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< 杜の奇跡6に行ってきました。 | (no title) >
なんか期待されているので(T)RPG用語における「ロールプレイ」について思うところを少々。むしろ私周辺の人々的には火塚さんちのたっちゃんのタスクのような気がしないでもないけれど。
_exさんところの議論はちゃんと抑えてあるかなー、という印象。でも形式の問題で読みにくいのでなんとなくまとめてみる。
_まずは歴史認識。(T)RPGというのは、SGの一派としてのアクチュアルシミュレーション(*1)から派生したもの、ということになっている。すくなくともD&Dはそういう系譜で産まれたものだろう。もう一方の始祖とも言える「トラベラー」の発祥はよく知らない(ぉ
で、元がSGであるからには当然D&Dもタスクプレイ(*2)するゲームだった(*3)。が、D&Dはその発生が「指輪物語ごっこ」のためのものだったことはおそらく疑いようがないので、自然「キャラクタープレイ(*4)」も行われるようになったのだろう。
日本においてはこれに拍車をかけたのが「読み物としてのリプレイによる紹介」(*5)だというのも、まあそうだと思う。しかしながら、日本国内だけでなくアメリカでもこのへんを逆手にとった「タスク=キャラクタープレイ」なゲーム(*6)が出てきたことには言及しておきたい。
_まあ、実のところ(T)RPGにおいては「ルール+GM(+シナリオ)」が「ゲームシステム」「ゲームデザイン」なのだ、という身も葢もない話があって。「熱血専用!」の原型が「パワープレイ」で遊ばれたセッションだった、とかはその筋では有名な話。結局ゲームを最終的に「デザイン」するのはGMなのです(*7)。
_でまあ、人狼ってのは一義的にはタスクプレイをするゲームなんじゃないかとは思います(ルール)。しかしその上でどんなスタイルでやるかはその場のノリで決まること。とまあこないだ言ったことと同じ結論なわけですが。しかしまあ、リアルでやったらタスクプレイすらする暇なんてほとんどなかったけどなー。
_期待されてるかもしれない「超人ロック」の話についてはまたいずれってことで。