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一気見

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一気見

水曜日は風邪で休んで木金もわりと省力モードで早めに帰ったりとかで。

そんなわけで時間があったのでリリカルなのは無印とA'sの一気見とか敢行してみた。しかも初見。なぜか確保だけはしてあったのだが放置していた(放置しすぎ)。正確には水曜に無印を一気見したら止まらなくなって木曜日にA'sも見終えてしまったとかそんなん。大人しく休め、というのは至極ごもっともだが24時間もぶっ続けで眠れるか畜生め!

_そんなわけで以下容赦なくネタバレ交えて感想。

_無印の方はよくも悪くも低予算のスピンアウト企画という雰囲気がそこかしこに。しかし監督が新房氏だったのが終盤にきてプラスになってたような気がする。序盤はそうでもなかったのに後半になると新房の省力マジックがそこかしこで炸裂してでもそこまでの積み重ねがあるからわりと見られた。話自体はこっぱずかしいぐらいベタな話をベタな台詞の連発でやってるだけなんだが、そのベタなのをベタなまんま送れてしまうのはやっぱり才能だ。あるいはそのようにしてシリーズの背骨に原作者の意志がドカンと通っているためにアクのありすぎる監督の色がそれなりに抑えられていたのかもしれない。

_A's。こっちは終盤に突如監督の色が増加して、などということもなく、きっと予算とか違ったんだろうなあ、とか下世話なことを思った。単に「困ったら自分の色を出しまくっちゃう監督」でなくなったからって気もするが。それはそうとOPの良く出来てるぶりはゾクゾクした。絵は全然変わらないの毎話ごとに見え方が変わるのがすごい。パーツは全部初回からOPに出ているのだが進行するにしたがってパーツの意味を知らされてこっちの見方が変わっていくのが気持ちよかった。なんだかんだでシリーズ構成が良く出来ているから作れたOPなんではあるまいか。その一方で原作者の悪役作れないっぷりはひどい。キャラクターを倍近くに増やしておいて結局最後は全員味方ってどういうことだ。まるで男塾のような勢いだ。最終決戦のあたりのヒネらなさぶりとかもどうよと思ったが、動画の勢いで押せるアニメならあれでいいのかもしれない。でもザンバーフォームの使い方だけは格好悪いと思います。折角の大剣なのに! なぜそれで突撃して斬らぬのか! お前はそんなに射撃が好きか! あとグラーフアイゼンとレヴァンティンの声のハイテンションぶりが気に入ったりとか。

_ところで話は突如変わって昨晩のひだまりスケッチ(地上波)。いくら省力マジックといってもさすがに省力しすぎなんじゃねえかと思いますよ。声の演技聞けりゃそれでいいようなモノだから大して問題ねぇって話もあるけど。それともそんなに困ってるのかなあ、監督の人。

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