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< 仕事?の続き | 本日。 >
久間防衛相辞任の話。
問題にされている発言の内容自体は、歴史認識としてはそんなに間違ってはいないだろう。むしろ防衛省のトップとしては望ましい認識・思考なのではないか。政治手段としての軍事という観点を持ち、それでも(感情面では)行きすぎた行使を許容したくないと思っており、その上で理屈と感情を区別していること、それらに折り合いをつけていくことが責務であるということを述べているのだから。
問題は、現代日本においてポリティカル・コレクトネス的反応をとても引き出しやすい「原爆」という語に触れてしまったことぐらいだろう。あとはまあ、なんか自民党というか安倍内閣叩きに頑張っている近頃のマスコミの傾向と合致した、という感じで。
_その安倍内閣叩きもマスコミが小泉時代にけちょんけちょんに利用されたのに対して江戸の仇を長崎で討っているように思えてならないのだが。そんな目前のどうでもいいこと(と言い切れるほど軽くはないかもしれないが)に躍起になってないで、もっと大局的な視点からちゃんと現政権を評価するような仕事をしてくれないものかと思うんだがなあ。
とりあえずなんだ、ブッシュ君には逆立ちしても日本の大臣は勤まるまい、とか言ってみれば笑い話になるのだろうか。
はやし : 政府は米の立場に立ちつつ、外野に騒がせて原爆への謝罪だ賠償だという極端な意見も噴出させる。
米議会の従軍慰安婦決議に対するカウンターでないかと思ったのは深読みのしすぎかなー。
white : 首相がせめてそのぐらいの策を扱ってくれる人なら期待するんですが、あの迫力のなさというか立ち回りの拙さからするとそれは深読みっちうか願望じゃないかと思いますよ、さすがに。マスコミの叩き方も、いまいちそんな感じに思えないし。
mnagaku : 自殺するよりマシ、とか言ってみれば笑い話に……ならんか。特攻隊長が総長になったら、ひたすら空回りって感じなので、おじちゃんは辞め時って思ったのかもなあ。
この話は、ネットで盛り上がれば、いろんな方向から力が加わってバランスが取れると思うのだけど、マスコミの限界を示す、最近良く見る風物詩だなあ。
因みに、マスコミの人たちは、格差社会の話をする時に、新聞販売員を持ち出せば良いのにとか思わないでもない。