Whiteのふりーとーく

読んだもの

ここしばらくで読んだものとかをまとめてー。

• プリンセスはお年頃！{榊一郎、HJ文庫}
  極めていつもの榊一郎。まあ好きなら読んでもいいかもね、という感じ。
  ってこいつもゴールドベルグ変奏曲と同様リサイクル系ですか。マジ弾ねえのなHJ文庫。
• 神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト{高殿円、GA文庫}
  高殿円は確か2冊目。大筋はともかく細かいところの感性の部分でこれは絶対自分には書けない文章だなあ、と思ったのも以前と一緒。これで成立するんだなー、という感慨。…いやひょっとすると、自分の文章もそんな感じなのかもしれんけど
• ティンカー{ウェン・スペンサー、ハヤカワSF文庫}
  なにこのすごくライトノベル。サファイア賞だからそんなもんで正しいんだけど、それにしたってこれはすごい。しかし1冊でふつーのライトノベル的3冊ぶんぐらいの中身はあるのであるいみお得かも（ぉ　
• 時空のデーモン めもらるクーク{丸戸史明、同人誌}
  買う気はまったくなかったにも関わらず、2日目に売ってた場所が隣だったよしみとかなんとかが巡りめぐって何故か入手。
  同じ一冊の中でどんどん書き馴れていくあたりがいかにもというか。最初のほうは無理に小説を書こうとしてすげえダメな感じなのが、後のほうになると諦めて自分の土俵で勝負してる…ように思いました。そのへんどこまで計算してるのかは聞いてみたいかもなあ、なんてやや思ったり。
• 十三番目のアリス{伏見つかさ、電撃文庫}
  いろいろ発散気味でかついろいろと売れ線狙い。新人応募改稿作のわりにはソツなくこなしているけれど、どこまで作者主導なのかな…とも。2つ目のシリーズまでに色を固められるかが勝負どこ、かな？　どうでもいいけどひよこは東京銘菓ではありませんよと本当にどうでもいいことをツッコんでおく所存。
• 悠久展望台のカイ{早矢塚かつや、MF文庫}
  けっこー反則技だけどそれが気持ちいい感じ。てか作者若いなあ。天然でやってるんだとすると、はてまっとうな2作目が書けるのだろうかとドキドキしてきますよ。計算してるんだとすると末恐ろしいとこですが。まあ2作目に期待。
• 論理哲学論考{ルートヴィヒ・ ウィトゲンシュタイン、岩波文庫}
  まだ全部読んだわけではないですが、というか本当の意味で「読んだ」と言える日すら来るのかすら謎ですが。万一読む場合には原書と順番を入れ替えてあるラッセル先生による解説と併読することをお勧めします。まあじっくりと読む予定。