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{BoardGame}鷲巣麻雀牌と妖精奇譚

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{BoardGame}鷲巣麻雀牌と妖精奇譚

週末は同居人様が借り手きた鷲巣麻雀牌で遊ぶ会…だったのだが肝心のそれはプレイヤー1名の体調不良による轟沈により人数不足に陥り中途で終了。普通に一局、コンビ打ちで一局とか考えていたけれど、普通場の東場で頓挫してしまった。それでもいちおう感想を書くと、

といった感じ。「いっそ全局七対子狙いでいいよ、当り牌の有無が判定しやすいし」などという発言もあったり。

_で、稼働人数が3になったので仕方なくSan Fuanと妖精奇譚とかで時間を潰す。San Fuanは判断ミスでまくられて負け…だった。超がっかり。

妖精奇譚は、要するに「MtGのブースタードラフトは楽しい」という前提に基づいてデザインされたゲーム。まあ目のつけどころは悪くない。悪くないのだけど、問題はカードセットの中味にある。

で、これらの問題を抱えるがためにドラフトした後のプレイフェイズがとにかく単調になってしまう。MtGのドラフト戦が楽しいのはドラフトしてるときに延々プレイフェイズのことを考えているからだと思うので、明らかに魅力が減っている。

4人プレイだと3属性しかないために嫌でも競合状況が発生する…のは狙っているのだろう。問題は3人プレイの場合。3人が綺麗に3属性に分かれたりするとかなり引き勝負になってしまう。ベースシステムを考えるなら、3人プレイこそがもっとも有望そう(全てのプレイヤーが「隣」なので、ドラフト戦術の比重を大きくできる…はず)なのに、ドラフトにおけるカット(あるカードを「渡さない」ための選択をすること)の価値が低いのだ。ということで結局 '*' 集めゲームとなってしまう、と。

カードセットを工夫すればかなり感触の違うゲームになると思うので、エキスパンションや置き換えカードセットを作る余地はあると思うのだけれど。

とか思っていたら公式サイトにペアマッチ用のバリアントが載っている。考案者の名前も驚きだが、シンプルな追加で一気にプレイフェイズでの戦略性が向上しそうなのも驚きだ。これは試してみたい…かも。

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