YaPw

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YaPw .

"Yet another Perl wiki"の略。
あるいは、「やりすぎPerl wiki」の略でも可。

とりあえず使ってみよー.

左側か上側に、YaPwのツールボックスが出ているはずだ。こいつが操作の中心。

まずは署名の設定。.

ツールボックスに「署名設定」と書いてあるボタンがある。
そこの上だか左だかのボックスのsomebodyと出てるところを好きな名前に書き換えて「署名設定」ボタンを押す。

次はページの編集。.

れんしゅう←これをクリックして、それからツールボックスの「編集」をクリック。
そうしたら書き込み画面が出てくる。ボックスの中のテキストを好きなように編集して「書き込み」すればOK。
れんしゅうに編集した内容が表示されてる、だろ？

こんなふうに、どんなページも書き換えられちゃうツール、こそがWikiだ。
そいでもって、その特徴をきわだたせるのがWikiName?。

WikiName?？.

Wiki最大の特徴だ。"WikiName?"みたいに、大文字から始まる単語二つ以上をくっつけたものが、自動的にページ＆リンクになっていく。

でも.

日本語だと、WikiName?みたいな芸当はできない。"ウぃきネーむ" なんて書き方は電波入ったみたいだし、書きにくいし、読みにくい。漢字交じりだったら"カん字ナ前"とかになるのはもっと嫌だ。

そんなわけで.

みなさんあれこれ苦労されておるらしい。日本語の場合には[[日本語の名前]]みたいな感じとかで。

だけども.

YaPwではもっと素直に、明示的に「記事名」を入れさせればいいや、と考えた。
ツールボックスの「板追加」のところで新しいWikiName?を登録できるようになってる。

あとは、本文中に[新記事名]と書いても、WikiName?として認識される。
難しく言えば、「WikiName?パターンマッチ + 最長パターン一致」って感じ。既にある名前は勝手にリンクになる(AutomaticLink?)し、本文書きながら適当に[]でWikiName?の追加もできる。賛否両論あるとこだけど、ともかくYaPwはそういう方針。

そのほかのYaPwのとくちょー.

ページ・メタデータをファイルシステム上で保持・管理.

他のWikiと比べたときの、大きな特徴。

利点
- findだとかgrepだとかUNIXなツールとの親和性が高い
- データが壊れても力技で修正しやすい
欠点
- 遅い。ファイルIOが多くなるので間違いなく遅い。
  - しかし悪いのはファイルIOごときでくじけるOSなのだ(DJB的論調)。

Perl以外のインストールを要求しない。.

モジュール依存性はほとんどないし、ごく一部の必要なファイル類はまとめて同梱されている。
だからアーカイブを展開 or CVSからcheckoutして設置すれば、それでだいたい動いちゃう、はず。

どう書くの.

ふつーにテキスト書くみたいにへれへれ書くと、結構勝手に整形します。それから、一部htmlのタグが通ったり。通すタグは設定ファイルで決められます。標準の設定だと、以下のタグが通ったり。
a, em, strong, cite, dfn, code, samp, kbd, var, abbr, acronym, sub, sup, pre, address, tt, i, b, big, small, span, blockquote, ins, del, p, img, br, hr
プレビュー機能とかはついてないけど、すぐ再編集できるから、怖がらずに書いてみるのをお勧めするぞ。

自分のところで使いたい！.

YaPw修正情報が配布ページにもなってます。配布アーカイブだけで動くことを目標にしてるので、.htaccessが使えるところなら、それなりに使えるかと思います。

ところで "YaPw" の発音は？.

任意。なにごともやりくちは一つではないのがPerl流。