Whiteのふりーとーく

読んだもの

• 戦姫 1 天翔ける月天使{夏緑、HJ文庫}

やあ、これはすごいダイジェスト版ですね。これ原作にして漫画か映画でも作れば面白いかもとは思ったけど、正直読み物としてはびみょー。
• ネクラ少女は黒魔法で恋をする{熊谷雅人、MF文庫J}
• ネクラ少女は黒魔法で恋をする 2{熊谷雅人、MF文庫J}
  気にはなってたんだけど店頭で見るのが2ばっかりだった、ということで1を見つけてようやく読んだ。確かにタイトル通りに魔法その他は出てくれど、単に変化球気味なだけの、これはいい青春小説。一人称の使い方の巧さとかも光る感じ。
• ブール・ノアゼット 世界一孤独なボクとキミ{藍上陸、スーパーダッシュ文庫} スーパーダッシュ新人賞の佳作受賞作。書ききれてないな、とまず思った。正直中身は詰めすぎ、だけどその詰め込みは必要だ。詰め込むための構成がなっちゃいない。詰め込みを成立させるための文章力も足りてない。でもこいつはひどく魅力的なお話だった。足りてないのは技術面だけ、だからこその佳作、なのだろう。化ける感はあるかも。
• 黄色い花の紅{アサウラ、スーパーダッシュ文庫}
  こっちは大賞受賞作。これはひどく納得の大賞、だ。銃への（作者の）愛を存分に語りながら、きちんとキャラクターのためのストーリーも忘れていない、見事なまでのガンアクション。オススメ。それから版面として、章始めの柱がちょっと面白いのでそのへん興味のある人も見て欲しい、かも。