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最近の雑想

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最近の雑想

冬コミに向けて同居人をブレーンストーミングの相手に巻き込みつつあれこれと思案をしている。そんなわけで近頃強く想っているのはディプロマシーが「実に素晴しいクソゲー」であるということ。

…これだと私と同居人の人以外には意味がちっとも伝わりませんね。折角書いているのだから(原稿の下書きも兼ねて?)もうすこしわかりやすく書き下してみる。

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kuon : ここではお初です。ディプロマシーって噂にはかねがね聞きますが(私は未プレイです)、お話によると、プレイヤー自体がランダム要素なので、そこが面白いわけでしょうか。プレイヤーがクソだと、クソゲーになりうるし、プレイヤーが素晴らしければ、名作ゲーになるって感じでしょうか。

white : 交渉主体のマルチプレイヤーズゲームに共通する話なのですが、「単なるランダム要素ではない」のがポイントです。(交渉時に)各プレイヤーはそれぞれの思惑を持って行動するので、その行動内容から意図がなんとなく読める、その意図を読んだり誘導したり裏をかいたりする部分がディプロマシーにおいてはプレイの中心になります。で、見かけ上のルールのすべてである盤上についてのルールは(ゲームトークンとしては重要だけど)真にプレイが行なわれるときのルールではない。より「ゲーム」にとって根源的な、ゲーム理論的な挙動が真のゲームの場(交渉の場)を支配することになります。

white : ところでクソなプレイヤーが(間違って)まぎれこんでいた場合、他の優秀なプレイヤーは最終的には共謀してクソなプレイヤーを排除しようとするでしょう。中間においては、クソのクソっぷりを知った上で散々騙して利用するわけですが。

Tsukasa : ディプロって地政学だと最近思いますな。久方ぶりにやりたいけど、この手のゲーム、最近やってないからなぁ

元TIMたなへ : 不完全性はゲームを面白くする要因でありその不完全性をコントロールするのがゲームの醍醐味。混沌に拍車をかけるために行動を指定したカードを引くランダムプレイヤーを混ぜてみるとどうだろうか?

white : 彼がランダムであるとわかっていると(というか多分早晩バレる)、周囲の全員でそいつを潰してから何事もなかったかのように通常のゲームに戻る、ってな流れになると思いますよ。

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