ということで、幹事様から「義務」とまで言われたこともあり、てきと
ーに綴ってみたいと思う次第である。
さて、当日は午前11時から零次会として座談会がある、とのことであっ
たが、LUNARにハマって生活を崩していた私は「そんなもんに出た
ら体がもたない」との理由で、壱次会からの参加ということにした。
集合は、渋谷ハチ公前、17:00
すっかり日も短くなったもので、もう17:00近くなった時点では夜の気
配があたりを覆っていた。
16:50頃、ハチ公前に到着。
何やら風船を膨らませ始めた人間を発見。もしや、と思っていたら、そ
れらしき人間が接触を試みているのを目撃。で、近付くと、何やら怪しげ
なプラカード。
大当り、であった。
で、幹事様方の手が足りないので私がなんとなくプラカードを受け取る。
この時点で、私はまだ誰にも挨拶してない。厚かましいことこの上ない
ことである。
で……人が集まりだし、怪しさを振りまき始めたところで、ポスター登
場!
デカい。こんなものを、渋谷ハチ公前に飾るとは……「ATフィールド
展開!」と言ったノリで、一種異様な空間が形成される。
さて、誰も顔を知った人間はいなかったので、とりあえずなーんも考え
ずに壱次会会場へと移動。
で、壱次会。
普通の飲み屋である。わりとさっさと座ってしまって、他の人が座るの
を待つ。私の近くになった人は――高嶋氏、AD夏目氏、プロフェッサー
圧縮氏、阿世賀氏、猫山嬢……までは覚えている。あとは、記憶にない。
まぁ、普段の私の記憶力からすれば上等である。
プロフェッサー圧縮氏、華麗なる変身! などという事件もあったが、
つつがなく飲み会は進行した。
自己紹介の時、PBMのプレイヤー募集などかけたが、しかし所詮酒の
席、きっと誰一人として聞いてはおるまい。
でもって、私は……高嶋氏&圧縮氏と、阿世賀氏&夏目氏&猫山嬢のグ
ループをつまみ喰いするように話に参加した。
で、2次会への移動。nary氏を中心とした一団の話にときどきちょっか
い出しながら、進んで行く。
そして、駒場寮到着。
「をををををっ!」
そこは、何とも言えぬ良き雰囲気に包まれていた。私は、オフ会などそ
っちのけでその雰囲気に浸りたくなった。これこそ私の求めていたものだ!
という感動が胸の中を渦巻き、ここで一晩過ごせるだけで幸せになれる
だろう、と予感した。
とは言え、雰囲気に浸るだけではもったいない。ということで、小説座
談会突入!であったが……2次会費集め、仮宿泊書類への記入、更には記
念撮影、コスプレコーナー(?)などで幾多の中断。
で、記念撮影後、座談会再起動。
私はわりと勝手に喋っていた気がする。申し訳ないかも。
11時あたりだったろうか、nary氏、圧縮氏を始めとした何人かが帰ら
れる。
で、人数が絞れた後、また白熱した話になったのだが……
私が菓子をむさぼるように食べるのを見て、となりの猫山嬢がしきりに
食べものを差し出してくれるという状況を招くというなかなかに間抜けな
ことをしてしまったりしたが、そんなことはどうでもいい。
とにかく、会話ははずみ……といった所で、ビデオ鑑賞会が入り、中断。
最初のころは見てたけど、私はMtGの誘惑に駆られ、もんすた氏と戦
いはじめた。
で、しばらくして座談会が再開。
座談会幹事である林氏が呼び寄せた「最終兵器」山口氏を交え、話は
「小説家の心得」という本題とは全く関係ない方向で盛り上がる。
ここで激しく洗脳される私。
どう洗脳されたかは、最後に述べるとしよう。
で、座談会はいつの間にやら終了し、カラオケ隊とビデオ隊に分かれる
事となった。
私はカラオケ隊に参加。
いきなり「あんな歌」を歌ってしまったりした、という暴挙をかました
りもしたが、まぁ、多目に見て頂きたい。
ここでは長久さんの高音の素晴らしさに驚嘆した。
帰還すると、死亡者も出始めていた。
だが、それをよそに、アニメ誌を肴にナデシコ話で盛り上がる。
で、しばらくすると……いつの間にやら、エヴァ最終回の解釈話となっ
ていた。
実はその辺の話は「考えてやらない」という人なので、いまいち入りに
くかったが、非常に楽しい話を聞かせてもらえた。
そして、ついに私も死亡。だが、死んでいたのはせいぜい2時間と思わ
れる。
とりあえず解散が告げられるが……残っている。
いや、前述の通り、駒場寮の雰囲気がたまらず、ひたっていたのである。
駒場寮内を散策しながら、雑談を交わしていると、いつの間にか昼時が
近い。
で、林氏、山口氏、牛窓氏、西井嬢、ssuzuki氏、MIDNiGHT氏、私、とい
う面子で、とりあえずブランチでも、ということになり、渋谷に向かう。
時間が丁度昼となってしまったという不幸にもめげず、なんとか空いてい
る店を見つけ、食事。このへんまでくると、もはや記憶がモウロウとしてい
る。
西井嬢の「参考にバンダイのLMHGエヴァ初号機が欲しい」という要望
に応えるべく、イエローサブマリンへ。だが、お目当てのLMHG初号機は
発見されず。
で、そのまま流れで解散となった。
以上がオフミレポートとしての文章だが……
約束どうり、洗脳内容について書いておこう。
いや、「洗脳」というのが大袈裟な表現なのだが、要は「小説家として本
気で心構えをする覚悟」を決めてしまったのである。
覚悟完了! といった所か。
ということで、ここで言うのもなんだが、Arc is not beの年内完結と、オ
リジナルの小説の方の拡充を誓って、このレポートを終わりにしたい。