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どうせやるなら。

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どうせやるなら。

巨人は銭ゲバ野球をやるならこの際徹底的にやったほうがいいと思いますよ。FA年限は短縮、FA獲得選手数制限なんてもちろん撤廃して、ガンガン金で選手を買いまくると。そういう球団が出てくれば、2〜3球団ぐらいは「育てて売る」で資金を回していけるようになるかもしれないしね。「FAされるぐらいならポスティング」という雰囲気ができあがりつつあるのを見るとなおさら。

ところが実際は「金はそんなにかけたくない、でも選手は若手もベテランも取りたい」というわがまま放題。ケチくせえこと言うんじゃねえよと。少しはヤンキースを見習ったらどうだ。

_なにより解決するべきは選手流動性の低さと、選手枠の少なさだと思うわけで。なんであの高校野球の規模があって(一年齢での競技人口が30万近くは行くはず)、プロの枠があんなに狭いのだろうか(日本プロ野球の支配下選手枠は最大840人、15世代でこれを分けるとしても1世代あたり56人……30万で割ると0.02%)。メジャーの1チームを成立させるために、裏側にどれだけの選手が抱えられているかを考えると、日本のプロ野球は本当に上澄みの美味しいとこだけをすくい取る形で成立しているという図式が見えてくる。裏金はある意味それを適正分担に近づける役割を果たしているのかもしれないけれど、だったら2軍のゲームを興行として成立させるとか、チーム数増やすとかそういう方向に努力してくれないものかなあ。

_わがまま放題言うなら言うで、せめてまともなビジョンを持って欲しいものだけれど。ちゃんと全体を考えての上なら、外国人枠撤廃とかだって視野に入れてもいいだろうに。きっとそんなふうには動けないのがまたなんとも。

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nanasi : 今さらですがたまたま見掛けたのでコメントさせてください。
前段は同意なのですが、後段の計算についてはちょっと。
今、高校生年代の1学年あたりの男子人口が70万前後、
約4000校が夏の大会の予選に参加するといわれるので、
1校各学年平均して9〜18人程度と見積もると約4〜8万人、
おそらく5万人/1学年程度ではないでしょうか。
また、プロの世代構成も当然若い世代ほど人数が多く、
ドラフトなどで新入団する選手が100人/年ほどです。
この数字であれば0.2%がプロになるわけでそこそこ妥当な数字に思えます。

white : あー。確かに30万というのは過大な見積もりっぽいですね。どこからソース取ってきたんだろ(なんかの数字を見た憶えはある)。
まあ改めて考えてみましょう。
9人ぎりぎりでやってるケースというのはそんなになく、ベンチメンバーに入れないプレイヤーが存在するのを考えると1校あたり18人というのはまあ妥当かな? 2年生の50%と3年生の100%が18人に入るとして1〜3年生では倍の16万、3で割ると5万強。
入団選手数はドラフトの指名数という明確な数字を引っ張ってみましょう。
http://www.npb.or.jp/CGI/System/news_view.cgi?id=00875
によれば昨年度で90名が指名。強行指名等でちょっと減って育成選手枠でちょっと増えるので100名というのはやや多いかも、と思うけどまあそんなもんですか。なるほど、0.2%の方が妥当っぽいですね。

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