座談会〜続きはCD-Rを買ってね版〜

7月某日、新宿某所喫茶店


その入り口近くに居座る客こそが、エヴァ小説MLの最精鋭、今回の座談会のメンバーである。
だがしかし、予定されている参加人数は7人、対してこの場にいるのは6人。
これはどうしたわけだろうか。

(中田所有の電話が鳴る)
中田:あ、綾羅さん、そろそろ新宿に着くそうです。
丸山:するとそろそろ本番ですね。

遅れているだけだ。
しかし、悪の編集長(中田)は既に録音を行っている。
そんなこととは気付かず、会話は進む。


林:俺としてはね、丸山さんのところの分譲住宅で、そういう動きができないかとか思うんだけど。
丸山:うちのところは、実はわりと死滅状態って言うか、実働が4人ぐらいしか……
林:あれれ。
でも、ああいうんはProgressive一箇所だけでやってても面白くないんよ。同時多発的にあっちこっちでやってくれないと、イマイチ。
丸山:確かに一人、コミケ経験者がいるんですけど、その人はもうやらないって宣言してるんで。
nary:DARUさんところでなんか動きがあるらしいですよ。
林:いやだから、オリジナルでやってくれんかなってこと。
一応DARUさんところにも(オリジナルは)2本あるんだけど、そのうち1本が中田さんのじゃしょうがないでしょ。
一同:(笑)
中田:私としても、そういうつもりで呼び水として送ってみたんですが、全然手応えなしでダメでした(笑)
立ち上がってすぐのうちに送れば、ひょっとするとオリジナルもアリな雰囲気になるかなぁ、ってもくろんでたんですが、効果なかったですね、残念。
丸山:自分のところは、徐々にオリジナルに移そうと思うんですけど、仕事とかが落ちつくまでメドが立たないんで、まだしばらくかかりそうですね。


ということで、のっけから自分達の存在意義を否定しそうなネタである。
もう、みんな録音してないと思って言いたい放題言うんだから。


林:正直言って、エヴァはもうネタが苦しいからやめたい。
丸山:私も今年中にカタをつけたいですね。
秋葉:エヴァはもう限界感じましたから、組曲の方は降ろさせてもらいました。
丸山:私の今回のは、なんかほとんどにオリジナルなんですけど。
中田:っていうか、昔からそうじゃないですか(笑)
丸山:まぁ、そう言われたらそうなんですけど。
nary:アレは読んで、あ、鈴木さんのとかぶってる、と。
中田:でも、私のやってる方向ならまだいろいろ書けるんだけどなぁ。
一同:(笑)
中田:「やってるだけシリーズ」はまだ何本かネタがありますから(笑)
丸山:私はキツいですね。もう配役がないです。
だから、今回で打ち止めなつもり。

と、ひとしきり話したところで話が止まる。
そろそろ綾羅氏登場という頃合になり、座談会の展望を見据えるべく軌道修正だ。

秋葉:そういえば、去年の話題(*)って、なんでしたっけ
中田:去年は……批評とかの話をして、
今年は「その後」ということで。
林:それならまず第一声は「いや〜、失敗しましたねぇ」からだな
一同:(爆笑)
林:とりあえずツカミはこれでOKって感じで。
秋葉:掴んだあとどうするんですか(笑)

しかし、あっと言う間に脱線を始めるのは性なのだろうか。

中田:そういえば、バカ企画考えたんですけど、CD-Rのオマケにこの座談会の音声ファイルをつけてですね(笑)
nary:無茶苦茶なサイズになりそうな
中田:MP3エンコードをすれば随分小さくなるので。
nary:十分の一にはなりますね。
秋葉:だいたい十分で10MBぐらい。
中田:まぁ、流石に無茶苦茶なのでやめておこうかと。

この後、MP3の話→速いマシンの話→林氏所有の、放っておくとリセット後再起動を繰り返すマシンの話→CD-Rを焼く話、等々話が飛びまくる。

綾瀬:来ませんね、綾羅さん
中田:迷ったかな? まぁ、迷ったんなら、不幸な事故ということにして。

で、ここから以下のように話題が進展する。
入稿日とかの編集回りの打ち合わせの話:いかに危険なスケジュールかバレるのがヤなのでカット
大学の履修申請とか、そういう話:私がいかに退学の危機にみまわれているのかバレるのがヤなのでカット
綾しい、じゃなくて怪しいお札の話:集まった全員がマニアなのがバレるのでカット
バケラッタの話:集まった全員がおバカさんなのがバレるのでカット

中田:それにしても来ませんねぇ。
丸山:新宿の樹海に巻き込まれたとか。
秋葉:身に憶えがあって非常に痛いんですけど(笑)
中田:今頃そこのオニイサンオニイサンとか言われて捕まって、
林:いい綾波あるよとか言われて
一同:(笑)
nary:案外祈られてたりして。
一同:(笑)

でもって、祈り返すための魔法陣とかヘブライ語の聖書とか鶏の生き血とか腰ミノ姿だとか、そういう話になったあと、ついにこっそりと録音していたことに気付かれた。

秋葉:あれ、これ録ってるんですか?
中田:いや、だってこんな面白い話録っとかなきゃ(邪笑)

で、その後テープ起こしに時間がかかるって話から、ダブルキャストだのアドバンスド大戦略だの銀英伝だのスパロボだのに話が移る。さらに話があっちこっちに飛び……

しめて総計20分、それだけ経っても、まだ来ない

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