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2010 FIFA World Cup アジア最終予選 日本-オーストラリア

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2010 FIFA World Cup アジア最終予選 日本-オーストラリア

フットボールネイション対フットボールのできない国、という感じの戦いだなあ、と思った。

日本のメンバーはスピード重視でラインの裏を狙うような展開を指向。実際狙いはそれなりに機能していたが、しかし得点にはつながらない。これだけ見事に前半に狙いが決まっちゃうと、ハーフタイムの監督の指示が「この調子で後半も行こう」対「守備戦術を修正だ!」になっちゃって見事に修正がかみあいまくってへろっと負けるんじゃないかなー、などと思ったりもした。

しかし交替で大久保投入とか、どこまでスピード重視を貫く気なのか。チームの熟成を狙ってあえてやってるんだとすれば、監督はよほどの強心臓だよなあ。それとも本当にスピードと心中するつもりなのか(その可能性は否定できない。例:1998の岡野)

_だが勝つための試合の進め方としてはあと一歩足りないとも思う。後半になって日本はようやくミドルシュートを打ったりしたが、それって「裏を狙う→相手守備が引く→中盤が空いてくる→ミドルを打てる」という流れでのこと。そうではなくて、前半から意識的にミドルシュートを打っておくような布石が必要だろうと思うのだ。相手守備を引くに引けなく、ベタ引きという戦術を許さないようにすれば、スピードを活かし続けることができるだろうに。スーパーサブが有効なのは、そこで突然やり方を変えるからこそなのだ。

_試合結果は引き分け。まあお互いに最低限のミッションは果たしたような感じか。

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