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< EURO2008 match5 GroupC フランスxルーマニア | EURO2008 match8 GroupD スウェーデンxギリシャ >
困ったときのインザーギ。ということを思った。
イタリアにしては攻撃的なチームと、伝統のウィンガースタイルを捨ててでも現有タレントの活用を狙ったオランダの攻め合いは、幸運も絡んだ(オフサイドに見えるがピッチ外で倒れていたパヌッチのためにオンサイド)ファンニステルローイの先制ゴールで動き始めた。
ビハインドを背負ったイタリアがリスクを取って攻める。
気になったのはピルロの位置。ボールを持つ地点が低く、しかもそこから繰り出したパスの受け手は一瞬でゴールを切り裂けるタイプではない。トニはポストプレイヤー的であるし、途中交代で入ったデルピエロも自分でこねて形を作るタイプ。オランダの最終ラインが強気に上がってくることを考えても、ここにインザーギがいれば全く違った展開になったであろうに。
試合はセットプレーから、イタリアのお株を奪うような鮮やかなカウンターでオランダが2点目、3点目。特に2点目のスナイデルの得点はスーパーなものだった。