道路を挟んで離れ、「駅前」という雰囲気はかなり薄い。そこに今の空気を持っていけるかというと、やや難しいだろうと思う。それでも面白いイベントではありつづけるだろうが、「普通の」同人誌即売会に近づいてしまう可能性がどうして思い浮かんでしまう。それを跳ねのけるための指針、あるいは仕掛けとして、今回のゼロアカイベントは有効に機能するかもしれないが、一方でますます評論寄りの場となっていくことを思うと、微妙な気分になったりもする。
_あるいは文学フリマ向けに今は亡き(?) text jockeyみたいな企画をやればいいのかもしれないが。あの労力を誰が担うのかというのが辛いところだろうが。
同居人から「外につながらない、家鯖にもつながらない」と連絡が入る。しかし俺は会社から家鯖に入れる。家鯖にはルータもやらせてるからそこから内側だろう。家鯖上のVMへのpingは通るので、Bridgeの問題でもない。とりあえずは家鯖から家庭内の第一分配を担当する無線LANルータが怪しいので電源の抜き差しによるリセットを依頼。で、無事復旧した模様。
前にもこんなことあった気がするなあ、と思いつつ記録をつけた憶えがないので今回はつけておくことにする。
といっても、近々引っ越してそのへん一新する可能性が高いので無駄になるかもしれないが。