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< お買物 | (no title) >
アニメ版プラネテスも好きな人として、ひらしょーさんに反応してみるテスト。
_原作のどうにもアニメにしようのない展開・構成をアニメにするために、頑張って砕いて咀嚼して再構成している、。というのがアニメ版プラネテスのやりくちでしょう。
原作への準拠よりは、原作のエッセンスをいかに再現するかにこだわって、設定を変えることも(その結果原作ファンから多少の反感を買うことも)厭わなかった。でま、前半だけ見るなら失敗している感じが強いと思うのですが、最終的に通して見れば敢えて再構成に挑んだ甲斐はあったというレベルに達したんじゃないかと思いますです。
結局プラネテスって「人間と愛」の物語であって、それを「人が宇宙に立ち向かう」ことをモチーフに描き出している――そういうものでしょう。そしてそのエッセンスの点で考えるならば、アニメ版は確かにもうひとつの「プラネテス」と言ってもよい。
_ひらしょーさんがどこまで見て判断してるかが気になるところですが、シリーズとしてのベースが固まるのが13〜14話ぐらいで、本格的に面白くなってくるのは20話前後だと思います。その遅さはそれだけで失敗なんじゃあ、という気もしますが。
ただ、少なくともラストの処理の仕方は原作よりよっぽど上です(苦笑 まあ、風呂敷広がり過ぎて「とりあえず終わらせた」原作と比べるのが間違いですけど。