近頃版/another blog@hatena/Wiki/BBS
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先日導入した新家サーバ予定機の上にkvmでWindowsXPを構築したのでメモ。
_あらかじめ仮想ディスクを作成した後の最低限のVMの起動スクリプトがこんな感じ:
#!/bin/sh MEM=1024 HDA=/var/local/vm/win/disk.img modprobe tun modprobe kvm_amd qemu-kvm -m $MEM -hda $HDA -net nic,model=pcnet -net tap,ifname=tap0,script=no -localtime -daemonize -vnc :20
インストールするときには-cdromとか付加しておくといいでしょう。そんな感じで今回はISOイメージからWindowsXPをインストール。
インストール自体は簡単に終わる。正直拍子抜け。ただし、ネットワークの設定で苦労した……のは自分にnetwork bridgeの知識がなかったからだと思う。
_network bridgeの設定。以下のようにコマンドを叩くことで、ゲストOS(tap0)、LAN(eth0)、ホストOS(br0)をnetwork bridge経由で仮想的に結線した。
brctr addbr br0 ifconfig br0 192.168.1.248 #ホストOSのNICを兼用するのでIPを設定 brctr addif eth0 #eth0は物理ネットワークへの(仮想的な)結線用 ifconfig 0.0.0.0 eth0 brctr addif tap0
あとで/etc/sysconfig 以下に適当に反映させないとな>自分
_ファイアウォール(iptables)の設定の追加分
iptables -I RH-Firewall-1-INPUT 1 -p tcp -m state --state NEW --dport 5920 -j ACCEPT iptables -I RH-Firewall-1-INPUT 1 -p all -i br0 -o br0 -j ACCEPT
VMのvncフレームバッファへの接続部分と、network bridge内を行き交うパケットの素通し。