YaPw導入メモ
なんにしても、ドキュメントはろくに書かれていないので、なにかあったらガツンと要望を送ってください。
(要求されない限りドキュメント書きはたぶんしません。機能追加も要望がなければ作者の欲望のままにしか行われません)。
開発版(cvs版)の導入方法.
cvs.niu.ne.jpのanonymous cvsサーバにて、開発版を公開しています。
最新の開発版は以下の手順で取得できます。
1.ログイン
cvs -d:pserver:anonymous@cvs.niu.ne.jp:/home/cvs/cvsroot login
2.開発版の取り出し
cvs -d:pserver:anonymous@cvs.niu.ne.jp:/home/cvs/cvsroot co -d checkout yapw
-> "checkout"という名のディレクトリが作られて、そこにファイルが展開されます。checkoutの代わりに任意の名前を指定してください。以下同様。
3.設定
安定版・公開版と同様に、データディレクトリの作成と各種ファイルの編集を行ってください。
mkdir checkout/DATA
chmod 777 checkout/DATA
4.開発版への追随
cd checkout/ <- 2.の結果作られたディレクトリ名を指定。
cvs update -d
- カスタマイズしていた場合、衝突が発生する可能性があります。
- 実際に衝突した場合には、適当に直してください。
安定版・公開版の導入方法.
極めていいかげんな導入手順.
tar.gzパッケージを落として展開して、出来たディレクトリをhttp公開ディレクトリ下に移動させ、
そのディレクトリの中にCGIが書き込み可能な'DATA'という名前のディレクトリを作成します。
運が良ければブラウザ等でyapw.cgiにアクセスすることで動き出します。
もうすこしまともな導入手順.
- YaPw修正情報から、適当なバージョンのtar.gzパッケージをダウンロードします。
-
パッケージを展開します。
UNIXシステムの場合は、以下のコマンドを実行します。('(version)'はバージョン名)
$ tar xzf yapw-(version).tar.gz - 展開すると、yapw-(version)という名前のディレクトリが出来ます。
-
展開してできたディレクトリを、適当なhttp公開ディレクトリ下に置きます。
$ mv yapw-(version) public_html/(任意の名前) -
移動させた先の任意の名前のディレクトリ(以下、インストール先ディレクトリ)について、
- インストール先ディレクトリでは、cgiが実行できる必要があります。
- 同梱の.htaccessでは、比較的適切な設定を試みていると思います。
-
データディレクトリを作ります。
- インストール先ディレクトリに、'DATA'という名前のディレクトリを作ってください。
-
DATAディレクトリに、CGIからの書き込み権限を与えて下さい。
-
UNIXのコマンドライン上で作業ができる場合、以下の作業をすることになります。
$ mkdir DATA
$ chmod 777 DATA - CGIがsuexecで動いている場合には、777ではなく701などにしたほうが安全かもしれません。
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UNIXのコマンドライン上で作業ができる場合、以下の作業をすることになります。
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必要に応じて、インストール先ディレクトリ内の以下のファイルを編集します。
- .htaccess
- yapw.conf
- Templateディレクトリ内の各ファイル
- 適切なURLで、yapw.cgiを呼び出してください。
-
同梱のtest.cgiが動いてしまうのが微妙に嫌な場合、test.cgiの実行権限を落として下さい。
- というか、落とすことを推奨します。
- CGIの開発/デバッグ時には便利ですが。
- エラー報告のときは、test.cgiの結果を添えていただけると助かるかも。
導入以降のバージョンアップ.
- パッケージを取ってきて展開します。
-
以下のファイルをインストール先ディレクトリに上書きコピーしてください。
- yapw.cgi
- MyCGIlib?.pm
- TreeStore.pm
- EncodedTreeStore?.pm
- Yapwディレクトリ丸ごと。
- pluginディレクトリ丸ごと。
- ときどき勝手に設定項目が増えたりするので、yapw.confも確認するのをお勧めします。
-
なお、使えるのであればcvs版による追随の方をお勧めします。
- アップデートパッケージとか作ってもいいですが……需要あるのか?