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< EURO2008 match4 GroupB ドイツxポーランド | EURO2008 match6 GroupC オランダxイタリア >
ルーマニアの引きっぷりがすごい、の一言に尽きる。4-4のラインがペナルティエリア前後に張ってひたすらスペースを潰す。かといって攻撃をしないわけではない。前に残した2人+上がっていく少人数で繰り出すカウンターが、ちょっとした色気として機能する。いまいち前線の連動が機能していないフランスでこれは崩せまい、という堅守。というかフランスも結構がっちり守るところから入るタイプのチームであり、攻撃のタクトを握るリベリーにはドリブルするスペースが与えられず、しかも先発起用のFWはスペースでボールを受けてこその2人(アネルカとベンゼマ)なので、点が入る気配もしない。
メソッドはやや違えど、どちらもグループステージ3戦合計1-0とかで抜ける気なんだろうなあ、というチーム同士である。そんな対戦だから、当然試合は見た目に面白くない。75分あたりでルーマニアがメンバーをいじって、ちょっと攻勢に出るも、フランスの堅守はやっぱり崩せない。結局あまり大きな動きのないまま、予定調和のタイムアップ、スコアレスドロー。