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< 風来のシレンDS | SL-C860からSL-C1000に移行 >
Wiiのセンサーバーを自作した。動機は以下の2点。
Wiiには3本の配線が必要だ。電源、AV出力、それからセンサーバー。
このうちAV出力は出力機器に向かい、センサーバーは映像の出る場所に向かうことになる。で、接続先が普通のテレビなら話は簡単、AV出力はテレビにつながり、センサーバーはテレビのそばに置かれるだろう。
ところがプロジェクターでは、AV出力とセンサーバーの向かう場所が変わる。プロジェクターの場合機械から離れたスクリーンに映像が出るからだ。AV出力がプロジェクター(とその周辺)に向かうのに、センサーバーは明らかにプロジェクターから離れたスクリーンへ向かう
必然的に、配線だかWiiの置き場所で困ることになる。
ということでセルフパワーで動くセンサーバーだ。スクリーンの周辺には給電できそうなものなんてありゃしないので乾電池駆動を目指す。
土曜日に部材を買ってきた。
あとケース用にそれなりに定番らしいケーブル配線用のモール。最終的にはELECOMのLD-GAF2/WHが使用された(もう1サイズ小さいやつも一応買って帰った)。_買ってきてから回路のことを考えるのもどうかと思うが、今回は乾電池駆動なので基本的には電源を直で赤外LEDに入れる。データシートによれば順電圧1.35Vということなので、使い古しのへたれた電池やニッケル水素乾電池を使う限りそう簡単にへこたれまい(いちおう可変抵抗も買っておいたあたりが弱気)。
LEDはとりあえず左右に1個ずつ。電源が乾電池一個なので回路はもちろん並列。基盤とかそういう概念はなくただひたすら線で直結させる。
モールから25cmほどを切り出し、ふた側は更に半分に切る。ベース側に電池ボックスが収まった(やや強引に入れた)のでそれで据付方法確定。ふた側にはドリルで5mm径の穴を開け、そこにLEDを突っ込む。スイッチは電池ボックスとふたで挟み込むことで固定。……ホットボンドで止めようとか思っていた目論見はどこへ行った?
_そんなわけでひどくいいかげんに完成。以下写真を何枚か適当に。
両光源間の距離は約30cmと、オリジナルのセンサーバーよりもやや長いがそれなりに動いている。しかし離れると如実に反応が弱くなる。光源がLEDひとつずつでは弱いのか。電源の保ちはあんまりちゃんと試してないが、eneloopを使って15時間強ぐらいでへたれてきたような気がする。しばらくはへたった電池の最終利用で動作させた方がいいかもしれない。
あと、いかにも電源切り忘れて電池切らしそうだ。電源状態はもう少しわかりやすい方がいいのだが、LED内臓スイッチは使用しなかった。軒並み2V前後を要求していたのと、電池の消耗を気にして電池の消耗要因増やすのが馬鹿馬鹿しかったので。